「大音量で、希望に満ちていて、そして驚くほど感動的」——16年ぶりに舞台へ戻ったオアシス兄弟を追うドキュメンタリー
ロッテントマトの批評家支持率96%。
9月11日から2週間限定で公開されているドキュメンタリー映画『オアシス:ドント・ルック・バック・イン・アンガー』に、Xでこんな評が投稿されています。
「大音量で、希望に満ちていて、そして驚くほど感動的」——タイムアウト誌のフィル・ド・セムリエンさんの言葉です。
上映期間は残りわずか。
観に行くかどうか迷っている方に向けて、この映画が何を記録した作品なのか、そして兄弟の16年をどう追っているのかを調べてまとめます。
先に結論をまとめると:
– リアムとノエルのギャラガー兄弟が、2009年の解散から16年ぶりに共演した2025年の再結成ツアー「Oasis Live ’25」に密着したドキュメンタリー
– 劇中には、兄弟が約20年ぶりに顔をそろえた合同インタビュー映像も収録されている
– 9月11日から2週間限定公開で、ロッテントマトの批評家支持率は96%
タイムアウト誌の一文がXで伸びていた理由
Xで伸びていた投稿は、映画の宣伝ビジュアルを紹介するものでした。
ステージ上で二人の人物が顔を寄せ合う場面に、批評家の評とロッテントマトのスコアが重ねられています。
観客・批評家から驚異的な高評価を獲得&大ヒット上映中🎊
— Oasis Japan / オアシス日本公式 (@Oasis19931997) 2026年9月13日
「大音量で、希望に満ちていて、そして驚くほど感動的」
── フィル・ド・セムリエン|タイムアウト
映画『オアシス:ドント・ルック・バック・イン・アンガー』9/11より2週間限定公開🎬#オアシス #映画ドンルク @disneystudiojp pic.twitter.com/dgIkSZFh3T
投稿本文には具体的な人物名までは書かれていませんが、批評家支持率93%(画像内の表記時点、現在は96%まで上昇)という数字と、絶賛の一文が並ぶビジュアルです。
ただ、このビジュアルだけでは兄弟の間に実際何があったのか、映画がどこまで踏み込んで記録しているのかまでは分かりません。
そこで作品の中身を調べてみました。
調べて分かったこと
「20年ぶり」と「16年ぶり」、2つの数字が出てくるのはなぜか?
オアシスは1991年にマンチェスターで結成され、2009年にノエルさんが脱退を表明したことで解散しました。
そこから15年を経た2024年に再結成が発表され、2025年に行われたのが本作の題材となったワールドツアー「Oasis Live ’25」です。
解散からツアーまでを数えると16年で、これが「16年ぶりの共演」という表現の根拠になっています。
一方、映画には兄弟が並んでインタビューに答える映像も収録されており、こちらは「約20年ぶり」と伝えられています。
共演と合同インタビューは別々の出来事なので、期間の数え方が違う2つの「〜年ぶり」が同時に成立している、というのが実際のところです。
なぜ「Oasis Live ’25」は日本で特別なツアーだったのか?
ツアー自体の規模も見ておきたいところです。
「Oasis Live ’25」は世界17都市で全41公演が行われた大規模なワールドツアーで、日本公演はそのうち30公演目にあたります。
オアシスにとって12回目の来日でしたが、前回の来日から数えると、こちらも16年ぶりのことでした。
直近の来日公演は2009年のフジロック・フェスティバルで、以降オアシスとしての来日は途絶えていたためです。
つまり「16年」という数字は、兄弟の共演だけでなく、バンドとして日本のファンの前に立つまでの空白の長さも表しています。
ヴェネチア国際映画祭で何があったのか?
本作は9月5日、第83回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション外部門でワールドプレミアを迎えました。
このときリアムさんとノエルさんが揃って公の場に姿を見せたことも、あわせて話題になっています。
監督はウィル・ラヴレースさんとディラン・サザンさん、脚本はスティーヴン・ナイトさんが手がけました。
ツアーのステージやリハーサル、バックステージへの密着に加え、前述の合同インタビューを収めた構成になっています。
2週間限定公開は、いつまで観られるのか?
公開は9月11日(金)からで、案内されている上映期間は2週間です。
単純に計算すると9月24日ごろが目安になりますが、上映回数や終了日は劇場によって異なる場合があります。
観に行く予定がある方は、最寄りの劇場の上映スケジュールを事前に確認しておくと安心でしょう。
Shiritomo MOVIE編集部の考察
今回のドキュメンタリーが興味深いのは、ライブ映像そのものより「兄弟の16年」というストーリーを前面に出して売られている点です。
単なるコンサート記録であれば熱心なファン以外には響きにくいものですが、対立していた兄弟が舞台に戻ってくるまでの物語に組み替えることで、バンドを知らない世代にも間口を広げる作りになっています。
批評家支持率96%という数字も、演奏そのものより「関係性の変化をどう描いたか」への評価が大きいと見るのが妥当です。
2週間限定というスクリーニング期間の短さは、リバイバル系の映画によくある「話題になっているうちに観てもらう」配給戦略とも読み取れます。
まとめ
16年間離れていた兄弟が舞台に戻るまでを追った本作は、9月11日から2週間限定で公開中です。
批評家支持率96%という評価の高さも、単なる同窓会ではない物語としての厚みを裏付けています。
さらに深掘りしたい方へ
公式の作品情報はウォルト・ディズニー・ジャパン公式サイトで確認できます。
ヴェネチア国際映画祭での様子はディズニー公式のニュース記事、兄弟の16年ぶりの共演についてはdtimesの記事でも詳しく紹介されています。