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「We are officially cooked」──OpenAI Codex障害からの復旧後、有料ユーザー全員に利用枠リセットが届いた一夜

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月27日 更新
「We are officially cooked」──OpenAI Codex障害からの復旧後、有料ユーザー全員に利用枠リセットが届いた一夜

「We are officially cooked」。
深夜に叩き起こした妻に障害の話をしたら「まだ70%も残ってるんだけど」と返され、布団から飛び出してデスクに向かった——そんな一夜の顛末をこう締めた投稿が、OpenAIのコーディングツール「Codex」の障害直後にXで共有されました。
日本時間9月26日の朝に約56分間発生したこの障害は、復旧後に有料ユーザー全員の利用枠がリセットされるという思わぬ結末を迎えています。
CodexやChatGPTで日常的にコードを書いているAI活用者にとっては、障害そのものより「止まったときに何が起きて、どう補填されるのか」の方が気になるところです。
この記事では、OpenAIの公式ステータスページとXの投稿を確認しながら、一晩の出来事を整理しました。

先に結論をまとめると:
– OpenAIのコーディングツール「Codex」は日本時間9月26日午前7時58分から8時54分ごろまでの約56分間停止し、ログイン中でも「401 Unauthorized」エラーが表示されました
– 復旧を発表したCodex責任者のTibo氏は、有料版CodexとChatGPT Workの利用枠を全ユーザー分リセットすると明言しました
– リセットは翌27日朝までに全ユーザーへの反映が完了したと、Tibo氏の発言を伝える別ユーザーの投稿で報告されています

「ログインしているのに401」——56分間の停止で何が起きたか

OpenAIの公式ステータスページによると、障害はCodex Web・Codex API・CLI・VS Code拡張機能の4つのコンポーネントに及び、日本時間9月26日午前7時58分ごろから8時54分ごろまで、約56分間にわたって完全に停止した状態が続きました。
ユーザー側には「401 Unauthorized: Incorrect API key provided」というエラーが表示され、自分でAPIキーを入力していないChatGPTアカウント経由のログインでも同じエラーが出ていたと報告されています。
海外メディアの報道でも、この間はCodexのアプリ・CLIツール・デスクトップクライアントが一律に使えない状態だったとされています。

復旧を最初に発表したのは、Codexの開発を率いるOpenAIのTibo(thsottiaux)氏でした。
投稿を日本語に訳すと「復旧した、CodexとChatGPT Workの両方で有料ユーザー全員の利用枠をリセットする、短い混乱について申し訳ない」という内容です。

単なる復旧報告ではなく、利用枠の補填までその場で約束した点が、その後の反応の広がりにつながりました。
ただ、この時点では「全ユーザーに実際に反映されたのか」まではまだ分かりません。
そこで、その後の経過も確認しました。

利用枠リセットは実際どこまで届いたのか

Tibo氏の投稿から数時間後には、深夜対応をめぐるユーザーの反応もXに広がりました。
日本語に訳すと「OpenAIが予想外のCodex障害と利用枠の全リセットを発表した。
私は深夜3時に妻を起こしてこのことを伝えた。
彼女の返事はこうだった。
『え、私まだ70%も残ってるんだけど』。
彼女は毛布を跳ね除けてデスクに向かい、今も暗闇の中でコードを書いている。
We are officially cooked」という内容です。

利用枠リセットが「使い切っていない人にも平等に効く」というやや滑稽な副作用を、身近な体験談として伝える投稿でした。

結局、全員に反映されたのか?

投稿から1日近く経った時点でのフォローアップも見つかりました。
この投稿によると、Tibo氏は続報として、リセットが「すべて反映された(all propagated)」とCodexとChatGPT Workの両方について伝えています。

つまり、最初の約束から一晩を挟んで、実際に全ユーザー分の反映が完了したとTibo氏が伝えたことが、別の投稿を通じて確認できた形です。
一方で、障害の技術的な根本原因そのものはステータスページ上で明示されておらず、「root cause is identified」という記載はあるものの、具体的な内容は公開されていません。
原因を特定した上で対応を進めた、というのが現時点で言える範囲のようです。

ChatGPTやCodexが落ちたとき、どこで確認すればいいのか

このような障害は今回に限った話ではありません。
実際、Google広告のキーワードプランナーによると「chatgpt障害」は2026年8月時点で月間3,600件ほど検索されており、突発的な話題というより毎月一定数の人が確認したくなる言葉のようです。
障害が起きたときにまず見るべきなのは、OpenAIが公開している状況ページ(status.openai.com)です。
今回の障害もここに経過が随時更新されており、「調査中」「原因特定」「対応中」「復旧」という段階をリアルタイムで追えます。
加えて、Tibo氏のようなOpenAI社員の個人アカウントが復旧状況や補填の詳細を先に発信することもあるため、公式アカウントに加えて開発チームの発信もあわせて見ておくと、状況をより早く把握できそうです。

Shiritomo編集部の考察:詫びリセットは「信頼のコスト」を可視化した

今回のケースが興味深いのは、障害そのものより「利用枠リセット」という対応の方が拡散した点です。
AIコーディングツールは有料プランの多くが「月〇〇回まで」という利用枠制で、障害中に消費できなかった枠がそのまま無駄になる仕組みへの不満が積もりやすい領域です。
Tibo氏が復旧発表と同時に利用枠リセットを明言したのは、障害の埋め合わせを後回しにせず、即時に見える形で示した対応と言えます。
似た障害対応は同業のAIコーディングツールでも起きており、同じ9月に発生したClaude Codeの短時間障害でも利用制限の扱いが話題になりました。
有料の開発者向けツールでは、障害の長さそのものよりも「止まった分をどう補うか」の速さと透明性が、ユーザーの継続利用の判断に直結しやすいと考えられます。

まとめ

OpenAIのCodexは日本時間9月26日朝に約56分間停止しましたが、復旧直後に有料ユーザー全員への利用枠リセットが明言され、翌日までに反映が完了したことが確認されました。
障害の技術的な原因は公開されていないものの、対応の速さと透明性がユーザーの反応を大きく左右した一晩でした。

さらに深掘りしたい方へ

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障害の経過はOpenAIのステータスページ「Issues with Codex」でも確認できます。