釜山国際映画祭に日本映画3作品が集結、『うるわしの宵の月』『汝、星のごとく』『薔薇の鎖』
韓国・釜山で現地時間10月6日に開幕した「第31回釜山国際映画祭」の開幕式レッドカーペットに、日本の映画チームが3組続けて登場しました。
会場となったメイン会場「映画の殿堂」の野外スクリーンは約5000席。
それぞれ別の部門に出品された3作品が、同じ開幕式の夜に重なった格好です。
10月6日から15日までの会期中、各チームの現地での動きが続いています。
先に結論をまとめると:
– 『うるわしの宵の月』『汝、星のごとく』『薔薇の鎖』の3作品が、第31回釜山国際映画祭の開幕式レッドカーペットにそれぞれ登場しました
– 公開日は『汝、星のごとく』が10月9日、『うるわしの宵の月』が10月23日、『薔薇の鎖』が12月11日と、時期が分かれています
– 『リバイアサン』チームも応援の投稿をしていますが、この映画祭には出品されていません
開幕式では何が起きていたのか
最初に登場したのは、道枝駿佑さん主演の『うるわしの宵の月』チームです。
道枝さんとヒロインの安斉星来さん、竹村謙太郎監督の3人が、オープンシネマ部門(人気と芸術性を兼ね備えた新作を上映する部門)の出品作としてレッドカーペットに立ちました。
初めての海外映画祭参加だったといい、道枝さんは「圧倒的な生の歓声に包まれて、とにかくその場に集中するしかないほど、あっという間でした」とコメントしています。
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— 東宝映画情報【公式】 (@toho_movie) 2026年10月7日
#うるわしの宵の月
レッドカーペットで魅せた
“うるわしい”姿に韓国ファン大熱狂!
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🎬10月23日(金)公開#道枝駿佑 主演
映画『うるわしの宵の月』
道枝駿佑、安斉星来、竹村謙太郎監督が
第31回釜山国際映画祭
開幕式レッドカーペットに登場!
◇初の海外映画祭への参加について… pic.twitter.com/45go9THUxf
同じ開幕式には、横浜流星さん主演・藤井道人監督の『汝、星のごとく』チームと、丸山隆平さん・沢尻エリカさんがW主演する『薔薇の鎖』チームも参加しました。
3作品がそれぞれ単独でこの時期の釜山に出品されていたことになります。
ただ、同じ「釜山」でもこの3作品は出品部門も公開時期も違います。
そこを詳しく見ていきます。
調べて分かったこと
3作品はなぜ出品部門が分かれているのか?
『うるわしの宵の月』はオープンシネマ部門、『汝、星のごとく』はアジア映画の窓部門、『薔薇の鎖』はミッドナイト・パッション部門と、3作品はそれぞれ異なる部門への出品でした。
公開日も、『汝、星のごとく』が10月9日と最も早く、続いて『うるわしの宵の月』が10月23日、『薔薇の鎖』が12月11日と公開を控えています。
同じ開幕式に重なったのは、それぞれ別の審査・選考を経て招待された3作品が、たまたま同じ映画祭の同じ年に揃った結果です。
横浜さんは同映画祭のレッドカーペットには初参加で、藤井道人監督とともに参加できたことを「感慨深く光栄」とコメントしています。
【丸山隆平×沢尻エリカ イベントレポ🎬✨】
— Korepoコレポ (@Kkorepo) 2026年10月6日
映画『薔薇の鎖』チームが第31回釜山国際映画祭のレッドカーペットに登場!
丸山隆平は黒のスーツでシックに、沢尻エリカは美脚がのぞく黒のミニ丈ドレスで観客を魅了🖤
W主演の2人と佐藤佐吉監督が、世界初上映を前に釜山を華やかに彩りました!… pic.twitter.com/Ez4ugFPHje
『薔薇の鎖』チームは丸山さんと沢尻さんのW主演で、佐藤佐吉監督とともに登場しました。
投稿によると、この映画祭での上映は世界初上映にあたるといいます。
『リバイアサン』はなぜ参加作品に入っていないのか?
今回の釜山国際映画祭をめぐるXの投稿の中には、道枝駿佑さん・出口夏希さん・藤井道人監督の3ショット写真とともに「※本作は釜山国際映画祭に出品されておりません」と明記したうえで、『うるわしの宵の月』『ルックバック』『汝、星のごとく』を応援する内容のものがありました。
釜山国際映画祭から
— 映画『リバイアサン』公式 (@lev_movie) 2026年10月7日
奇跡の3ショットが到着しました。#道枝駿佑 #出口夏希 #藤井道人
※本作は釜山国際映画祭に
出品されておりません。
映画『#リバイアサン』は
『うるわしの宵の月』
『ルックバック』
『汝、星のごとく』
を応援しています。 pic.twitter.com/tkv3oyKF5B
この投稿の『#リバイアサン』は、今回の釜山国際映画祭には出品されていない映画です。
投稿の中で名前が挙がっている『うるわしの宵の月』『汝、星のごとく』の2作品は今回紹介した通り釜山に出品されていますが、同じ投稿内で触れられている『ルックバック』が今回の釜山の出品作に含まれているかどうかは、この記事で確認できた一次情報の範囲では分かりませんでした。
『リバイアサン』自身が出品作でない点は、投稿本文に明記されている通りの事実として扱っています。
Shiritomo MOVIE編集部の考察
1つの映画祭の開幕式に、出品部門も公開時期も異なる日本映画が3作品重なるのは、アジア最大級とされる釜山国際映画祭が日本映画を複数ジャンルで受け入れていることの表れともいえます。
公開前の作品にとって、海外映画祭での反応は国内の宣伝材料になりやすく、現地の歓声や観客の様子がそのまま公開前の話題づくりにつながる構図です。
一方で、同じ映画祭・同じ日の出来事として並べて報じられると、出品部門や公開日の違いが読者に伝わりにくくなる面もあります。
今回のように出品作でない作品が応援目的で便乗する投稿も出てくるため、「誰が、何を、どの立場で発信しているか」を分けて見る必要がある場面といえそうです。
まとめ
第31回釜山国際映画祭の開幕式には、出品部門も公開日も異なる日本映画3作品——『うるわしの宵の月』『汝、星のごとく』『薔薇の鎖』——がそれぞれレッドカーペットに登場しました。
公開はこの後、10月9日・10月23日・12月11日と順に続きます。