汝、星のごとく、公開21日間で興収15億円・動員100万人――原作者も舞台のしまなみ海道へ
『汝、星のごとく』の興行収入が、公開21日間で15億円を超えました。
観客動員は100万人を超えました。
原作小説も今、文庫ランキングの上位を独占しています。
映画が気になっている人には、原作まで含めて作品の勢いをつかみやすいタイミングと言えそうです。
先に結論をまとめると:
– 公開21日間(10月9日〜10月29日)で興行収入15億円・観客動員100万人を達成
– 原作者の凪良ゆうさんが、ロケ地のしまなみ海道を自ら訪問
– 公開2週間を過ぎてから感情が深まったと振り返る感想もみられる
Xでの盛り上がり
10月30日午後、映画公式X(@nanji_movie)が興行収入の最新実績を伝えました。
10月9日の公開から10月29日までの21日間で、興行収入15億円・観客動員100万人を突破したという発表です。
⠀ 映画『#汝星のごとく』
— 『汝、星のごとく』映画公式アカウント (@nanji_movie) 2026年10月30日
⋆✩ 興行収入 15億円 突破 ✩⋆
(10/9〜10/29までの21日間)
15年にわたる愛と選択の物語。
すでにご覧になった方もこれからの方も、
ぜひ映画館の大きなスクリーンと音響で
何度でもご体感ください.˖⭐︎
『汝、星のごとく』大ヒット上映中! pic.twitter.com/LSeGNyW9sf
横浜流星さんと広瀬すずさんがW主演を務め、藤井道人さんが監督した本作は、凪良ゆうさんの同名小説を原作にしています。
公開3週目に入っても勢いが落ちていないことは、この数字が示す通りです。
では、この勢いの背景には何があるのでしょうか。
調べて分かったこと
原作小説はどうなっている?
原作小説『汝、星のごとく』と続編『星を編む』(ともに講談社文庫)は、10月12日〜18日の週間文庫ランキングで1位・2位を独占しました。
公式ビジュアルブック『星をさがしに 映画『汝、星のごとく』公式ビジュアルブック』も、10月15日の発売直後に重版が決まっています(配給元が10月30日に発表したプレスリリースによる)。
映画と原作の両方が同時に売れている状態です。
俳優たちは作品をどう見ているのか
俳優の北村匠海さんのコメントが、10月30日昼に公式Xで紹介されました。
絶賛コメント到着✉️⭐︎*・゚
— 『汝、星のごとく』映画公式アカウント (@nanji_movie) 2026年10月30日
✧ 俳優 #北村匠海 さん
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"人生を思い返す余白。
⠀ 笑ったり泣いたりなんて
⠀ そんな簡単じゃないな運命は。
⠀ そんな映画です。"#汝星のごとく 大ヒット上映中 pic.twitter.com/e6ZUjwAM2W
北村さんは「人生を思い返す余白。
笑ったり泣いたりなんてそんな簡単じゃないな運命は。
そんな映画です」とコメントしています。
作品には横浜流星さん・広瀬すずさんのほか、松村北斗さん(久住尚人役)、長谷川博己さん(北原草介役)、中村アンさん、濱田岳さんらが出演しています。
原作者自身もロケ地を訪れている
10月31日の朝には、原作者の凪良ゆうさんが自身のXで、ロケ地となった愛媛県立しまなみ高等学校(旧・今治西高伯方キャンパス)を訪れたことを報告しました。
しまなみ海道を渡って現地入りし、生徒との交流を予定しているという内容です。
おはようございます。昨日から尾道にきています。今日はしまなみ街道を渡って、映画『#汝星のごとく』のロケ地にもなった愛媛県立しまなみ高等学校(旧・今治西高伯方キャンパス)へ。生徒の皆さんとお話しできるのを楽しみにしています! pic.twitter.com/7QaLFrRTlf
— 凪良ゆう (@nagira_yuu) 2026年10月31日
原作者自らがロケ地を訪ねて発信する動きは、映画化後も原作と映画の両方への関心をつなぎ続ける試みの一つと見ることができます。
「ふとした時に思い出してちょっと込み上げてくるものがある」という感想も
公開から2週間が経った10月29日には、ある観客の感想に変化がみられました。
ある投稿は、横浜流星さん・松村北斗さん・広瀬すずさんら共演者の芝居を振り返り、「誰がそこまでやれと」と驚きを記しています。
🎬#汝星のごとく 凄いものを観た気が…
— ヨルベのない夜に踊る (@yorubenonaiyoru) 2026年10月29日
号泣。
・親も人間、なのだろうが子は子でいさせて
・横浜流星 誰がそこまでやれと(素晴らしい)
・松村北斗 誰がそこまでやれと(素晴らしい)
・広瀬すずケアラーすぎてしんどい😭
・長谷川博己、濱田岳、中村アン、有難う…
・ハイライト部分じっくり見せてくれ
別の投稿では、鑑賞直後は「まぁほどほどに泣けて良い映画だったな」という感覚だったものの、2週間経った今もふとした瞬間に込み上げてくるものがあると振り返っていました。
『汝、星のごとく』は正直そんなに騒ぐほどには刺さっていなくて
— キタガワタクミ | ライター (@yuriika_himitsu) 2026年10月29日
「まぁほどほどに泣けて良い映画だったな」くらいにしか思ってなかった
と思ってたけど、観てから2週間経った今もふとした時に思い出してちょっと込み上げてくるものがあるから多分めっちゃ刺さってた
泣けるほどにはつらい pic.twitter.com/egeLu5QZUd
この2つの投稿に共通するのは、鑑賞直後の感想と、時間が経ってからの感想が食い違っている点です。
原作小説が「15年にわたる愛と選択の物語」を描く長尺の物語であることを踏まえると、映画の余韻も一度では消化しきれない作りになっている可能性がありそうです。
Shiritomo MOVIE編集部の考察
『汝、星のごとく』が公開3週目に入っても興行収入を伸ばしている背景には、原作小説という「もう一つの入口」が機能している点があると考えられます。
文庫版が映画公開後に重版・ランキング上位を独占する動きは、映画を観てから原作に手を伸ばす層と、原作を先に読んで映画館に足を運ぶ層の双方が同時に動いていることを示しているからです。
さらに、原作者自身がロケ地を訪れて発信する行動は、公式プロモーションとは別の文脈でファンの関心をつなぎ続ける効果を持っています。
「鑑賞直後より2週間後のほうが刺さる」という感想が出てきたことも踏まえると、本作は公開直後の動員だけでなく、口コミが時間差で効いてくる設計の作品と言えそうです。
まとめ
興行収入15億円・動員100万人という数字の裏には、原作小説の売れ行きや原作者自身の発信、そして時間が経つほど深まる観客の感想が重なっています。
『汝、星のごとく』は、まだ勢いが続いている映画のようです。


