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VRChat界隈で広がるMBTI図鑑×自己紹介カードのAIブーム、あなたのタイプは何型?

shiritomo | AI・SNS・話題のテック情報メディア by Hashout編集部 @shiritomoAI_jp 2026年5月21日 更新

SNSで自己紹介するとき、「どうやって自分を伝えればいい?」と悩んだことはありませんか?

VRChat(バーチャルリアリティプラットフォーム)のユーザーたちの間で、今まさに面白いトレンドが続いています。
ChatGPTを使って、自分のMBTI(エムビーティーアイ)タイプをもとにした美しいイラスト付きの「図鑑型自己紹介カード」を生成し、Xに投稿するというブームです。

その起点となったのが、VRChatユーザーのぺろ汰さん(@perooota_VRC)が2026年5月9日に公開したChatGPTプロンプト。
公開直後から数千のいいねを集め、多数のユーザーが自分のMBTIカードをXに次々と投稿しています。

MBTIとは何か

まず、MBTIについて簡単に触れておきます。

MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)とは、人の性格を16のタイプに分類する心理学的な診断ツールです。
「外向型(E)か内向型(I)か」「直感型(N)か現実型(S)か」「思考型(T)か感情型(F)か」「判断型(J)か知覚型(P)か」という4つの軸を組み合わせて、INTJ、ENFP、ISFJといった4文字のコードで性格タイプを表します。

もともとはスイスの心理学者カール・ユングの理論をベースに開発されたもので、欧米では採用活動や自己分析に使われてきました。
日本では血液型占いのような形で親しまれていた時代もありましたが、近年はK-POPスターや韓流スターがSNSで自分のタイプを公表したことをきっかけに、Z世代を中心に急速に広まりました。

今や初対面の人とMBTIを打ち明け合い、「あなたはINFJなんだ!」と一気に距離が縮まる——そんな使われ方が当たり前になっています。

VRChat界隈でのMBTIブームはなぜ起きた?

VRChatは、アバターを使って仮想空間の中で交流するプラットフォームです。
顔が見えない、声だけのコミュニケーションが基本のため、自己紹介の質が「関係の入り口」を決める重要な要素になります。

そのVRChat界隈では以前から自己紹介カードの文化が根付いていました。
ユーザーIDや好きなゲーム、趣味とともに「MBTI: INFP」のような記載が並ぶスタイルが定番化しつつあります。

そこにAIが加わりました。

ぺろ汰さんが公開したプロンプトは、MBTIのタイプ・誕生日・星座・血液型などを入力すると、性格診断の説明と美しいイラストを組み合わせた「図鑑のような自己紹介カード」を生成するもの。
テキストだけの自己紹介が、ビジュアルを持った「自分の図鑑ページ」へと変わる感覚は、多くのユーザーの心を掴みました。

ChatGPTのプロンプトひとつで、まるで図鑑の1ページのような自己紹介カードが完成する——このユニークな体験が、SNS上での拡散を後押ししたと言えるでしょう。

AIとMBTIが生み出す新しい自己表現

このトレンドには、2026年のAI活用の文脈が色濃く反映されています。

これまで「画像生成AIで自己紹介カードを作る」といえば、プロンプトエンジニアリングの知識や試行錯誤が必要でした。
しかしぺろ汰さんのプロンプトはそのハードルを大きく下げ、MBTIタイプさえわかれば誰でも美しいカードを作れるようになっています。

また、MBTIを核にした自己紹介は、「一言で自分の性格を伝えられる」というタイパ重視の現代感覚にもフィットしています。
東洋経済オンラインの調査によると、Z世代の間でMBTIは「自己ブランディングのツール」として定着しており、相手との相性を測るコミュニケーションの入り口にもなっているそうです。

VRChatのような匿名性の高い空間では、「自分がどんな人間か」を伝える手段が限られます。
だからこそ、視覚的に美しく、かつ性格の特徴を的確に表現した図鑑型カードは、新しいアイデンティティの提示方法として注目されているのです。

ぺろ汰さんのプロンプトが起点となった輪

ぺろ汰さんは同プロンプトとともに、MBTI・血液型・星座・誕生日などを組み合わせてオリジナルキャラクターを作成するプロンプトも公開しています。

心理テスト形式で1・2・3などの選択肢に答えていくだけで、「性格・恋愛観・距離感・依存性・本質」が掘り下げられるというユニークな仕組みで、見た目に関する質問は一切せずに性格を引き出すアプローチが特徴的です。

こうしたプロンプトが起点となって、Xでは「自分のMBTIカードを作ってみた」という投稿が連鎖し、VRChatユーザーの間でゆるやかに広がるコミュニティ文化となっています。

MBTIとAIの組み合わせがもたらす可能性

今回のトレンドで興味深いのは、MBTIとAI画像生成の組み合わせが「自己紹介のエンターテイメント化」を生み出している点です。

単なる自己紹介文が、図鑑のページのような視覚的コンテンツに変わる。
自分のタイプを入力するだけで、AIが「自分らしい一枚」を生成してくれる。
この体験は、SNSでのアイデンティティ表現のあり方をじわじわと変えつつあります。

2026年のAI活用は、もはや仕事効率化の文脈だけではありません。
こういった「自己表現を豊かにするAI」の使い方が、コミュニティの中に自然な形で根付いていくのを目の当たりにすると、AIがどんどん生活に溶け込んでいることを実感します。

あなたのMBTIタイプは何型ですか?もし気になったら、ぜひ試してみてください。

まとめ

VRChat界隈で続くMBTI図鑑×自己紹介カードのブームは、ぺろ汰さんのChatGPTプロンプトが起点となり、Xで数千いいねを集めながら広がっています。
MBTIという性格診断ツールとAI画像生成を組み合わせることで、「図鑑型の自己紹介カード」というまったく新しい自己表現の形が生まれました。
AIが単なる業務効率化のツールを超えて、コミュニティ文化や自己表現の場にも溶け込んでいることを示す、面白い事例と言えるでしょう。

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