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「前進あるのみ」――崩れ続ける浮島の新作『エバーブリンク』、ハーヴェステラ4周年と同じ日に発表

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年11月5日 更新
「前進あるのみ」――崩れ続ける浮島の新作『エバーブリンク』、ハーヴェステラ4周年と同じ日に発表
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足元の島が、ターンを重ねるたびに背後から崩れていく。
逃げ場はなく、前に進むしかない――そんな世界観を掲げた新作ローグライクゲーム『エバーブリンク(Everbrink)』が、11月4日に発表されました。

発表したのは、東京のインディースタジオ「Impachi」。
代表の高大輔氏は、セガやグリーを経てスクウェア・エニックスに在籍し、『アナザーエデン 時空を超える猫』のプロデューサー兼ディレクター、『ハーヴェステラ』のプロデューサー兼ゲームデザイナーを歴任した人物です。
そして、この発表があった11月4日は、奇しくも高氏が手がけた『ハーヴェステラ』の発売からちょうど4年の記念日でもありました。
ゲームの発表タイミングとしては、少し意外な一致です。

先に結論をまとめると:
– 元『ハーヴェステラ』プロデューサーの高大輔氏が率いるImpachiが、新作『エバーブリンク』を発表した
– 島が毎ターン背後から崩れ続け、前進しか選べない「4Xローグライクデッキビルダー」というジャンル
– Steamで2027年に早期アクセス配信予定。
発表はハーヴェステラ発売4周年と同日だった

何が起きたのか

発表と同じ11月4日、X上では『ハーヴェステラ』の4周年を祝うファンの投稿が見られました。

この投稿は「ハーヴェステラ発売から、あっという間に4年!」というコメントとともに、キャラクターたちを描いた記念イラストを公開したものです。
「お粗末ですが個人的なイラストを一枚、感謝を込めて」という言葉からは、作品への思い入れが伝わってきます。
投稿は1,716件の「いいね」を集めました。

このイラストに描かれているのは、ハーヴェステラに登場する複数のキャラクターたちで、タイトルロゴとともに「2026.11.4」の日付が添えられています。
発売からちょうど4年というタイミングで、こうしたファンアートが投稿されています。

そして同じ日に飛び込んできたのが、そのハーヴェステラを手がけた開発者本人による新作発表でした。

調べて分かったこと――『エバーブリンク』とはどんなゲームなのか

「前進あるのみ」とはどういう意味なのか?

AUTOMATONやファミ通など複数のゲームメディアの報道によると、『エバーブリンク』は崩壊し続ける浮島を舞台にした戦略ゲームです。
プレイヤーは資源を集めながら支配する領域を広げていきますが、自分がいる島は毎ターン背後から崩れて小さくなっていきます。
後ろに戻る余地がないため、常に前へ進んで新しい土地を広げ続けるしかない、という緊張感のある設計です。

探索・拡張・開発・殲滅という、いわゆる「4X」と呼ばれる戦略ゲームの要素は、すべてカードを使って表現されます。
敵の拠点を破壊すると、新しい島と接合して自分の領域が大きくなり、それまで育てた施設やデッキはそのまま持ち越せる仕組みです。
支配領域に接した敵に対しては、ユニットカードで直接攻撃できる「急襲」というシステムも搭載されているとのことです。
道中には墓標や祭壇、商人といったイベント施設も用意されており、そこでカードを強化したり購入したりしながら先へ進んでいきます。

開発したImpachiとはどんな会社なのか?

Impachiは、今回の『エバーブリンク』が実質的なデビュー作となるインディースタジオです。
代表の高大輔氏は、セガで『ぷよぷよ!!クエスト』のプロデューサーを務めた後、グリーで『アナザーエデン 時空を超える猫』のプロデューサー兼ディレクター、スクウェア・エニックスで『ハーヴェステラ』のプロデューサー兼ゲームデザイナーを歴任しました。
四季の移ろいとアクションRPGを組み合わせた牧歌的な世界観の『ハーヴェステラ』と、島が崩れ続ける緊張感のある『エバーブリンク』は、手がける題材としては対照的に見えます。

いつ、どこで遊べるようになるのか?

対応プラットフォームはPC(Steam)で、早期アクセス配信は2027年を予定しています。
無料の体験版も準備中とのことです。
発表に合わせてSteamのストアページが公開され、ウィッシュリストの登録受付も始まりました。
発売日や価格など、詳しい情報はまだ明らかになっていません。

Shiritomo GAME編集部の考察:経歴が「次に何を作るか」のヒントになる

インディースタジオの新作発表では、スタジオ自体の知名度がまだ無いぶん、「誰が作ったか」という経歴が注目を集めやすい傾向があります。
今回の『エバーブリンク』も、高大輔氏が『ハーヴェステラ』や『アナザーエデン』で培った、牧歌的な世界観とシステムの緻密さという強みを、どう「崩れ続ける浮島」という緊張感のあるテーマに持ち込むのかが見どころになりそうです。

発表のタイミングが『ハーヴェステラ』4周年と重なったのは、意図されたものかどうかは明らかになっていません。
ただ、4周年を祝うファンアートが投稿されている同じ日に新作が発表されたことで、結果として「前作を支えてきたファンの目」が新作にも向きやすい状況が生まれました。
開発者自身の過去作とのつながりを打ち出すタイミングは、認知度がまだ低い新作スタジオにとって、無視できないマーケティング上の要素と言えるでしょう。

『エバーブリンク』が属する「ローグライクデッキビルダー」というジャンルは、ここ数年インディーゲーム市場で定番化しつつあります。
その中で差別化のカギになるのが、今回の「島が後ろから崩れる」という時間的制約の仕組みです。
単に強いカードを集めるだけでなく、崩壊という一方向に進むプレッシャーがプレイヤーの判断にどう影響するのか。
早期アクセスが始まる2027年には、実際のプレイ感がどう評価されるかが注目されます。

まとめ

元『ハーヴェステラ』プロデューサーの高大輔氏が設立したImpachiから、新作『エバーブリンク』が発表されました。
島が毎ターン崩れ続け前進しか選べないという独自の世界観を掲げる4Xローグライクデッキビルダーで、Steamでの早期アクセスは2027年を予定しています。
発表日が『ハーヴェステラ』発売4周年と重なったこともあり、今後も開発の続報に注目が集まりそうです。

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