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Xのいいね評価が過去最高の0.708に、動画を開くだけの視聴は11月5日から0点に

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年11月7日 更新
Xのいいね評価が過去最高の0.708に、動画を開くだけの視聴は11月5日から0点に

いいねの重みが0.66から0.708へ──。
Xの「For Youタイムライン」を動かす公開コードの中に、こう書き換わった行があります。
場所はhome-mixer/params/param.rsというファイルで、変更日は2026年11月5日です。
同じ変更で、動画を「開くだけ」のクリックは加点ゼロに下がりました。
SNSを運用している方、最近「おすすめ」の並びがまた変わった気がする方に関係のある話です。

先に結論をまとめると:
– 11月5日、Xの公開コードで「いいね」の評価係数が0.66→0.708、1秒あたりの滞在時間の係数も0.006→0.0075に上がった
– 一方で動画を「開くだけ」のクリックは0.02→0点に下がり、「興味なし」のペナルティも-52.272→-53.07へ強化された
– 連投や動画の貼りっぱなしより、人間らしい反応をすぐに得られる投稿が評価されやすくなる方向の変更

何が起きたのか

Xは2026年8月、「For You(おすすめ)」タイムラインを決めているランキングコードをGitHub上のxai-org/x-algorithmで公開しています。
このリポジトリはそれ以降もほぼ数日おきに更新が続いており、11月に入ってからも11月3日・5日・6日と連続でコミットが入っています。

このうち11月5日付のコミット(021afa44c)が、home-mixer/params/param.rs内の評価係数をまとめて書き換えました。
確認できた変更は次のとおりです。

  • いいねの重み(FavoriteWeight): 0.66 → 0.708
  • 動画を開いただけのクリック(VideoOpenWeight): 0.02 → 0
  • 1秒あたりの継続滞在時間(ContDwellTimeWeight): 0.006 → 0.0075
  • 「興味なし」の反応へのペナルティ(NotInterestedWeight): -52.272 → -53.07

数字だけ見ると細かい調整に見えますが、方向はそろっています。
「いいね」と「じっくり読まれた時間」の価値を上げ、「動画を開いただけで離脱」と「興味なしを押される」の2つの評価を下げる──つまり、軽く触れただけの反応より、最後まで見た・反応を返したという重い反応を優先する設計です。

調べて分かったこと

なぜこのタイミングなのか

11月5日の変更は単発ではありません。
同じリポジトリの直近の履歴を見ると、11月3日(コミットb220448)にも別の係数調整が入り、11月6日(2e2295b)にもさらに別の更新が続いています。
つまり「11月5日に大きな発表があった」というより、ほぼ毎日単位でパラメータの微調整が積み重なっているというのが実態に近いです。
10月にも「興味なし」の係数が-47.52から-52.272へ強化される変更があり、今回はその続きにあたります。

こうした変更を独自に追いかけている人は少なくありません。
X上で公開コードを分析しているユーザーの一人は、10月31日にこう投稿していました(10月30日時点の数値についての内容で、今回の11月5日の数値とは異なります)。

「興味なし」の数値が古いようです、という指摘から始まるこの投稿は、当時の重み(興味なし:-52.272、いいね:0.66など)を一覧にして共有する内容でした。

この投稿は、公開コードの数値が頻繁に更新されるため、古い数値がそのまま出回りやすいことを示す一例です。
今回の11月5日の変更についても、しばらくは古い数値のまま共有されるケースが出てくる可能性があります。

Xアルゴリズムの最新の重みを、自分で確認するには

今回のような係数は今後も変わり続けるため、「11月5日の数値」を覚えても長くは使えません。
読者自身が最新の値を確認したいときは、公開リポジトリの該当ファイルを直接見るのが最も確実です。

https://github.com/xai-org/x-algorithm/blob/main/home-mixer/params/param.rs

このファイルを開くとFavoriteWeightやNotInterestedWeightといった名前の行に、そのときどきの重みが書かれています。
更新頻度が高いぶん、ブックマークしておいて月イチ程度で見返す使い方が向いています。
実際に「Xアルゴリズム 最新」という言葉は、直近でも月間1,000件前後の検索があり、一度調べて終わりという話にはなっていません。

Shiritomo編集部の考察:明日からやることは2つ

今回の変更を運用の視点で読むと、やることは2つに絞れます。
1つは、投稿後すぐの反応を取りに行くことです。
滞在時間の重みが上がった以上、スクロールされて素通りされる投稿より、数秒でも読まれる投稿の方が評価されやすくなります。
もう1つは、動画を貼るだけで終わらせないことです。
動画を開かせるだけでは加点0になった以上、キャプションや本文で読ませる工夫がこれまで以上に必要になります。
10月の「コールドスタート」変更(優先表示される時間が投稿後48時間から2時間へ短縮された変更)と合わせて見ると、Xが評価の軸を「投稿直後の短い時間にどれだけ深く反応されるか」に寄せてきている流れが、今回でさらに一段進んだ格好です。

まとめ

Xの公開コードは11月5日、いいねと滞在時間の評価を上げ、動画を開くだけの反応と「興味なし」の評価を下げる方向に書き換わりました。
コミットはほぼ数日おきに続いているため、今回の数値も次の調整までの「現在地」として見ておくのが実用的です。

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