「2分間毛づくろいをしました」に”ガチで良すぎる”、犬用スマート首輪が刺さる理由
19時53分にごはんを食べました。
1分間走りました。
2分間毛づくろいをしました。
7秒間吠えました。
──愛犬の1日をここまで淡々と記録するアプリ画面が、Xで10万件以上の「いいね」を集めています。
投稿したのはねさん(@10jikanswimming)。
公開されたのは犬用スマート首輪アプリのログ画面で、食事や吠え声まで秒単位で刻まれた記録に、多くの人が「かわいすぎる」と反応しました。
ガジェット好きとしては、首輪ひとつでここまで細かく行動を可視化する仕組みが気になり、価格や機能を公式情報で確かめてみました。
先に結論をまとめると:
– 話題の首輪は「Pawlinq(パウリンク)」。
猫の見守りサービス「Catlog」を展開するRABOが2026年2月24日に発売した”犬専用”の新製品です
– 本体(首輪センサー+受信機のセット)は19,800円、月額利用料は1,180円(いずれも税込)と公式に明記されています
– AIが食事・歩行・毛づくろい・吠えなどを常時記録し、「元気スコア」という数値で日々の変化を見える化する仕組みです
「19時53分にごはんを食べました」が生む親近感
ねさんが投稿した画像には、愛犬「ねむ」(4才・2.8kg)の1日が時系列で並んでいます。
19時53分にごはん、1分間走った、2分間毛づくろい、4分間歩いた、7秒間吠えた、そして水を飲んだ──。
画面上部には体温26.8℃の表示もあり、下部には「大きな体調の変化はないようです」という一文が添えられていました。
この投稿には1,000件を超える引用が付き、飼い主同士の共感が連鎖しています。
実際の投稿はこちらです。
あかん…いぬの健康管理のためにスマート首輪買ってみたんだけど、行動記録がかわいすぎる pic.twitter.com/CKVVv55I2C
— ne (@10jikanswimming) 2026年8月19日
引用の中には「2分間毛づくろいをしました←この事実、ガチで良すぎる」という反応もあり、日常の何気ない仕草がログとして提示されるだけで愛おしく感じられる、という声が目立ちました。
ただ、ここまでは「かわいい」という感情の話にすぎません。
実際にどんな仕組みで、いくらで、何が記録されているのか。
公式情報を確認してみました。
Pawlinqとは何なのか、価格と仕組みを確認した
いくらで、何が届くのか?
RABOのプレスリリースによると、Pawlinqのセット内容は首輪センサー「Pendant」とデータ受信機兼充電器「Home」の2点で、本体価格は19,800円(税込)。
これに加えて月額1,180円(税込)の利用料がかかります。
この本体価格19,800円・月額1,180円という数字は、RABOの公式サイトに記載の金額とも一致していました。
なお2026年8月1日から9月30日までは、招待コードを使うと紹介者・新規登録者の双方が月額利用料2ヶ月分無料になるキャンペーンも実施されています。
ねさんの投稿画面にも「招待コード」ボタンが表示されており、この施策と紐づいたものと見られます。
何を記録して、何を教えてくれるのか?
公式発表では、Pawlinqは「食べる・水を飲む、走る・歩く、睡眠・休息、身体を舐める、吠える、安静時呼吸数・体温変化」を常時記録し、AIが「元気スコア」と「睡眠スコア」を算出するとされています。
普段と違う変化(元気がない、寝付けていない、体温上昇や呼吸数の増加など)を検知すると通知が届く仕組みも備わっているとのことです。
引用ツイートの中には、実家で飼っている別の犬にPawlinqを付けている投稿者の声もありました。
弟(実家犬)がつけてるけどとってもかわいい🍤💓
— 🐷🐨まゆげとこぷた🐨🐷 (@shiro1mayuge) 2026年8月19日
今日も元気なイッヌです
ゆっくりくつろいでます
ほっこりくつろいでます
フガフガ https://t.co/NlBZYxYegl pic.twitter.com/Ho0I2tLzF6
この投稿に添付された画面には「元気スコア108(直近の平均=100)」という表示があり、「今日も元気なイヌです」というコメントとともに、パーフェクトに普段どおり過ごしていることが伝えられていました。
ログを眺めるだけでなく、スコアという1つの数字に翻訳して見せる設計が、複数の投稿者から支持を集めている理由の一つのようです。
なぜ「Catlog」を作る会社が犬に参入したのか?
RABOはもともと猫の見守りサービス「Catlog」を提供してきた企業です。
RABOの発表によれば、Pawlinqは6年間で蓄積したCatlogの160億件以上のデータをもとにした深層学習モデルを土台にしつつ、犬専用に最適化したAIを新たに開発したとされています。
猫と犬では行動パターンも体の使い方も異なるため、単なる横展開ではなく、犬向けに設計し直したモデルという位置づけのようです。
Shiritomo GADGET編集部の考察
Pawlinqが興味深いのは、体温や心拍のような「数値」ではなく、「ごはんを食べました」「7秒間吠えました」という日本語の一文をメインの見せ方に据えている点です。
健康トラッカーは本来、異常検知という実用機能が中心ですが、この見せ方だと日常のログ自体がコンテンツになり、SNSでのスクリーンショット拡散という副産物を生みます。
人間向けウェアラブルの多くが「数字を見せて終わり」なのに対し、Pawlinqは元気スコアというワンクッションを挟むことで、獣医学の知識がない飼い主でも「今日はいつも通り」「今日はちょっと違う」を直感的に受け取れるようにしています。
19,800円+月額1,180円という価格も、人間用スマートウォッチと同程度の負担感で、ペットテック市場の裾野を広げる価格設定に見えます。
まとめ
Pawlinqは猫の見守りサービスで培ったAIとデータを土台に、犬専用に開発された首輪型ヘルスモニターでした。
話題になった「かわいい行動ログ」は演出ではなく、体調変化を検知するための記録がそのまま見える形で提示された結果と言えそうです。
この記事で取り上げた製品
RABO Pawlinq
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さらに深掘りしたい方へ
Pawlinqの詳しい仕様や価格は、以下の公式ページで確認できます。