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興収80.7億円のちいかわ映画、声優の名前が一つも出ない新OP映像を作ったのは誰か

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年8月14日 更新
興収80.7億円のちいかわ映画、声優の名前が一つも出ない新OP映像を作ったのは誰か

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は、公開から20日間で興行収入80億7000万円、観客動員563万人を記録しました。
絶好調のまま迎えた8月13日、劇場公開版とは別の新しいオープニング映像がYouTubeで公開されました。
画面のどこにも、声優の名前は出てきません。
テーマ曲「くつずれ」に乗せてちいかわたちの日常を描いたこの映像、構成を手がけたのは原作者のナガノさん本人だといいます。
話題作のプロモーションがどう組み立てられているか気になる方にとって、大ヒットの真っただ中にあえて「名前を出さない」映像を選んだ背景は、のぞいてみる価値がありそうです。

先に結論をまとめると:
– 公開20日で興行収入80億7000万円・観客動員563万人、今年公開の映画の中でも上位に入る大ヒットになっています
– 8月13日公開の新OP映像は声優クレジットなし、原作者のナガノさんが自ら構成を手がけたものです
– 映像公開と同時期に「お見送り上映会」や新グッズの展開も続き、公開3週目に入っても勢いを保つ仕掛けが重なっています

声優の名前がどこにもない新OP映像、Xで拡散

8月13日、映画の公式X(Twitter)アカウントが「キャラクター大集結」と題したノンクレジットオープニング映像(声優やスタッフの名前を画面に表示しない映像)の公開を告知しました。
テーマは書き下ろし曲「くつずれ」。
ちいかわたちの日常もふんだんに描かれた内容だと投稿には書かれています。

この投稿は1000万インプレッションを超え、13万件以上の「いいね」を集めました。

声優クレジットのない映像がこれだけ拡散するのは、単なる本編ダイジェストとは違う受け止められ方をしている証拠のようにも見えます。
ただ、この投稿だけでは、なぜこのタイミングで公開されたのか、本当に原作者が構成したのかまでは分かりません。
ここから先は、報道各社の記事と映画の公式情報をもとに確かめていきます。

調べて分かったこと

数字は本当に大きいのか?

映画は2026年7月24日に公開されました。
報道によると、公開3日間で興行収入約22億4000万円、10日間で44億円、17日間で67億7000万円・動員469万人、そして20日間で興行収入80億7000万円・動員563万人に達しています。
今年公開の映画の中でも上位のヒットとされ、歴代の興行収入ランキングでも上位圏に入ってきているようです。

翌8月14日、映画の配給を担う東宝の公式アカウントも、この数字とあわせてノンクレジットオープニング映像の公開を告知していました。

3日間で22億円を稼いだあとも数字が伸び続けている点は、公開直後だけで終わらない息の長いヒットになっていることを示しています。

声優の名前が出ない映像には、誰が構成したのか?

報道によると、このノンクレジット映像はちいかわが目覚めるシーンから始まり、ラジオ体操、散歩、草むしり、レモンのシールを貼る様子、討伐など、ちいかわたちの日常が描かれています。
登場するのはちいかわ、ハチワレ、うさぎのほか、モモンガ、くりまんじゅう、ラッコ、シーサー、古本屋、さらに鎧さんたちや「あのこ」「でかつよ」といった仲間たちです。

そしてこの映像の構成を考えたのは、原作者のナガノさん自身だと報じられています。
テーマ曲「くつずれ」を歌うハチワレの声を担当しているのは田中誠人さんで、公式サイトによれば主人公ちいかわ役は青木遥さん、うさぎ役は小澤亜李さんが務めています。
声優陣からは、モモンガ役の井口裕香さん、くりまんじゅう役の淺井孝行さん、ラッコ役の内田雄馬さん、シーサー役の島袋美由利さん、古本屋役の春海百乃さんのコメントも別途公開されました。
映像そのものに名前が出ないぶん、キャラクターの動きと歌だけで見せる作りになっているようです。

公開3週目でも失速していないのはなぜか?

映画の公式アカウントは、8月13日以降も新しい展開を続けています。
8月17日に福岡・ユナイテッド・シネマ福岡ももち、8月18日にTOHOシネマズららぽーと福岡など、各地で「また会う日まで」お見送り上映会が予定され、グッズ売り場では「島二郎」の大型ぬいぐるみや討伐マスコットといった新商品の発売も告知されていました。

映像・イベント・グッズがほぼ同じ週に重なって出てくる様子から、公開から3週間経った後も来場のきっかけを絶やさない構成になっていることがうかがえます。
断定はできませんが、動員数の伸びが17日目から20日目にかけて増えていることも、こうした継続的な仕掛けと無関係ではなさそうです。

Shiritomo ANIME編集部の考察

映画のプロモーションは、公開前に情報を出し切って初日を迎えるのが定石とされてきました。
しかし『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は、本来なら宣伝が一段落しているはずの公開20日目に、あえて新しい映像とグッズと上映イベントを重ねてきています。
予告編で客を呼び込む段階が終わったあとも、劇場に足を運んだ人がSNSでまた話題にできる材料を継続的に投下する構成に見えます。

もう一つ見逃せないのが、その映像を監督ではなく原作者のナガノさんが自ら構成した点です。
ちいかわはもともと原作者本人がSNSで発信を続けてきた作品で、映画化後もその距離感を保ったまま「本人が手がけた」という事実自体が話題化の材料になっています。
声優の名前を伏せたのも、キャストではなくキャラクターそのものを主役に置く狙いがあるのかもしれません。

まとめ

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は、公開20日で興行収入80億7000万円という数字を残しながら、なお新しい映像や上映イベントを重ねています。
声優の名前を伏せた新OP映像は、キャラクターそのものへの信頼を映画自体が体現しているようにも見えました。

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興行成績や公開情報は映画『ちいかわ 人魚の島のひみつ』公式サイトで随時更新されています。
動員・興収の推移はMANTANWEBの記事、ノンクレジット映像の詳細はMANTANWEBの別記事で確認できます。