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「こんなスピードで翻訳してくれるの!?」——IShowSpeedが驚いたAirPods 5、ライブ翻訳は実は初搭載じゃなかった

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月10日 更新
「こんなスピードで翻訳してくれるの!?」——IShowSpeedが驚いたAirPods 5、ライブ翻訳は実は初搭載じゃなかった

「ライブ翻訳ってこんなスピードで翻訳してくれるの!? ほぼリアルタイムじゃん」。
人気YouTuberのIShowSpeedが、Appleストアで居合わせた日本人ファンと会話した様子に、こんな反応が並びました。
動画を紹介した投稿は表示回数175万回、いいねは2万近くまで伸びています。

Appleは9月9日(米国時間)、新型「AirPods 5」を発表しました。
安いモデルでもノイズキャンセリングが使えるようになった今回のアップデート、実際どこまで「買い替える理由」になるのか気になって調べてみました。

先に結論をまとめると:

  • AirPods 5は全モデルにANC(アクティブノイズキャンセリング:周囲の騒音を打ち消す機能)を標準搭載、除去性能は前世代比最大50%向上
  • 価格は2万3,800円から、上位モデル(ワイヤレス充電ケース付き)は2万7,800円、9月18日発売
  • 話題のライブ翻訳はAirPods 5だけの新機能ではなく、対応機種が広がった結果という側面が大きい

Appleストアで生まれた「通訳」の実演

盛り上がりの発端は、IShowSpeedがAppleストアらしき場所で日本語話者と会話する様子を撮った動画です。
彼のリアクションの大きさもあって拡散し、日本のアカウントも次々に反応を投稿しました。

投稿文には「AirPods、ついに『通訳』までやり始めたのヤバすぎる」とあります。
実際の動画では、日本語での発話がほぼ間を置かずに英語として相手に伝わる様子が映っていて、会話のテンポが崩れていないのが印象的でした。
ただ、この盛り上がりだけでは「AirPods 5で何が新しくなったのか」までは分かりません。
そこでAppleの発表内容を一次情報で確かめました。

調べて分かったこと

AirPods 5は結局何が変わったのか

Apple公式の発表によると、AirPods 5の変更点は主に3つです。

まず、これまで上位モデルだけの機能だったANCが、全モデル標準搭載になりました。
ノイズ除去性能は、ANC搭載のAirPods 4と比べて最大50%向上しているとのことです。

価格は標準モデルが2万3,800円(税込)、軸のスワイプ操作・より長いバッテリー・Qi対応ワイヤレス充電ケースが付く上位モデルが2万7,800円(税込)です。
いずれも9月18日発売で、予約注文は発表当日の9月9日から始まっています
防塵・耐汗耐水性能も前世代より向上しており、日常使いでの耐久性が上がった点も見逃せません。

ライブ翻訳は本当に「初」の機能なのか?

ここが今回いちばん誤解されやすいところです。
ライブ翻訳自体は、実はAirPods 5で初めて登場した機能ではありません。
対応にはH2チップ(AirPodsに搭載される音声処理用のチップ)が必要で、AirPods Pro 2・AirPods Pro 3、そしてANC搭載のAirPods 4では、AirPods 5の発表より前からすでに使えていた機能です。

つまりAirPods 5で起きたのは「ライブ翻訳の誕生」ではなく、ANCとH2チップが2万円台のエントリーモデルに下りてきたことで、対応の裾野が広がったという方が正確です。
IShowSpeedの動画が驚きをもって受け止められたのは、この機能自体が新しいからというより、それを最も手頃な価格帯のイヤホンで体験できるようになったからだと考えられます。

エントリーモデルのANCはProと同じ強さなのか?

「AirPodsノイキャン」と検索する人が一定数いるように、ANC搭載モデルを比較検討している読者も多いはずです。
ここは誤解しないよう整理しておきます。

Appleが謳う「業界最高のノイズキャンセリング」は、耳をふさがないオープンイヤー型のイヤホン同士での比較です。
耳栓のように密閉するカナル型のAirPods Proとは、そもそもノイズ低減の方式が異なります。
物理的に耳を塞ぐカナル型のほうが遮音の土台が高いため、AirPods 5のANCは「オープンイヤー型の中では最強」であって、AirPods Proと同等というわけではなさそうです
静かな環境を最優先するならProシリーズ、装着感の軽さを優先しつつノイズも減らしたいならAirPods 5、という住み分けになりそうです。

Shiritomo GADGET編集部の考察:話題の中心は「価格」だったのでは

今回の反応の大きさを見ていて感じたのは、ライブ翻訳という機能そのものよりも「これが2万円台で買えるモデルに入った」という価格の話として受け止められた可能性です。
IShowSpeedの動画に付いた「ヤバすぎる」という言葉も、機能への驚きと同時に、身近な価格帯の製品でそれが実演された意外性を含んでいるように読めます。

新機能の発表は、その機能自体の目新しさよりも「誰でも手が届く形になったか」で拡散量が変わることがあります。
上位モデル専用の機能が廉価版に下りてくるタイミングは、メーカーにとっても、それを紹介する側にとっても、注目を集めやすい節目だと言えそうです。
次に別メーカーが同様の機能を廉価モデルに搭載したときも、同じ構図の反応が起きるかもしれません。

まとめ

AirPods 5の目玉は、ライブ翻訳という機能そのものよりも、ANCとH2チップが標準搭載になり、対応の裾野が2万円台まで広がったことにあります。
IShowSpeedの動画がバズったのも、機能の新しさよりこの価格帯で体験できる意外性が大きかったのではないでしょうか。

この記事で取り上げた製品

Apple AirPods 5

Apple AirPods 5(ワイヤレス充電ケース付き)

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AirPods 5の詳しい仕様は、Apple公式の発表資料で確認できます。
ライブ翻訳の対応機種や設定方法については、Apple公式サポートページにまとまっています。