「めちゃほひ…でも、めちゃたけえ」36万4800円のiPhone Duo、Face ID非搭載の理由

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月10日 更新
「めちゃほひ…でも、めちゃたけえ」36万4800円のiPhone Duo、Face ID非搭載の理由

「Duo めちゃほひいいいいいぃ!!! でも、めちゃたけええええぇぇ!!!」

Appleが日本時間9月10日未明、Apple Parkの「Steve Jobs Theater」で開いたイベント「Surprise and shine.」で発表した初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」への反応です。
この投稿は35万回以上表示され、いいねは1,200件を超えました。
同じように「欲しいけど高い」の声がタイムラインを埋めています。
スマホの買い替えを考えている人にとって、この価格と仕様は他人事ではないはずです。
実際のところ何が変わり、価格はどこまで妥当なのか、一次情報を確かめてみました。

先に結論をまとめると:
– 内側7.6インチ・外側5.4インチの2画面構成で、価格は256GBが36万4800円から、最上位2TBは57万4800円
– Face IDを廃止し、サイドボタン内蔵のTouch IDに一本化。
理由は公式には明言されていませんが、開閉どちらの状態でも使える認証にするための設計判断とみられます
– 予約は10月16日午後21時から、発売は10月23日。
Apple Pencilにも対応します

iPhone Duo発表、36万円台の価格差にXがざわつく

折りたたむと5.4インチ、開くと7.6インチという、iPhone史上最大のディスプレイに変わる――これが「iPhone Duo」の最大の売りです。
チップはA20 Pro(16コアのNeural Engineをデュアル搭載)、カメラは背面4800万画素メイン+超広角の2眼構成、外側前面は1200万画素。
防水性能はIP68で、ディスプレイは内側・外側ともにピーク輝度最大3000ニト、最大120Hz駆動に対応します。
カラーはナイトスカイとスターホワイトの2色。

日本価格(税込)は256GBが364,800円、512GBが399,800円、1TBが469,800円、2TBが574,800円。
通常モデルの「iPhone 18 Pro」(219,800円〜)、「iPhone 18 Pro Max」(239,800円〜)と並べたスクリーンショットが、発表直後からXで拡散しました。

投稿主はめちゃほしいけど、めちゃ高いという率直な感想を添えていますが、これは決して大げさな反応ではありません。
「折りたたみiphone」という言葉での検索も、この日を境に増えたとみられますが、具体的な検索データは確認できていません。
ただ、金額だけを見ても「何にそんなにお金がかかっているのか」「なぜこの仕様なのか」までは分かりません。
発表内容を一次情報で確認してみました。

調べて分かったこと

なぜFace IDを捨ててTouch IDに戻したのか?

iPhone Duoにはこれまでのフラッグシップに搭載されてきたFace ID(顔認証)が無く、サイドボタンに内蔵した指紋認証のTouch IDに一本化されています。
Appleはこの変更の理由を公式には説明していません。
海外メディアの報道では、Face IDに必要なTrueDepthカメラの部材を、開いた状態・閉じた状態のどちらでも使える形で内側・外側の両ディスプレイ周りに収めるのが難しく、薄型の折りたたみ構造では内部スペースの確保が優先されたためではないかと分析されています。
サイドボタンなら本体がどちらの状態でも同じ場所で指紋認証が使えるという点は、確かに理にかなった設計です。

折り目問題をどう解決したと説明しているのか?

折りたたみスマホの弱点として長く指摘されてきたのが、開閉を繰り返すうちに画面中央に残る「折り目」です。
Appleは内側ディスプレイに映り込みを抑える「Nano-texture」仕上げと傷に強いコーティングを施し、カバー層には他社製品より最大40%高い剛性を持つカスタムポリマーを採用したと説明しています。
ヒンジ部分は100個以上の精密部品で構成されていると説明されていますが、開閉を制御する具体的な機構の詳細は、参照した一次情報では確認できませんでした。
あくまでAppleの発表内容であり、実際にどこまで折り目が目立たないかは、店頭で触れられるようになってからの検証を待つ必要があります。

実際に実機を手にした様子を投稿したのが、いいね25,000件超を集めた次の投稿です。

画面には通知ウィジェットとホーム画面のアイコンが並んだ状態が写っており、片手で本体を開いて持っている様子が確認できます。
厚みや折り目の目立ち方まではこの写真だけでは判断できませんが、実際に手に持って操作されている端末として、発表内容の実在感を裏付ける投稿として広がりました。

折りたたみスマホの寿命はどれくらいなのか?

折りたたみ端末を検討するとき、ずっと付きまとうのが「ヒンジは何回の開閉に耐えるのか」「バッテリーは何年もつのか」という不安です。
Appleは今回、ヒンジの開閉耐久回数を数値では公表していません
サムスンやHuaweiの折りたたみモデルには、開閉テストで数十万回の耐久を謳う機種もありますが、iPhone Duoについて同等の具体的な数値は、現時点の公開情報からは確認できませんでした。
分からないことは分からないと書いておきます。
実機レビューや長期使用者の声が出そろうまで、判断は保留にせざるを得ません。

Shiritomo GADGET編集部の考察

今回のiPhone Duoで目を引くのは、価格の高さそのものより「妥協の仕方」です。
Face IDという看板機能を切り捨ててでも薄さと汎用性を優先した判断は、Appleが折りたたみ市場を「今すぐ完璧に作る」のではなく「まず出して市場の反応を見る」方向に舵を切ったサインに見えます。
サムスンやHuaweiが数世代かけて折り目や耐久性の答えを積み上げてきたのに対し、Appleは初代からTouch ID・厚み・重量のバランスに絞って勝負を仕掛けてきました。
値段の高さへの驚きが拡散の起点になっているのも印象的で、価格帯そのものが「話題になる仕掛け」として機能している面があります。
次に注目すべきは、初代の弱点(バッテリー持ち・ヒンジ耐久)がどこまで実使用で顕在化するかでしょう。

まとめ

iPhone Duoは、7.6インチの大画面とTouch ID一本化という大きな決断を伴って登場しました。
価格の高さに驚く声が目立つ一方、Face ID廃止や折り目対策の技術的な狙いを追うと、Appleが折りたたみという新しい形にどう向き合ったかが見えてきます。
実機レビューが出そろうまでは、期待と保留が入り混じった評価が続きそうです。

この記事で取り上げた製品

Apple iPhone Duo

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さらに深掘りしたい方へ

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