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回転するCDを、あえて見せる——透明CDプレーヤー「SYITREN RM1」がMakuakeで支持を集めた理由

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月25日 更新
回転するCDを、あえて見せる——透明CDプレーヤー「SYITREN RM1」がMakuakeで支持を集めた理由

回転する銀色の円盤が、四角い透明フレームの中でゆっくり光を反射しています。
コーヒーカップの隣に置かれたそれはスピーカーでも置き時計でもなく、CDプレーヤーです。
ガジェットブランドのSYITRENが9月24日、応援購入サービス「Makuake」で新製品「RM1」の情報を公開しました。
ストリーミングで音楽を聴くのが当たり前になった今、あえて回転する円盤を見せる製品が支持を集めています。
CDプレーヤーの購入を考えている方にとっても、判断材料になりそうな話です。

先に結論をまとめると:
– SYITRENの透明CDプレーヤー「RM1」がMakuakeに登場、価格は超早割17,680円(税込)から
– スピーカーは非搭載で、音声出力は3.5mmのAUX接続とBluetoothの2系統のみ
– リターンの発送は2027年1月末予定、海外ではKickstarterでも同モデルが既に支持を集めている

何が起きたのか

ゲームメディアのでんふぁみこがめ(denfaminicogame)が、Xの公式アカウントでこの製品を紹介しました。

“透明”なCDプレーヤーが応援購入サービス「Makuake」にて公開。
卓上でも壁掛けでも映えそう

投稿に添付された写真には、透明なアクリルフレームの中に銀色のCDと内部の基板がそのまま見える状態で収まった本体が写っています。
木製のテーブルに立てかけられ、隣にはコーヒーカップと本が置かれた生活空間の中の一枚です。
フレームの四隅には金属製のジョイントが使われており、壁掛けにも卓上にも対応できる構造になっているのが見た目からも分かります。
この投稿は公開から間もなく5,000件を超えるいいねを集めました。
ただ、写真と短い紹介文だけでは、なぜスピーカーが内蔵されていないのか、価格がいくらなのかまでは分かりません。
Makuakeの公式情報をもとに調べてみました。

調べて分かったこと

なぜスピーカーを内蔵しなかったのか

RM1にはスピーカーが搭載されていません。
音声は3.5mmのステレオミニ端子(AUX)による有線接続と、Bluetoothによるワイヤレス接続の2系統でのみ出力する設計です。
円盤が回る様子を見せることに機構の大部分を割いた分、音を鳴らす役割は手元のスピーカーやイヤホンに委ねる作りになっているとみられます。
ディスプレイ性能を優先したデザイン家電に近い発想で、CDプレーヤー単体で完結させる従来型の製品とは狙いが異なります。
対応メディアは標準的な音楽CDに加え、MP3・WMA形式のファイルを収録したディスクにも対応しています。
音飛び防止バッファはCD再生時が最大40秒、MP3ディスク再生時は最大120秒です。
電源は18650形(円筒形リチウムイオン電池の規格)の交換式バッテリーで、Type-Cケーブルでの充電に対応し、充電しながらの再生もできます。

価格はいくらで、いつ届くのか

Makuakeでのリターン価格は、超早割が17,680円、早割が18,496円、通常にあたるMakuake割が単体19,584円(2個セット35,360円、3個セット51,408円)です。
プロジェクトの公開期間は9月24日から10月30日までで、リターンの発送は2027年1月末までを予定しています。
届いてから1年間の保証も付いています。

同じRM1は、海外向けにはKickstarterでも展開されていました。

透明で壁掛け対応のCDプレーヤーがKickstarterで54万ドル超を集めた――109ドルのSyitren RM1は、見える円盤と内部機構で90年代のB&Oを思わせるノスタルジーを、Bluetoothと電池駆動で再現している

海外のKickstarterでは109ドル(為替やリターン内容の違いにより日本のMakuake価格と単純比較はできません)というプライスで、54万ドルを超える支援を集めていたと報じられています。
国や調達方法をまたいで支持されている点から、一過性の話題ではなく一定の需要が見込まれる製品だとうかがえます。

Shiritomo GADGET編集部の考察

CDプレーヤーというジャンルは、音質や操作性で語られることが多い一方、RM1が支持を集めている理由は明らかに「見せること」に寄っています。
ストリーミングが主流になった今、CDというメディア自体が実用品というより所有欲を満たすオブジェに近い存在へと変わりつつあり、透明な筐体はその変化を素直に形にした製品だと言えます。
スピーカーを削ってでも視覚的な体験を優先した設計判断は、リスニング機器としての完成度よりも「部屋に置いておきたいかどうか」を基準に選ばれる家電が増えていることの表れでしょう。
レコードプレーヤーの人気が再燃した流れとも重なりますが、CDは日本国内にまだ大量のディスクが眠っている家庭も多く、聴く手段としてではなく飾る手段として再評価される余地は今後も残りそうです。
クラウドファンディングという売り方も、こうしたニッチだが熱量の高い需要を可視化するのに向いている手法だと感じます。

まとめ

「SYITREN RM1」は、CDを聴くための機器ではなく、CDを眺めて楽しむための機器として設計された製品です。
スピーカーを持たないという割り切った判断が、透明なデザインの魅力をより際立たせています。
日本での発送は2027年1月末を予定しており、実際に手元に届いた後の使用感が次の注目ポイントになりそうです。

さらに深掘りしたい方へ

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製品の詳細は 透明CDプレーヤー「SYITREN RM1」が応援購入サービス「Makuake」にて公開(RUIJIN プレスリリース)、SYITREN RM1 Makuakeプロジェクトページ でも紹介されています。