HONOR「Robot Phone」正式発表 チタン合金ジンバルの200MPカメラ搭載、価格9,999元から

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年8月13日 更新
HONOR「Robot Phone」正式発表 チタン合金ジンバルの200MPカメラ搭載、価格9,999元から

スマートフォンの背面から、小さなカメラユニットがすっと首をもたげる。
ズームレンズが伸びるのでも自撮り棒を構えるのでもなく、まるで端末そのものに目があるかのような動きです。
2026年8月12日、HONORが中国でこの「Robot Phone」を正式発表し、Xでは発表直後から関連投稿が相次ぎました。

見た目のインパクトだけの一発ネタなのか、実用に足るスペックなのか。
この記事では、Xで拡散した投稿と公式発表の一次情報を突き合わせ、確認できた仕様と価格を整理しました。

先に結論をまとめると:
– HONORが2026年8月12日、チタン合金製の可動式ジンバルカメラを搭載した「Robot Phone」を中国で正式発表しました
– 背面に200MPジンバルカメラ・200MP望遠・50MP超広角のトリプル構成を採用し、独シネマカメラメーカーARRIとの共同開発を明記しています
– 価格は12GB+512GBモデルが9,999元(約25万円)、16GB+1TBモデルが12,999元で、初回販売は8月18日からです

発表直後からスペックまとめ投稿がXで伸びた

HONORはRobot Phoneという名前のとおり、背面に搭載したジンバル(振動を吸収してカメラを安定させる可動式の台座)を売りにしたモデルとして今回の発表に臨みました。
X上の話題では6.31インチ有機ELディスプレイやSnapdragon 8 Elite Gen 5、200MPカメラといった仕様が紹介され、カメラの構造そのものへの評価や「サブ機として欲しい」といった声が広がっています。

発表からわずか数時間で、仕様を一覧にまとめた投稿が大きく伸びました。

ディスプレイの解像度やメモリ構成まで書き出したこの投稿は700件超の「いいね」を集めており、見た目の話題性だけでなく「中身のスペックそのもの」にも関心が集まっていることがうかがえます。
ただ、Xでまとめられた数字がどこまで正確なのかは投稿だけでは判断できません。
HONORの公式発表内容や海外メディアの報道で確認してみました。

なぜ「ロボット」なのか?ジンバルの正体

Robot Phoneの最大の特徴は、背面から突き出す可動式のカメラユニットです。
HONORはこの機構を「チタン合金製ジンバル」と呼んでおり、航空宇宙分野などで使われる強度と軽さを両立した金属素材を採用しています。

カメラの画像処理については、ドイツの映画用カメラメーカーであるARRI(映画・放送業界向けの撮影機材で知られるメーカー)と共同開発したと明記されており、「ARRI Image Science」という名称のカラーサイエンス技術が使われています。
HONOR公式アカウントは「あなたのスマホに、専属のカメラマンがつく」という文言とともに発表動画を投稿しており、ジンバル部分の質感やロゴの配置まで確認できます。

画像には「Titanium Agile Gimbal」「YOYO Robot Mode」「ARRI Image Science」という3つのキーワードが並んでおり、AIアシスタント機能・撮影機能・素材の3点セットとして設計されていることが読み取れます。
海外メディアの報道によれば、通話中や配信中にジンバルが自動でパン・チルトし、ユーザーを画面内に収め続けるよう動く機能も搭載されているとのことです。
この「自動追従」の仕組みが、単なる可動式カメラを”ロボット”と呼ぶ理由になっているようです

スペックは見た目だけのハイエンドなのか?

外観のインパクトに目が行きがちですが、中身のスペックも現行フラッグシップ級です。
GSMArenaなど海外の専門メディアが確認した内容によると、ディスプレイは6.31インチのLTPO有機EL(解像度1216×2640、120Hzリフレッシュレート)で、ピーク輝度は最大6,800ニトに達します
プロセッサーはQualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5で、メモリとストレージは12GB+512GBと16GB+1TBの2構成です。

カメラ構成は、可動式のメインカメラが200MP(F1.6、1/1.28インチセンサー)、望遠が200MPのペリスコープ式(F2.6、1/1.4インチセンサー、光学2.7倍ズーム)、超広角が50MP(F2.0、画角122度)という組み合わせで、フロントカメラも50MPです。
バッテリーは7,060mAhで、120W有線充電と50Wワイヤレス充電に対応しています。
OSはMagicOS 10(Android 16ベース)です。
200MPのカメラを2基(メインと望遠)に積む構成は、フラッグシップの中でも珍しい部類に入ります

価格と発売はいつからなのか?

価格は12GB+512GBモデルが9,999元、16GB+1TBモデルが12,999元と発表されています。
日本のメディアによる換算では、9,999元はおおよそ25万円前後にあたります(為替レートにより変動するため目安です)。
カラーバリエーションはMoon Shadow Gray(月影のようなグレー)とStar Trail Silver(星の軌跡を思わせるシルバー)の2色です。

Xでは「HONOR Robot Phoneが中国で発売。
12GB/512GBは9,999元、16GB/1TBは12,999元」と価格を伝える投稿も拡散し、製品カラーが一目でわかる画像も添えられていました。

添付画像には、実機のジンバルカメラユニットと、価格・予約開始時刻を示す中国語の発表スライドが写っています。
スライドからは、予約が8月12日20時30分に始まったことが読み取れました。
初回販売は8月18日からの予定です。
今回確認できた発表はあくまで中国国内向けで、日本を含むグローバル市場での発売時期については、本稿執筆時点で公式な言及は見当たりませんでした。

Shiritomo GADGET編集部の考察:可動式カメラは「一発ネタ」で終わるか

可動式カメラを搭載したスマートフォン自体は、過去にもマイクロジンバルによる手ブレ補正を売りにした機種がありました。
ただ今回のRobot Phoneが違うのは、ジンバルを「隠す」のではなく、あえて外観の主役に据えている点です。
折りたたみやトリプルカメラで差別化が難しくなったフラッグシップ市場において、外から見てわかる機構的な個性は写真映え・話題性の両面で強い武器になります。

一方で、可動部を持つ機構は防塵防水や耐久性の面で従来型より不利になりやすく、長期使用での信頼性は実機が出回ってから初めて検証されるはずです。
ARRIとの提携も、単なるロゴの箔付けで終わるか、実際の画作りに差が出るかは作例が揃うまで判断がつきません。
ジンバルという「体験」を評価する声と、スペック表そのものを評価する声が同時に伸びているのは、この製品が見た目のギミックとハードウェアの実力、両方の物差しで見られている証拠だと感じます。

まとめ

HONOR Robot Phoneは、チタン合金製の可動式ジンバルカメラという強烈な個性と、Snapdragon 8 Elite Gen 5・200MPカメラ2基といった正統派のハイエンドスペックを両立させたモデルとして、中国で正式発表されました。
価格は9,999元からで、8月18日に現地での販売が始まります。

さらに深掘りしたい方へ

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