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「字を…字をでっかくしてください」に共感の嵐——スクエニに突きつけられた”ジジババモード”の中身

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月7日 更新
「字を…字をでっかくしてください」に共感の嵐——スクエニに突きつけられた”ジジババモード”の中身
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「スクエニさんへ 字を…字をでっかくしてください 我々はもうジジババです」。

イラストレーターの小畑日和さんがXに投稿したこの一言に、共感の声が次々と集まりました。
長年ゲームを遊んできたファンほど、実は同じ悩みを抱えている——そんな実情が、ひとつの投稿をきっかけに一気に可視化された格好です。
ゲームを長く楽しみたい人にとって、これは他人事ではないテーマかもしれません。

先に結論をまとめると:
– スクエニ製ゲームの文字が小さすぎるという指摘に共感が広がっている
– 背景には長年のファン層の高齢化と、画面デザイン優先で読みやすさが後回しにされてきた事情がある
– FF16のように文字サイズを変更できる例もあり、対応が分かれ始めている

何が起きたのか

きっかけは、小畑日和さん(@nanameoekaki)が投稿した「スクエニさんへ 字を…字をでっかくしてください 我々はもうジジババです」という一文でした。

スクエニさんへ
字を…字をでっかくしてください
我々はもうジジババです

この投稿はまとめサイトTogetterでも取り上げられるほど反響を呼び、同じ悩みを抱えるファンからの共感の声が相次ぎました。
あるユーザーはスクエニだけの問題ではないと指摘しています。

スクエニに限らず今のはどれも字が小さい&文字色が背景と同化してお爺には読めん

ただ、これだけ多くの人が同じ不満を口にするということは、単なる一過性のネタでは片付けられない構造的な事情がありそうです。
実際に何が起きているのか、もう少し掘り下げてみました。

調べて分かったこと

なぜ「文字が小さい」がここまで共感を呼ぶのか

背景として挙がっているのが、長年のファン層の高齢化です。
スクウェア・エニックスの看板タイトルの多くは1990年代から続くシリーズで、当時からのファンは現在40代・50代以上になっています。
老眼や白内障などで細かい文字が見えにくくなった世代が、若い頃と同じ感覚でゲームを遊ぼうとして「読めない」という壁にぶつかっている構図です。

あるユーザーは「スクエニのゲームをプレイできない理由が字の小ささにある」という趣旨の投稿をしており、文字の読みにくさが単なる不満にとどまらず、プレイそのものを諦める理由にまでなっている実態がうかがえます。

文字サイズの問題は今に始まった話なのか

実はこの指摘、今回が初めてではありません。
ゲーム系まとめサイトなどでは「最近のゲームは文字が小さすぎる」という話題が繰り返し取り上げられており、スクウェア・エニックス作品については15年ほど前のFF13の時代から同様の指摘があったとされています。
背景に溶け込む配色で余計に読みにくくなっているという声も根強く、今回の投稿はその蓄積された不満が改めて表面化したものと見るのが実情に近そうです。

開発側はなぜ文字を大きくしないのか

これについて、あるユーザーは「開発者が『文字がデカいとダサい』と考える傾向があるのではないか」という指摘をしています。
画面デザインの見栄えを優先すると、情報量の多いUIほど文字は小さくコンパクトにまとめたくなるのは想像に難くありません。
見た目の美しさと読みやすさが、しばしばトレードオフの関係になってしまうわけです。

一方で、全てのタイトルが同じというわけでもありません。
あるユーザーは「FF16は字幕サイズを大きくできる」という情報を寄せており、作品によっては文字サイズ変更機能がすでに搭載されていることも分かります。
つまり技術的にできないわけではなく、対応するかどうかは各タイトルの設計判断に委ねられているのが現状のようです。

「ジジババモード」というアイデアの中身

今回話題になった投稿の中では、「強くてニューゲーム」のように、遊びやすさを底上げする追加モードとして文字サイズ変更機能を搭載すべきだという提案も見られました。
強くてニューゲームがクリア後の周回プレイを快適にするための仕組みであるように、文字サイズ調整もまた「長く遊び続けたい人」のための仕組みとして位置づけられるべきだという発想です。
実際に導入するかどうかはメーカー次第ですが、既存の技術で対応可能な範囲である以上、要望として声を上げる意味は小さくなさそうです。

Shiritomo GAME編集部の考察

この話題が興味深いのは、不満の矛先が「グラフィックが古い」「難易度が高すぎる」といった定番の批判ではなく、「読みやすさ」という地味だが切実なポイントに向いている点です。
ゲーム人口の裾野が広がり続けてきた結果、今のプレイヤー層には「10代の頃からずっと遊んでいる40代・50代」が確実に含まれるようになりました。
アクセシビリティというと身体的な障がいへの配慮をイメージしがちですが、加齢による視力の変化への対応もまた、同じ枠組みで語られるべき課題だと言えるでしょう。

FF16のように文字サイズ変更に対応した例がすでにあることを踏まえると、これは「できない」ではなく「まだ標準化されていない」機能の話です。
長寿シリーズを抱えるメーカーほど、初期からのファンが高齢化していく現実と向き合う必要があり、今回の反響の大きさは、次回作以降の仕様検討における無視できない材料になるかもしれません。

まとめ

一つの投稿から広がった「文字が小さい」という指摘は、単なる愚痴ではなく、長年ゲームを支えてきたファン層の高齢化という現実を映す話題でした。
FF16のような先行事例もある中、今後どのタイトルが読みやすさへの配慮を標準搭載していくのか、注目したいところです。

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