『グラブル リリンク』新拡張『エンドレスラグナロク』海外メタスコア83点、既存ファンが唸った進化ポイント
2026年7月9日、CygamesのアクションRPG『GRANBLUE FANTASY: Relink』に、大型拡張版『Endless Ragnarok(エンドレスラグナロク)』が追加されました。
対応プラットフォームはNintendo Switch 2、PlayStation 5、PlayStation 4、Steamの4機種です。
発売直後のSteam同時接続者数は、オリジナル版と合わせてピーク時「約3万8000人」を記録しました。
2024年発売の本編から2年越しの追加コンテンツとしては、なかなかの数字です。
X(旧Twitter)でも発売直後から関連投稿が相次ぎ、キャラクターのボイスから高難度クエスト用のビルド構成まで、話題は多方向に広がっています。
新キャラのボイスから鬼畜ビルドまで、Xで見えた反応の幅
発売翌日に大きく伸びたのは、既存キャラクターの新規ボイスに関する投稿でした。
ヒロインの一人・ゼタが仲間のバザラガに呼びかける新規セリフを取り上げたポストは3000件超のいいねを集め、拡張版が単に新キャラを追加するだけでなく、既存キャラの掘り下げにも力を入れていることをうかがわせます。
ゼタの「ねぇバザラガ聞いてる?ねえ!お゙い!」が聞けるリリンクは神ゲー pic.twitter.com/b4ubcljgzT
— メガネズミ (@meganezumi_gbf) 2026年7月10日
一方、エンドコンテンツを遊び込むプレイヤーからは、装備やスキルを工夫した「放置構成」の投稿も見られました。
HP41万・毎ターン回復量3万近くという極端なビルドの共有もあり、やり込み要素の深さがコミュニティの創意工夫を引き出している様子が伝わってきます。

公式アカウントからも、旧セーブデータ引き継ぎに必要なクエストクリア条件の告知が投稿され、9万件以上のインプレッションを記録しました。
【#リリンクTips】
— GRANBLUE FANTASY: Relink – Endless Ragnarok (@relink_official) 2026年7月10日
「GRANBLUE FANTASY: Relink – Endless Ragnarok」のアップグレードキットを購入し、前作リリンクのセーブデータから継続してプレイされる方は、
クエスト「便利屋絵巻『大いなる空を駆る黒銀の翼』」のクリアに加え、極沌空所 第3層をクリアする事で、… pic.twitter.com/LI68FWGUdB
新ストーリーで何が待っているのか
⚠️ ネタバレを含みます
拡張版のストーリーでは、十天衆のシエテとソーンが異変を察知し、本編の舞台であるゼーガ・グランデ空域を再訪します。
各地に出現する終末の獣「ラグナリオン」といった新たな脅威に加え、本編でもおなじみのベルゼバブが再登場するなど、既存ファンが感情移入しやすい構成です。

「召喚」システムと「極沌空所」で変わったこと
今回の目玉は、バトル中に星晶獣そのものを操作できる新システム「召喚」です。
召喚石を入手すると使用可能になり、召喚獣へ”変化”して戦う演出は、これまでのリリンクになかった派手さを加えています。
もう一つの新要素が、1人専用のローグライク(挑戦のたびに構成が変化する形式のゲームジャンル)風モード「極沌空所」です。
周回のたびに展開が変わるため、飽きにくさに直結する設計といえます。
プレイアブルキャラクターは、完全新規のベアトリクス・ユーステス・フラウ・フェディエルに加え、敵側だったガランツァ・マギラフリラの計6人が追加され、本編の22人と合わせて総勢28人体制になりました。
育成面では新たに「マスタースキル」も実装され、やり込みの選択肢が本編に比べて格段に増えています。
海外レビューが示す「リリンクの完成形」という評価
海外メディアの評価も好調です。
MetacriticのPC版スコアは83/100を記録し、OpenCriticでも81点という高評価が付いています。
海外レビューでは「新しい難易度・新メカニクス・新キャラクターに加え、リプレイ性の高いローグライクモードが、すでに充実していたゲームにさらに価値を加えている」という趣旨のコメントが目立ちました。
ただし、評価は手放しの絶賛ばかりではありません。
「ゲームチェンジャーではないが、バランス調整の行き届いた、より深いエンドコンテンツを追加するものだ」という指摘もあり、本編を未プレイの新規層より、すでに遊び込んだ既存ファンに強く刺さる拡張版だという評価が海外レビューの共通見解のようです。
グラブル本編・ウマ娘との連動施策
拡張版の発売に合わせ、スマートフォン向け原作『グランブルーファンタジー』との連動特典も用意されました。
「SSR確定ガチャチケット」と「SSR召喚石 至高無上の金剛覇者」が本編側で受け取れる仕組みで、リリンクからグラブル本編への回遊を狙った施策と考えられます。
さらに『ウマ娘 プリティーダービー』とのコラボも実施され、「ゴールドシップ」が本作のベルゼバブをモチーフにした衣装をまとうイラストが公開されました。
異なる人気タイトル同士のIP連動が、双方のファン層を刺激する形になっているようです。
さらに深掘りしたい方へ
本作の詳細な新要素や体験版情報は、以下の公式・メディア情報源で確認できます。
- Cygames公式プレスリリース:発売開始のお知らせ
- Endless Ragnarok 公式サイト(Cygames)
- AUTOMATON:Steam同接「約4万人」の好発進レポート
- Metacritic:レビュー集計ページ
Shiritomo GAME編集部の考察
今回の拡張版で注目したいのは、セーブデータ継続という設計そのものが持つ意味です。
新規パッケージではなくアップグレードキットという形をとったことで、2年前に本編を遊び終えたプレイヤーを「もう一度戻ってくる理由」ごと呼び戻すことに成功しています。
ローグライクモード「極沌空所」の追加も、単なるボリューム増ではなく、周回プレイの動機づけとして機能している点が興味深いところです。
X上で見られた鬼畜ビルドの共有や公式Tipsの拡散は、コンテンツ自体が「攻略のしがいがある」設計だからこそ生まれる二次的な盛り上がりであり、アクションRPGの拡張版における一つの成功パターンといえるでしょう。
既存タイトルを掘り下げる姿勢は、新規タイトルの開発競争が激しいゲーム業界において、ファンとの関係を長く保つための有効な選択肢になりそうです。
まとめ
『GRANBLUE FANTASY: Relink – Endless Ragnarok』は、新システム「召喚」とローグライクモード「極沌空所」を軸に、既存ファンの熱量を再点火させる拡張版として着地しました。
海外メタスコア83点という評価と、Xで広がるプレイヤーの投稿の両方が、その手応えを裏付けています。