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「怪獣から逃げていたはずが、自分も怪獣に」——Steam新作『BeastLink』、32人で壊し合う中身

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年8月19日 更新
「怪獣から逃げていたはずが、自分も怪獣に」——Steam新作『BeastLink』、32人で壊し合う中身
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装甲車が背後から迫る住宅街を、一人の男が全力で駆け抜けていく。
トレーラー序盤に映るのは、ただの避難シーンだ。
だがものの数分後、画面の主役は巨大な怪獣そのものに変わっている。

2026年8月18日、Grove Street GamesがSteamで早期アクセスを開始した新作『BeastLink』は、この「人間として逃げる」から「怪獣として壊す」への切り替えを、ひとつの試合の中にそのまま詰め込んでいる。
最大32人が同時に参加できるこの作品、実際どんなゲームなのか調べてみた。

先に結論をまとめると:
– Grove Street Gamesが10年以上ぶりに送り出す完全新規IP。
人間として街を移動し資源を集め、条件を満たすと怪獣に変身して戦う二段構成
– 独自の破壊システム「SuperDestruction」でビルや道路をリアルタイムに崩していける。
最大32人参加、価格は2,340円前後(10%オフ時)
– 現時点はSteam早期アクセスのみで3マップ・4体の怪獣を収録。
正式版とPS5/Xbox版は2027年夏を予定

「32人怪獣バトルがカオス」——Xで見た反応

配信直後から、ゲームメディア系アカウントがこぞって紹介に動いた。

四足歩行の巨大サメや全身トゲだらけのマンドリルなど、変身できる怪獣の見た目のインパクトが特に注目を集めている。
冒頭で紹介した「逃げる男」の映像も、このポストに添えられていたトレーラーの1カットだ。
歩兵・車両・怪獣が同じ画面に同時に存在する光景は、通常のマルチプレイシューターとは明らかに毛色が違う。

ファミ通.comも同日、ゲームの骨格をまとめる形で紹介している。

ただ、映像だけでは「結局、人間パートと怪獣パートはどうつながっているのか」までは分からない。
そこで公式発表や海外メディアの実プレイレポートを確認した。

調べて分かったこと

なぜ「人間→怪獣」の2段構成なのか?

『BeastLink』の試合は、怪獣に襲われた都市に人間として降り立つところから始まる。
歩兵として、あるいは車両を操って崩壊していく街を移動しながら、敵対する人間部隊や徘徊する怪獣と戦う。
この間に集めた資源が、やがて「眠っている怪獣とリンクする」実験プロセスの燃料になる。
リンクが成立した瞬間、ゲームは戦術的なサバイバルから、都市を破壊し尽くす怪獣戦へと様相を変える

この街の壊れ方を支えているのが、Grove Street独自の破壊システム「SuperDestruction」だ。
Unreal Engine 5をベースに、ビルや高架、道路といった構造物をGPU物理演算でその場で崩していく仕組みで、海外メディアの技術解説でも「都市規模の破壊」として取り上げられている。
単なる見た目の派手さではなく、破壊した瓦礫そのものが次の遮蔽物や障害物になる点が、通常の対戦ゲームとの違いとして語られている。

早期アクセス版では、どこまで遊べるのか?

現行の早期アクセス版に収録されているのは、マップ3種・変身可能な怪獣4体、それに数十種の武器と車両だ。
対戦モードは、人間と怪獣が入り乱れるオンライン対戦「Convergence」と、怪獣同士がぶつかり合う専用アリーナ「Battle Arena」の2種類が用意されている。
オンラインの専用サーバーに加えてオフラインモードもあり、チュートリアルと序盤の一人用ミッションも収録済みだ。
価格は10%オフのローンチセールで約2,340円。
正式版のリリースとPlayStation 5・Xbox Series X|S版の展開は、2027年夏が目標に据えられている
つまり今遊べるのは、あくまで作り込みの途中段階ということになる。

Shiritomo GAME編集部の考察

『BeastLink』が面白いのは、破壊表現の派手さそのものより「弱い立場から強い立場への切り替えを、同じ試合の中でプレイヤー自身が体験する」設計にある。
多くの怪獣ゲームは、プレイヤーが最初から怪獣か、最初から人間かのどちらかに固定されがちだ。
本作は人間として逃げ惑う無力さを味わわせたうえで、その延長線上に怪獣としての全能感を配置している。
この「立場の逆転」を1試合の中で完結させる作りは、eスポーツ的な対称性よりも、映画的なカタルシスに寄せた設計思想と言えそうだ。
早期アクセスという性質上、怪獣4体・マップ3種という現状のボリュームがどこまで飽きずに遊べるかは未知数だが、SuperDestructionによる「壊した瓦礫が次の展開を変える」仕組みが今後どう育つかは、追いかける価値がありそうだ。

まとめ

『BeastLink』は、人間として逃げる緊張感と、怪獣として壊す解放感をひとつの試合に共存させた新作だ。
早期アクセス段階でどこまで遊び応えを保てるか、今後の展開に注目したい。

この記事で取り上げた製品

BeastLink Steam

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