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「もしかしてiPhoneだけ?」――Xの予約投稿、ついに来たのに使えない人がいる理由

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月10日 更新
「もしかしてiPhoneだけ?」――Xの予約投稿、ついに来たのに使えない人がいる理由

「We’re beginning to roll out scheduled posts on mobile. This has existed for a long time on web, but never on mobile!(モバイルへの予約投稿の展開を始めます。
ウェブでは長年あった機能ですが、モバイルには一度もありませんでした)」。
Xのデザイン責任者Benji Taylor氏がそう投稿したのは、9月5日のことでした。

ポスト画面のGIFアイコンの隣に、見慣れないカレンダーのアイコンが増えている——。
9月上旬から、Xのアプリでそんな変化に気づいた人が増えています。
ブラウザ版では何年も前からあった「予約投稿」が、ようやくスマホのアプリ本体に来たのです。
SNSの運用を1人で回している人にとっては、投稿ツールに頼らずアプリだけで予約が完結するかどうかは地味に効いてくる話です。
まず何が変わったのか、実際に使えるのか、そのあたりを確かめてみました。

先に結論をまとめると:
– iOSアプリのポスト画面に「カレンダーアイコン」が追加され、日時を指定して投稿を予約できるようになった
– 展開はアカウント単位で段階的に進んでおり、アイコンが出ていなくても機能自体が来ていないとは限らない
– 予約の取り消し・日時変更もアプリ内だけで完結し、通常のポストだけでなくリプライやメンションも予約できる

何が起きたのか

Xの予約投稿は、もともとブラウザ版でしか使えない機能でした。
PCで下書きを作っておき、公開したい時間を指定してスケジュールする、あの仕組みです。
スマホアプリには長らく実装されておらず、外部の予約投稿ツールや、わざわざSafariでX.comを開いて予約するという人も少なくありませんでした。

それが9月5日、Benji Taylor氏の投稿をきっかけに「プラットフォーム間の機能差を減らす取り組みの一環」として、iOSアプリへの展開が始まったことが明らかになりました。
Xでは実際に使えるようになったユーザーから、次々と反応が上がっています。

「今までWebで予約してたから便利」という声も見られ、これまで手間だった作業がアプリ内で完結することを歓迎する空気が広がっています。

ただ、盛り上がりの一方で「あれ、自分のアプリには出てこない」という戸惑いの声も混じっていました。
ここが今回いちばん気になったところです。

調べて分かったこと

なぜ「使える人」と「使えない人」がいるのか

実機で検証したSBAPPの記事によれば、この機能はアプリのバージョンアップだけでなく、アカウント単位で順次表示される仕様になっているようです。
同記事の執筆者は、バージョン12.24.1へのアップデート直後、自身が運用する9つのアカウントのうち予約投稿ボタンが表示されたのは2つだけだったと報告しています。
数時間後には残りのアカウントにも表示されるようになったとのことで、アプリの更新自体は済んでいても、機能の有効化はアカウントごとに時間差があるとみられます。

このユーザーのように「私のXアプリには実装されてないようですわ」と感じた場合も、iPhoneかAndroidかの違いに加えて、単に自分のアカウントにまだ機能が回ってきていないだけという可能性も考えられます
App Storeで最新バージョン(検証時点で12.25)にアップデートしたうえで、しばらく時間を置いて確認するのが現実的な対処法になります。

X予約投稿のやり方——設定・取り消し・日時変更

具体的な操作手順は、SBAPPの実機検証で次のように整理されています。

  1. ポスト画面を開き、投稿する文章を入力する
  2. GIFアイコンの横にある「カレンダーアイコン」をタップする
  3. 日付を選んで「次へ」をタップする
  4. 時刻を選んで「スケジュールする」をタップする
  5. 最後に「予約投稿する」をタップすれば設定完了

予約を取り消したいときは、予約済みポストの一覧からポストを左にスワイプして削除するか、ポストを開いて下部の「予約済み」を左スワイプすると予約だけを解除できます。
日時を変更したい場合は、同じ手順で予約済みポストを開き、「予約済み」の「編集」をタップすれば変更が可能です。
予約済みのポスト一覧自体は、ポスト画面で「カレンダーと時計のアイコン」をタップすると表示されます。

なお通常のポストだけでなく、リプライやメンションも予約の対象になっており、SBAPPの検証でもそれぞれ設定時刻に自動送信されることが確認されています。

Shiritomo編集部の考察:外部ツール頼みだった運用が変わる

この機能がSNS運用担当者にとって地味に大きいのは、予約投稿のために外部サービスやブラウザを行き来する手間が、アプリの中で完結するようになるという点です。
特に個人や小規模チームでの運用では、BufferやTweetDeck的な外部ツールを契約するほどの投稿量ではないけれど、決まった時間に投稿したいというニーズは常にありました。
今回の変更は、まさにその隙間を埋める位置づけになります。

一方で、アカウント単位の段階展開という仕組みは、複数アカウントを運用している担当者にとっては悩ましいポイントです。
同じ会社の複数アカウントを触っていても、片方には機能が来ていて片方には来ていない、という状況が数時間から数日続く可能性があります。
運用マニュアルを更新する際は、「全アカウントで一斉に使えるようになる」とは想定せず、アカウントごとに表示を確認する工程を挟んだほうが安全でしょう。

まとめ

Xのネイティブ予約投稿は、ブラウザ版限定だった機能がようやくアプリに追いついた形です。
表示されない場合も機能自体が失われたわけではなく、順次展開の途中である可能性が高いので、アプリを最新版に保ちながら気長に待つのがよさそうです。

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