「気づいたらとれてた」――Apple Watchの画面が浮く投稿に2500いいね、応急処置してはいけない理由
「なんかapple watchの液晶とれた…気づいたらとれてた、、どうすりゃ良いんだこれ」。
写真付きのこの投稿に、2,500件を超えるいいねが集まりました。
投稿を見た人の多くが「うちのも同じことがあった」と反応しています。
Apple Watchを腕にはめている人なら、他人事とは思えない現象ではないでしょうか。
この記事では、なぜ画面が浮くのか、見つけたときにやってはいけないことは何かを調べてまとめます。
先に結論をまとめると:
– Apple Watchの画面浮きは、内部のバッテリーが劣化して膨張することが主な原因
– 自分で接着剤を使って貼り直すのは危険。
内部のガスが逃げ場を失い、発熱・発火につながる恐れがある
– 正規の対処法はApple Storeでのバッテリー交換で、AppleCare+加入中ならバッテリー容量80%未満で無償交換の対象になる
Xで広がる「うちのも」という声
冒頭の投稿には113件を超える返信が寄せられ、同じような体験を報告する声が相次ぎました。
深刻な故障というより「あるある」として受け止められている空気もうかがえます。
なんかapple watchの液晶とれた…気づいたらとれてた、、どうすりゃ良いんだこれ pic.twitter.com/0drmJHh2RF
— ボルサ@ヤオヨロー3参戦 (@everyghatune) 2026年9月11日
同じ現象を見かけたという声は1件にとどまりませんでした。
最近、身近にApple Watchの液晶部分が外れた人がいるんだけど、Xのタイムラインとか見てるとそういう人結構いるんだね。あれって剥がれやすいのかなあ?
— とんきち(🐸はブランディングなんよ!) (@Go_Tonkichi) 2026年9月11日
「あれって剥がれやすいのかなあ?」という素朴な疑問にも表れているとおり、周囲でも似た経験をした人がいる、Xのタイムラインでもよく見かける、という声が重なっています。
単発の不具合ではなく、一定の頻度で起きている現象と見たほうがよさそうです。
笑い話として消費するにはやや危うい面もあります。
画面が浮いた状態を放置すると、隙間から水や汗が入り込みやすくなり、本体の腐食や故障につながるリスクがあるからです。
ここからは、そもそもなぜ浮くのか、見つけたらどうすればいいのかを調べていきます。
調べて分かったこと
なぜ画面が浮いてしまうのか?
Apple Watchに限らず、リチウムイオンバッテリーは劣化が進むと内部にガスがたまり、わずかに膨らむ性質があります。
本体内部で画面はごく薄い接着テープで固定されているため、バッテリーが膨張する力に押されると、テープの接着力を上回って画面が浮き上がってしまいます。
経年劣化に加えて、夏場の車内など高温の環境に長時間置かれることも膨張を早める要因です。
自分で直してもいいのか?
浮いた画面を見ると、つい自分で押し込んだり接着剤で貼り直したりしたくなりますが、これはおすすめできません。
画面が浮いているのは「バッテリーが膨らんで行き場を求めている」状態であり、無理に押し戻すと内部の圧力が逃げ場をなくします。
膨張したバッテリーは非常に不安定で、強い衝撃や圧迫によって発熱・発火するリスクがあるとされています。
見た目を整えるより先に、内部の状態を疑うことが大切です。
Apple Watchのバッテリー交換はどうすればいいのか?
正規の窓口はApple StoreまたはApple正規サービスプロバイダでの持ち込み・配送修理です。
AppleCare+に加入している場合、バッテリーの最大容量が本来の80%を下回っていれば、追加料金なしで交換の対象になることがApple公式サポートページで案内されています。
AppleCare+未加入の場合は有償修理となり、金額は機種や店舗によって幅があるため、正確な見積もりはApple公式サイトの見積もりツールか店舗での確認が必要です。
バッテリー交換の予約は、Appleのサポートサイトから機種を選んで進められます。
Shiritomo GADGET編集部の考察:買い替えより先に確認したい1つのこと
Apple Watchの画面浮きは、故障というより「バッテリーの寿命が来ました」というサインとして捉えるのが実態に近いのではないでしょうか。
スマートフォンと違い、Apple Watchは常時肌に密着し、睡眠計測などで24時間近く着けっぱなしにする人も多いデバイスです。
充電サイクルの回数もその分多くなりやすく、数年でバッテリーの劣化が目に見える形で現れやすい構造だと考えられます。
今回Xで広がった反応を見ていても、「壊れた」と嘆く声より「またか」という半ば予想内の反応が目立ちました。
画面が浮いた=本体寿命、と早合点して買い替えを検討する前に、まずバッテリー交換で復活する可能性を確認したほうが、選択肢としては合理的です。
特にAppleCare+加入者にとっては、無償交換の条件に当てはまるかどうかを見ておく価値があります。
次にApple Watchを選ぶ際は、バッテリー交換のしやすさや保証の手厚さも、地味ながら比較ポイントになりそうです。
まとめ
Apple Watchの画面浮きはバッテリー膨張のサインであり、自己流の応急処置はかえって危険です。
気づいたらまずAppleの正規窓口に相談することをおすすめします。
さらに深掘りしたい方へ
Apple Watchのバッテリー交換や見積もりについては、Apple公式のサポートページから機種を選んで確認できます。

