PS5版『BeamNG.drive』発売、「色んな車でドリフトが出来るようになりました」
「色んな車でドリフトが出来るようになりました(当社比)」——PC向け車両クラッシュシミュレーター『BeamNG.drive』のPS5版が10月19日に世界同時発売され、早速手を動かした人の報告が届いています。
ソフトボディ物理演算(車体を無数の点と梁の組み合わせとして扱い、衝突の変形をその場で計算する技術)による衝突表現が長年の売りだった本作が、ついにPS5でも体験できるようになりました。
先に結論をまとめると:
– PS5版『BeamNG.drive』が10月19日、早期アクセス(Early Access:正式版より前に有料で遊べる開発中バージョン)として世界同時発売
– DualSenseの振動・トリガー連動に対応し、PS5 Proでは専用のアップスケーラー「PSSR」で画質が強化される
– ローカル分割画面は最大4人対応だが、MOD(改造データ)と正式なオンライン対戦は発売時点では未対応
何が起きたのか
車両シミュレーター『BeamNG.drive』のPS5版が、10月19日に早期アクセスとして世界同時発売されました。
価格は北米で24.99ドルで、地域ごとの正式な価格は発売と同時に各ストアで表示される形でした。
公式アカウントは発売2日前の10月17日朝、最後の告知を投稿しています。
英語ツイートの内容は、「いよいよ発売へ。
PS5版『BeamNG.drive』が24.99ドルで配信開始。
地域ごとの正式な価格は10月19日の発売時に表示されます」という最終告知です。
This is your final reminder: ARE YOU READY? 👀https://t.co/GBPoeYBsfm launches on #PS5 at $24.99 USD.
— BeamNG (@beamng) 2026年10月16日
Disclaimer: Final prices in your region will be shown at launch on 19 October.#teaser #PlayStation #WIP pic.twitter.com/OdpWyzXII1
発売当日の夜には、PlayStation公式アカウントも発売を告知しました。
英語の投稿内容は、「BeamNG.driveがPS5で配信開始。
車両を組み立てて走らせ、クラッシュさせて、精緻な衝突物理演算の挙動を確かめてみてほしい」という趣旨です。
BeamNG drive is out now on PS5
— PlayStation (@PlayStation) 2026年10月19日
Build, drive, crash, and watch the detailed collision physics do the rest: https://t.co/tgtlxDJXhq pic.twitter.com/grK9qHHH4z
PS5版は、DualSenseの振動とトリガーの反発力(アクセル・ブレーキの踏み込み具合に応じた抵抗感)に対応し、ハンドルコントローラーも発売時点で11種類がフォースフィードバック対応済みです。
画質面では、通常のPS5はAMDの「FSR 3」、PS5 ProはソニーのPS5 Pro専用アップスケーラー「PSSR」でそれぞれ処理されます。
ローカルの分割画面マルチプレイは最大4人まで対応していますが、正式なオンライン対戦はまだ実装されていません。
PC版と同じ開発ロードマップをたどる方針で、今後数ヶ月ごとに無料アップデートが配信される予定です。
ただ、早期アクセスという位置づけの裏には、PC版では当たり前だったある機能が、PS5版には無いという事情があります。
調べて分かったこと
ソフトボディ物理演算とは、何がそんなに特別なのか?
『BeamNG.drive』の衝突表現は、車体をあらかじめ用意した「壊れ方のパターン」から選ぶのではなく、車体を構成する多数の点(ノード)とそれをつなぐ梁(ビーム)の集合として計算し、衝突の衝撃をその場でシミュレーションする仕組みです。
同じ事故でも速度や角度、ぶつかる相手によって壊れ方が毎回変わるため、「壊れ方そのものを確かめる楽しさ」がシリーズの軸になってきました。
この仕組み自体はPC版で長年培われてきたもので、PS5版でもそのまま持ち込まれています。
実際に遊んだ人は何を報告しているのか?
発売翌日の10月20日夜、あるプレイヤーは自身の投稿で「ついにPS5版 BeamNG driveが発売されました!」と報告し、ドライブやレース、ラリー、クロスカントリー、カーチェイス、運送業まで一通り試した感想として「出来ないことがないドライビングシミュレーションゲーム」と紹介しています。
ついにPS5版 BeamNG driveが発売されました!
— OMAMEの日常【豆】 (@omamenoni) 2026年10月20日
ドライブ、レース、ラリー、クロカン、カーチェイスに運送業も
出来ないことがないドライビングシミュレーションゲームはこちらです
ドラテクを磨くなら特におすすめ
私は色んな車でドリフトが出来るようになりました(当社比)
MOD無しの再投稿👇️ https://t.co/OXla2E4xix pic.twitter.com/829CFG0oIb
このプレイヤーは続けて「私は色んな車でドリフトが出来るようになりました(当社比)」と、操作に慣れてきた実感も記しています。
発売直後の投稿がまだ少ないため、現時点では多くの声が集まっているとは言えませんが、ジャンルを問わず一通り試せる作り込みの広さは、この一件の報告からもうかがえます。
PC版と比べて何が足りないのか?
いちばん大きな違いは、MOD(ユーザーが作る改造データ)です。
公式は「PS5版では発売時点でMODに対応せず、対応予定も今のところ無い」と説明しています。
PC版の『BeamNG.drive』はユーザー製の車両やマップで遊びの幅を広げてきたタイトルなので、この部分は据え置き機ゆえの制約として残ります。
正式なオンライン対戦も未実装で、今回はまず「ひとりまたは画面分割で遊ぶ衝突シミュレーター」としての発売という位置づけです。
Shiritomo GAME編集部の考察
『BeamNG.drive』のPS5参入は、PCの物理演算サンドボックスがコンソールでも通用するかを試す事例として見ておきたい一本です。
MODという最大の魅力を欠いたまま早期アクセスで出す判断は一見不利に見えますが、裏を返せば「壊れ方そのものの面白さ」だけでPC版ファン以外にも伝わるかを測る実験でもあります。
無料アップデートをPC版と並走させる方針は、発売後の評価次第で機能を積み重ねていく運用型の売り方で、据え置き機で物理演算系シミュレーターを展開する際の一つの型になりそうです。
分割画面4人対応を先に用意した点からも、まずは身近な人と一緒に壊して楽しむ層を取り込む狙いがうかがえます。
まとめ
PS5版『BeamNG.drive』は、ソフトボディ物理演算というPC版からの持ち味をそのままに、早期アクセスとして10月19日に発売されました。
MODや正式なオンライン対戦はまだ無いものの、分割画面での対応やDualSenseの振動連動など、据え置き機向けの作り込みも進んでいます。
この記事で取り上げた製品
BeamNG.drive PS5
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発売の経緯や対応機能の詳細は、下記の記事でも確認できます。