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「Xのブロックの仕様ってまた変わったの?」──ブロックしても投稿が見えてしまう仕組みの正体

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年11月1日 更新
「Xのブロックの仕様ってまた変わったの?」──ブロックしても投稿が見えてしまう仕組みの正体

おすすめ欄に流れてきた投稿を開いたら、ブロックしたはずの相手の文章がそのまま読めてしまった——。
そんな戸惑いをXに書き残した人がいます。
原因は目新しいバグではなく、2024年10月にXが導入した仕様変更がいまも続いているだけです。
アカウントを公開設定にしている人なら、知らないうちに同じ場面に出くわす可能性があります。
この記事では、何がどこまで見えて、何が見えないのか、そして本当に相手を遮断したいときにどうすればいいのかを整理します。

先に結論をまとめると:
– 公開アカウントは、ブロックした相手からも投稿が見られる仕様に2024年10月から変わっている
– 見られるのは投稿内容だけで、ブロックした相手は「いいね」「リプライ」「リポスト」はできない
– 完全に遮断したいなら、ブロックに加えてアカウントを非公開(鍵付き)にするのが確実な方法

ブロックしたのに読まれてしまう——Xでの声

ブロックの仕組みが変わったことに気づいていない人は、今でも思いがけない場面でそれを知ることになります。
SuZ912さんは、おすすめ欄に流れてきた投稿を開いた際に、ブロックしているはずの相手のものだと気づいて驚きをXに書いています。

投稿では「ポストもリポストも見られる」「ただ『あなたをブロックしている』とは表示される」「ブロックされた人の行動はエンゲージメントにカウントされない」と、実際に確認した仕様の内容が具体的に書かれていました。
ブロックした側の投稿がブロックされた側に見えてしまう——この現象は「ブロック貫通」と呼ばれ、仕様変更の直後から話題になった言葉です。
ここで気になるのは、なぜXがこの仕様に変えたのか、そしてどこまでが「貫通」するのかという点です。

調べて分かったこと

なぜブロックしても投稿が見えるようになったのか

Xは2024年10月17日、ブロック機能の仕様変更を告知しました(Impress Watch)。
公開アカウントの場合、ブロックした相手からも投稿が閲覧できるようになる、という内容です。

Xが説明した理由は「透明性の向上」です。
ブロックされた側が、相手が自分についてどんな情報を発信しているかを確認できないままだと、悪意のある発言や個人情報の暴露が本人の知らないところで広がってしまう恐れがあります。
見えるようにすることで、そうした行為が行われていないかを本人が確かめられるようにする、という趣旨の説明でした(Impress Watch)。
実装は2024年11月5日から順次始まったと報じられています(PC Watch)。

ブロックで何ができなくなるのか

見えるようになったのは投稿の「内容」だけで、ブロックそのものが無意味になったわけではありません。
ブロックされた側は、ブロックした相手の投稿に対していいね・リプライ・リポストができません。
つまり、読むことはできても関わることはできない状態です。
また、ブロックされた側がブロックした相手のアカウントを見ると「このアカウントはあなたをブロックしています」という表示が出るため、ブロックされている事実そのものを隠すことはできません。

読めるが、関わることはできない——これが「ブロック貫通」後のブロックの実態です。

もう一つ気になるのが、検索の挙動です。
ブロック・ミュートしたアカウントの投稿が検索結果に紛れ込むという報告もあり、HAL9500twitさんは検索機能そのものが文字の一部一致でも引っかかってしまう不具合に触れつつ、「ブロック貫通は言わずもがな」と書いています。

ブロックの意味ある?完全に遮断する方法はあるのか

ここまでの内容だけを見ると「ブロックの意味ある?」と感じる人がいるのも無理はありません。
ただ、公開アカウントの仕様である以上、ブロック単体でこれを防ぐ方法はありません。

確実に遮断したいなら、アカウントを非公開(鍵付き)に設定するのが現時点でもっとも有効な方法です。
非公開アカウントの投稿は、承認したフォロワー以外には一切表示されません。
ブロックした相手が非公開アカウントの投稿を見ることはできないため、「貫通」は起こりません。
不特定多数に発信したいという理由で公開アカウントを使っている場合は、この仕様が常につきまとう点を踏まえておく必要があります。

Shiritomo編集部の考察:ブロックは「関係を切る」機能ではなく「関わりを断つ」機能

SNSを運用する側の視点で見ると、この仕様変更は「ブロック=相手から完全に見えなくする機能」という理解を更新する必要があることを示しています。
企業や個人のブランドアカウントが荒らしや批判的なユーザーをブロックしても、その相手は変わらず投稿を読み続けられる、という前提で運用を組み立てる必要があります。

関わりを断つという意味ではブロックは今も機能しています。
いいね・リプライ・リポストを封じることで、エンゲージメント上のやり取りは止まります。
ただ「見られたくない」という目的であれば、ブロックではなく非公開設定、あるいは発信する内容そのものを見直すほうが筋が通ります。
運用担当者は、この区別をチーム内で共有しておくとトラブルを避けやすくなるでしょう。

まとめ

Xのブロックは2024年10月の仕様変更以降、公開アカウントであれば相手に投稿を読まれる状態が続いています。
関わりを断つ効果は変わらず残っているものの、完全に見えなくしたいなら非公開設定が必要になる点を覚えておきたいところです。

さらに深掘りしたい方へ

「普通にすり抜けてくるくない?」――Xのキーワードミュート、おすすめ欄だけ効かない理由「普通にすり抜けてくるくない?」――Xのキーワードミュート、おすすめ欄だけ効かない理由Xのキーワードミュートがおすすめ欄だけ効かない仕様を解説。 ブロックとは別の「すり抜け」現象です。

ブロックの仕様変更について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考になります。