X-Twitter 読了 6 分

「急に気づいて…ちょっとびびった」知らない人からのXブロック、相次ぐ理由

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月16日 更新
「急に気づいて…ちょっとびびった」知らない人からのXブロック、相次ぐ理由

面識のない相手のプロフィールを開いたら、名前の下に見慣れない文言が出てくる——Xでそんな体験をしたという投稿が、9月に入って目につくようになりました。
「全然知らない人にブロックされてるの急に気づいて…ちょっとびびった」というポストもその一つです。
日常的にXを使っている人なら、他人事ではないかもしれません。
プロフィールを開いただけで分かってしまうこの仕組み、実は2024年10月の仕様変更が関係しています。

先に結論をまとめると:
– 見知らぬ相手のプロフィールを開いてブロックに気づく投稿が増えている
– 背景には2024年10月の仕様変更があり、ブロックされていても相手の公開投稿を閲覧できるようになった(いいねや返信などの関与は引き続きできない)
– 自分が誰にブロックされているかを一覧で確認できる公式機能は無く、それを謳う外部ツールにはリスクもある

知らない人からのブロックに気づく人が増えている

homura02r25さんやjenppadさん、yutyo_111111さんなど、複数のユーザーが「全然知らない人」からブロックされていたことに気づいたという投稿をしています。
共通しているのは、通知が来たわけではなく、たまたまプロフィールを見に行ったときに気づいたという点です。
Xのブロック機能には「ブロックされた」と通知する仕組みが無いため、気づくきっかけは相手のページを開いたときの表示だけになります。

中でもhomura02r25さんの投稿は、この気づき方を具体的に示しています。

投稿では、面識のない相手のプロフィールを開いた瞬間の戸惑いが率直に書かれています。
ただ、この投稿だけを見ると「たまたま運が悪かった一例」にも思えます。
そこで、なぜ最近になってこうした投稿が増えているのか、仕様面から確かめてみました。

調べて分かったこと

なぜプロフィールを見ただけでブロックだと分かるのか

X(旧Twitter)は2024年10月17日、ブロック機能の仕様を変更したと複数のメディアが報じています。
それまではブロックされると相手の投稿自体が見られなくなっていましたが、変更後は公開アカウントであれば、ブロックされていても相手の投稿を閲覧できるようになりました。
できなくなるのは、いいね・返信・リポストといった「関与」の部分だけです。
イーロン・マスク氏が以前「ブロックは関わることを止める機能であり、公開された投稿を見ることまで止める機能ではない」と発言していたことも、この変更の理由として紹介されています。

つまり、以前ならブロックされた時点で相手のページごと見えなくなっていたのが、今はプロフィールも投稿も見えたうえで、ブロックされている旨の表示だけが出る形に変わったわけです。
実際に別のユーザーからブロックされた画面を見てみると、名前の下に「(アカウント名)さんはあなたをブロックしました」という表示が出て、その下に「公開ポストを表示することはできますが、ブロックされているためエンゲージメントを行うことはできません」という説明が続きます。
見えるはずのなかった表示が見えるようになったことで、ブロックの存在そのものに気づきやすくなったというのが実態のようです。

理由についてはXユーザーからさまざまな声が上がっています。

「知らない人からのブロック」に一定数のユーザーが遭遇している背景には、こうした閲覧側の変化があると考えられます。

自分がブロックされているか、一覧で確認する方法はあるのか

ブロックに気づいた人が次に気になるのが「自分は他に誰からブロックされているのか、まとめて確認できないか」という点です。
結論から言うと、Xには自分をブロックしたアカウントを一覧表示する公式機能はありません
確認できるのは、相手のプロフィールページを個別に開いたときだけです。

「ブロック 確認」やそれに近い言葉で検索すると、「誰にブロックされているか全部わかる」とうたう外部ツールも見つかりますが、多くはX APIを使った非公式サービスで、連携後にスパムを送信された、フォロワーが不自然に増減した、といった被害報告も出ています。
公式のヘルプやセキュリティ案内でも、こうした情報は外部ツールを使っても正確には取得できないとされており、安易に連携しないほうが無難です。

心当たりのない相手からブロックされる理由は、投稿の内容が相手の目にたまたま不快に映った、といったケースが多いとみられますが、これも相手に確認する手段が無い以上、推測の域を出ません。

Shiritomo編集部の考察:見えなかったものが見えるようになった効果

今回の話は、仕様変更そのものよりも「見えなかった情報が見えるようになったときに何が起きるか」という点が興味深いところです。
以前のXでは、ブロックされてもページが表示されないだけで、ブロックされた事実に気づかないまま過ごすケースが大半だったはずです。
今は同じ状況でも表示が残るため、気づく母数そのものが増えている可能性があります。
つまり「ブロックが増えた」のではなく「ブロックに気づける場面が増えた」と捉えるほうが実態に近いでしょう。
SNS運用の視点で見ると、フォロワー以外のアカウントとの接点がどう見えるかは、ブランドアカウントが荒らし対策でブロックを使う際の心証にも関わってきます。
相手に見える範囲が変わったことを踏まえたうえで運用したほうがよさそうです。

まとめ

知らない人からのブロックに気づくケースが増えているのは、ブロックの数自体というより、2024年の仕様変更でブロックの事実が見えやすくなったことが背景にあるようです。
一覧で確認する公式手段は今も無いため、気になる相手がいる場合は個別にプロフィールを確認するしかありません。

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