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Claude Code、Proプランから突然消えた——AnthropicのA/Bテスト騒動の全貌

shiritomo | AI・SNS・話題のテック情報メディア by Hashout編集部 @shiritomoAI_jp 2026年4月23日 更新
Claude Code、Proプランから突然消えた——AnthropicのA/Bテスト騒動の全貌

「え、急に使えなくなった?」——そんな驚きの声がXに溢れたのは4月21日夜のことです。

月額20ドルのProプランでずっと使えていたClaude Codeが、突然プランページから消えていました。スクリーンショットが次々と拡散され、開発者コミュニティは一気に騒然となりましたね。「月100ドル以上のMaxプランでないと使えなくなるのか」という不安が広がる中、Anthropicは翌日に変更を撤回しています。

Xで広がった反応

4月21日夜(日本時間)、Proプランを持つ開発者たちがAnthropicの価格ページに異変を見つけました。Claude CodeのチェックマークがProプラン列から消え、MaxプランとEnterpriseプランのみに表示されていたのです。

告知なし、ただの価格ページ編集という手法が、さらに火に油を注いだようです。

国内エンジニアの梶谷健人さんは、「収益性がマイナスだったのでProから外れるのは時間の問題だった」と冷静に分析しつつも変化の大きさを伝え、大きな反響を集めました。

月3,000円で使えていたものが、突然15,000円以上への5倍値上げ。「本当なら一気にユーザーが減ってCodexに流れ込む」という声も相次いで出ていました。

一次情報を調べてみると

気になって公式情報や海外メディアを深掘りしてみると、事態はより複雑な様相を呈していました。

Anthropicの成長責任者であるAmol Avasare氏は「新規ユーザーの約2%を対象とした小規模テストであり、既存のProおよびMaxユーザーには影響しない」と説明しています。

ところが実際には、公式サポートドキュメント・価格ページ・ヘルプ記事のすべてが「Claude CodeはMaxプラン以上」という表記にグローバル更新されていたのです。

通常、2%の限定テストであればサーバーサイドのフラグ(機能のオン・オフを切り替える仕組み)で制御されるはずです。

にもかかわらず、サイトを訪れた98%のユーザーには「全員への変更」のように映りました。テック評論家のEd Zitron氏は「変更を元に戻したとしても、なぜサポート資料やウェブサイトまで書き換えたのか説明されていない」と批判しています。

背景にあるのは、MaxプランとClaude Codeの急成長でしょう。

Maxが登場した当初はClaude Codeを含んでいませんでしたが、後からバンドルされると利用量が急増しました。月20ドルのProでClaude Codeをフル活用されると収益性がマイナスになるという経済的な課題が積み重なっていたようです。Avasare氏自身も「現在のプランはここまで重い使用を前提に設計していなかった」と認めています。

翌22日早朝、AnthropicはProプランへのClaude Code掲載を復活させました。数時間の騒動は収束しましたが、プラン体系の見直しが近いうちにあるとの見方は、まだ消えていないようです。

もっと詳しく知りたい方へ

まとめ

今回の騒動は数時間で収束したものの、Anthropicがエージェント型ツール(AIが自律的にタスクをこなすツール)の急成長に合わせてプラン体系の見直しを模索しているのは確かでしょう。

月額20ドルのProプランでClaude Codeを使い続けたい方は、引き続き公式の動向をチェックしておくことをおすすめします。