「普通に値上がりするのインフレ経済こわい」——任天堂公式microSDカード、説明なき2,000円値上げの中身
6,980円で買えたはずのカードが、気づけば8,980円になっていた。
任天堂ライセンス品のNintendo Switch 2用microSD Expressカードが、8月17日から2,000円値上がりしている。
microSD ExpressはSD Associationが策定した従来のmicroSDより高速な規格で、Switch 2が世界に先駆けて採用しています。
値上げについて、公式な告知は一切ありません。
追加ストレージの購入を考えている人にとっては、いつ買うかで支払う額が変わってしまう話です。
先に結論をまとめると:
– 任天堂公式ライセンスのmicroSD Expressカード(SanDisk・Samsung製256GB)が、8月17日から18日にかけて6,980円→8,980円に値上げされた
– 任天堂から値上げの公式発表・理由説明はなく、通販サイトの表示価格が静かに切り替わった
– Switch 2本体も5月25日に1万円値上げ済みで、時期的にはメモリ・DRAM価格の高騰と重なる
Xで広がる「サイレント値上げ」への戸惑い
8月17日、複数の通販サイトでNintendo Switch 2向けmicroSD Expressカードの表示価格が切り替わりました。
対象は任天堂公式ライセンス品で、SanDisk製・Samsung製いずれも256GBモデル。
旧価格6,980円から新価格8,980円へ、2,000円の値上げとなっています。
ニンテンドーストアのほかAmazon・楽天・Yahoo!など主要通販サイトでも同様の価格改定が確認されました。
Xでは、値上げ後にこのカードを検討していたユーザーから、これまでのストレージ製品の値動きとは逆行する変化に戸惑いの声が上がっています。
Switch2用 microSD Expressカード
— ひきこうもり (@Hikikomori_) 2026年8月18日
こういうのは今まで、時間が経てば経つほど安くなるのが普通だったので、十分値下がりしてから買おうと思ってたのに、普通に値上がりするのインフレ経済こわい
「時間が経つほど値下がりするのが普通」という感覚は、ストレージ製品を長く追ってきた人には自然なものでしょう。
発売直後から品薄が続いていたカードで逆の値動きが起きたことが、驚きにつながったとみられます。
ただ、いつ・どれだけ値上がりしたのかは投稿だけでは分かりません。
実際の価格推移を確認しました。

いつ、いくら値上がりしたのか?
Impress Watch(GAME Watch)の報道によれば、価格改定が実施されたのは2026年8月17日から18日にかけてです。
SanDisk製・Samsung製ともに256GBモデルが6,980円から8,980円に切り替わり、値上げ幅はどちらも2,000円で足並みが揃っています。
Xには、実際の価格表示のスクリーンショットを添えた投稿もありました。
【値上げ】
— Switch2入荷速報@ニンテンドースイッチ2速報! (@Switch2Nyuka) 2026年8月18日
昨日からmicroSD Expressカード値上げしてます
旧価格:6,980円
新価格:8,980円
少し前から品薄で再販入荷通知してましたがその時に買った方はラッキーでしたね✨ pic.twitter.com/IdWUyEseru
添付画像には、SanDisk・Samsung両モデルの商品名と「8,980円」の価格表示がそのまま写っています。
投稿者は品薄だった時期に再販入荷の通知をしていたと明かし、その際に購入できた人を「ラッキー」と表現していました。
なぜ公式発表がないのか?
GAME Watchの報道では「今回の価格改定について正式な発表は行なわれていない」と明記されています。
値上げの理由について任天堂からの説明はなく、通販サイト側の価格表示が変わったことで判明した形です。
公式に理由を明言する情報がない以上、断定はできませんが、時期的に重なる出来事から推測できることはあります。
Switch 2本体の値上げと同じ構図なのか?
Switch 2本体は、これより一足先の2026年5月25日に国内専用モデルが49,980円から59,980円へと1万円値上げされています。
この際は任天堂が公式に価格改定を発表し、理由としてメモリ価格の高騰・円安・関税の影響を挙げていました。
今回のmicroSDカードの値上げに任天堂からの説明はないものの、時期的にはメモリ・DRAM価格の高騰が続いている局面と重なります。
AI関連需要の拡大でNANDフラッシュメモリの需給が世界的に逼迫しているという報道もあります。
ストレージ製品全般の値上がり傾向とSwitch 2周辺の値上げが、同じ流れの中で起きている可能性はありそうです。
ただし、これはあくまで時期的な符合です。
任天堂が値上げの理由として明言しているわけではない点には注意が必要でしょう。
Shiritomo GADGET編集部の考察:値上げは「告知の有無」で受け止められ方が変わる
今回の値上げで印象的なのは、値上げそのものより「説明がない」ことへの反応の大きさです。
Switch 2本体の値上げは任天堂が理由つきで公式発表したのに対し、周辺機器であるmicroSDカードは通販サイトの価格表示が変わっただけで気づかれました。
同じメーカーの値上げでも、告知の有無で受け止められ方が大きく変わるというのが、今回のXの反応から見えてくることです。
ストレージ市場全体がNAND価格高騰の局面にある今、他のメーカー・他の周辺機器でも同様の「サイレント値上げ」が起きる可能性は十分にあるでしょう。
買い替え・買い増しを考えている製品があるなら、値上げの噂が出た時点で公式ストアの価格表示をチェックしておきましょう。
そうした習慣があれば、今回のような「気づいたら上がっていた」を避けやすくなりそうです。
まとめ
Switch 2向け公式microSD Expressカードは、公式な告知のないまま2,000円値上げされました。
値上げの理由は明言されていませんが、Switch 2本体の値上げと同時期にメモリ価格の高騰が続いている点は共通しています。
追加ストレージの購入を検討している人は、価格が変わる前提で早めにチェックしておくのがよさそうです。
この記事で取り上げた製品
SanDisk microSD Express Card 256GB for Nintendo Switch 2
Samsung microSD Express Card 256GB for Nintendo Switch 2
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