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Claude Codeに部分障害、「仕事が止まる」——開発者がAI依存の現実を痛感した朝

shiritomo | AI・SNS・話題のテック情報メディア by Hashout編集部 @shiritomoAI_jp 2026年5月16日 更新
Claude Codeに部分障害、「仕事が止まる」——開発者がAI依存の現実を痛感した朝

朝9時、いつものようにClaude Codeを立ち上げようとしたら、エラーが返ってきた——そんな経験をした開発者が5月15日に続出しました。

Anthropicの公式ステータスページには「エラー率が上昇中」の表示が。
Claude CodeとAPIへの部分障害が早朝から発生
し、日本時間の午前9時19分に最新の調査状況が更新されました。
X上にはすぐさま「開発止まるなw」「仕事効率がかなり下がる」という声が広がり、ここ数か月で何度目かになる障害への嘆きが連なりました。

「止まると初めてわかる」——Xに広がった開発者の声

今回の障害で改めて浮き彫りになったのは、Claude Codeへの業務依存度の高さです。

あるエンジニアは「使えなくなって初めて、自分の考える作業の半分近くをもうClaudeに任せていたと気付いた」と投稿。
Metaのシニアエンジニアも「障害が出たら手作業コーディングに戻るには時間がかかると判断し、別の業務に切り替えた」と明かしています。

「AIで業務改善」をうたうシステム営業が政治家事務所を巡っている現場を目撃したという開発者は、名簿DBにClaude等のAPIを使う実態を告発しつつ、「これで障害があったらどうなるの」という声をXに投稿していました。

Business Insiderが取り上げた反応の中では「AIが使えないなら原始時代の人のように自分でコードを書くしかない」という半ば冗談めいた投稿が注目を集めました。
笑えない本音が混じったコメントは、多くの開発者に刺さったようです。

海外では著名テックライターのTom WarrenもXに投稿し、Anthropicが修正対応を進める間、開発者たちが「長いコーヒーブレイク」を余儀なくされた様子を報告しました。

OpenAIのCodex CLIへの移行を検討するポストも目立ち、「バックアップのAIコーディングツールを持っておくべきだ」という実践的な声も上がっていました。

実際のところ、どんな障害だったのか

今回の障害を深掘りしてみました。
Anthropicの公式ステータスページ(status.claude.com)によれば、5月15日の障害はOpus 4.6モデルへのリクエストでエラー率が上昇したもので、現在は解決済みとなっています。

5月だけを振り返ると、これが単発の出来事でないことがわかります。

  • 5月7日: GitHubとのIPアドレス制限環境での接続障害
  • 5月8日: Opus 4.7・Sonnet 4.6など複数モデルでエラー率上昇(約1時間51分で解決)
  • 5月9日: Claude Code(Web版)の部分機能停止、Windows上のIDE拡張機能の読み込み失敗
  • 5月15日: Claude CodeおよびAPIでのエラー率上昇(Opus 4.6に影響)

過去90日のアップタイムは Claude Code で99.14%と高水準ではあるものの、5月に入って連続的にインシデントが発生しているのは気になるところです。
急速なユーザー増加にインフラが追いついていない「成長痛」とも読めますが、業務で深く使っている開発者にとっては洒落にならない状況でしょう。

MicrosoftはCodex CLIへ——業界全体の動きも見逃せない

障害とは別のニュースとして、5月15日にはMicrosoftがClaude Codeのライセンスを段階的にキャンセルし、GitHub Copilot CLIへの移行を進める方針が報じられました。

Experiences & Devices部門(Windows・Microsoft 365・Outlook・Teams・Surfaceを担当)の開発者が対象で、6月30日までに移行を完了する予定です。
EVPのラジェシュ・ジャ氏は「社内比較テストを経て、Copilot CLIへの統合が最善と判断した」とコメントしています。

Anthropicとのパートナーシップ自体は継続されるとのことで、Copilot CLI経由でClaudeモデルへのアクセスも維持される見通し。
「代替」ではなく「統合」という位置付けのようです。
とはいえ、頻発する障害のタイミングでこの報道が重なったことは、Claude Codeの信頼性をめぐる議論に火をつけた形になりました。

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まとめ

Claude Codeの5月15日障害は短時間で解決しましたが、5月だけで4度目のインシデントとなりました。
「止まって初めてわかる依存度の高さ」を多くの開発者が実感する中、バックアップツールの準備やマルチAI環境の整備を本格的に検討し始めるチームも増えそうです。