LINEを開いたら突然現れたAIバーが「邪魔すぎる」——Agent iをめぐるユーザーの本音
スマホでLINEを開いたら、いつのまにかメッセージ入力欄の下に見覚えのないボタンが並んでいた——そんな体験をした方は多いのではないでしょうか。
「なんだこれ」「消せないの?」という声がXで一気に広まり、「消す方法」を解説する記事が次々と出てきました。
LINEヤフーが2026年4月20日に始めた「Agent i(エージェント アイ)」という新AI機能が、リリース直後から批判の矢面に立っています。
Agent iとは何をするAIか
Agent iは、LINEのトーク画面で「返信の候補を提案する」「話題を提案する」「ムードを分析する」という3つの機能を提供するAIアシスタントです。
バージョン26.6.0以降のLINEアプリで、トーク画面下部に自動的に表示されるようになりました。
コンセプトは「毎日のそばに、だれでも使えるAI」。
お買い物・おでかけ・天気など日常サポートに加え、友だちとの会話に自然にAIを溶け込ませることを狙っています。

「邪魔すぎる」——8000いいね超えの不満
ところが、実際にアップデートされたユーザーの反応は冷やかでした。
SBAPPさんは非表示の手順をわかりやすくまとめて投稿し、多くのリツイートを集めています。
LINEの最新アップデート後、トークの入力欄の下部に「返信を提案」などAIボタンが表示🤖
— SBAPP (@secretbase_app) 2026年5月1日
AIボタンが必要ない場合は、次の手順で非表示にできます✍
1. ホームで「設定(歯車)」をタップ
2. 「Agent i」をタップ
3. 「トークルームのAgent iの表示設定」をタップ
4.「一時的に表示しない」をタップ pic.twitter.com/S1WTADh2lD
「LINEのAIボタン邪魔じゃないですか?」とシンプルに投じた投稿も、共感の嵐でした。
LINEのAIボタン邪魔じゃないですか?
— 浴本 昇吾 (@SHOGO_YOKUMOTO) 2025年10月27日
不満の中でも特に多いのは「誤タップ」の問題です。
入力欄のすぐ下にAIボタンが並ぶレイアウトのため、文字を打とうとしてAgent iのボタンに触れてしまうケースが続出。
「急いでメッセージを送ろうとしたら規約の確認画面が出てきてイライラした」という声も見かけます。

また、同意なしに自分のトーク内容をAIが読む設定になっているように見える点を気にするユーザーも少なくありません(実際にはAIの分析に使う前に同意が求められますが、ボタンの存在自体に警戒感を持つ方がいます)。
消し方——ただし「永久に」は無理
不満が集中したのはUI以上に、「完全に消せない」という仕様です。
設定からAgent iを一時的に非表示にする手順自体は存在します。
ホーム画面の歯車アイコン→「Agent i」→「トークルームのAgent iの表示設定」→「一時的に表示しない」をタップすると、30日間だけ消えます。
ただし30日後には再び表示され、永久オフの設定は現時点では用意されていません。
LINEヤフーはユーザーからの声を受け「UI改善を検討している」とコメントしていますが、具体的な改善内容や時期は明らかになっていません。
使ってみると便利という声も
批判が目立つ一方で、「実際に使うとそこまで悪くない」という意見もあります。
返信候補は短いやり取りでは確かに助かる場面があるようで、使い慣れれば評価が変わるケースもあるようです。
ただ、多くのユーザーが望んでいるのは「使いたい人だけONにできる」という選択肢そのものです。
良し悪しの前に「勝手に押しつけられた」という感覚がハードルになっています。
さらに深掘りしたい方へ
- 勝手に表示された「LINEのAI」を消す方法(ロケットニュース24)
- LINE入力欄の邪魔な「AI」アイコンの消し方(アプリオ)
- LINEトーク画面の「AI」ボタンが邪魔!消し方や対処法(tenorshare)
まとめ
Agent iは機能の方向性は悪くなく、むしろUI設計と「押しつけられた感」がユーザー離れを招いています。
永久オフの選択肢を早めに提供することが、信頼を取り戻す最短ルートではないでしょうか。