Nothing「Phone (4b)」国内発売、5万9800円でFeliCa対応——限定ブルーは楽天モバイルのみ

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月20日 更新
Nothing「Phone (4b)」国内発売、5万9800円でFeliCa対応——限定ブルーは楽天モバイルのみ

5万9800円。
この価格で、おサイフケータイと6.77インチの大型有機ELディスプレイが手に入ります。
ロンドン発のスマートフォンブランド「Nothing」が、新型ミドルレンジ機「Phone (4b)」の日本発売を決めました。
これまで海外モデルの輸入扱いが多かったNothingの製品にしては、めずらしく日本向けの作り込みが入っています。
スマホの買い替えでFeliCa対応の有無を迷っている方には、選択肢がひとつ増えることになりそうです。

先に結論をまとめると:
– 「Phone (4b)」は10月27日発売、価格は8GB+128GBモデルで5万9800円(税込)。
予約は10月20日11時から開始
– FeliCa(おサイフケータイ)とeSIMに対応し、海外モデルに日本向けの仕様を追加したミドルレンジ機
– カラーはホワイト・ブラック・ブルーの3色。
ブルーは楽天モバイルの限定カラーで、同社経由なら5万8900円+キャンペーン特典がつく

何が起きたのか

Nothingは10月20日、スマートフォン新製品「Phone (4b)」の国内発売を正式に発表しました。
発売日は10月27日午前9時、予約は同日11時(10月20日)から、Nothing公式サイトと楽天モバイル、その他の正規販売パートナーで受け付けています。

価格は8GB+128GBモデルで5万9800円(税込)です。
本体にはSnapdragon 6 Gen 4を搭載し、6.77インチのスーパーAMOLEDディスプレイ(最大120Hzの可変リフレッシュレート、ピーク輝度2,000ニト)を備えています。
カメラは5,000万画素のメインカメラ(光学式手ブレ補正対応)と800万画素の超広角カメラの2眼構成です。
バッテリーは5,200mAhで、33Wの急速充電に対応しています。

もっとも目を引くのは、海外のPhone (4b)には無い機能が日本仕様として追加されている点です。
FeliCaを搭載し、おサイフケータイが使えるようになりました。
あわせてeSIMにも対応しており、物理SIMを使わない運用も選べます。
カラーバリエーションはホワイト・ブラック・ブルーの3色で、このうちブルーは楽天モバイルだけで販売される限定カラーです。
楽天モバイル経由での購入なら価格は5万8900円となり、同社の買い替えプログラムなどのキャンペーン特典も付いてきます。

調べて分かったこと

なぜ「廉価モデル」に日本独自仕様を足したのでしょうか

Nothing Phone (4b)は、海外では今年7月にすでに発表・発売されているモデルです。
上位モデルの「Phone (3)」よりも価格を抑えた、ブランド内ではミドルレンジに位置づけられる機種にあたります。
日本版ではこの海外モデルをベースに、FeliCaとeSIMという国内ニーズの強い機能を後から足し込んでいます。

日本の携帯電話市場では、FeliCa非対応を理由にミドルレンジの海外スマートフォンが選択肢から外れてしまうケースが少なくありません。
コンビニや交通系ICカードの決済を1台で済ませたい層にとって、FeliCaの有無は購入を左右する条件になりやすいものです。
Nothingが価格を抑えたモデルにあえてこの機能を載せてきたのは、「デザインは気に入っているが実用面で見送っていた」層を取り込む狙いがあると見てよさそうです。

価格はどのあたりに位置するのでしょうか

5万9800円という価格は、国内のSIMフリースマートフォン市場で見ると、ミドルハイに近いミドルレンジの水準にあたります。
6.77インチの大画面・120Hz表示・5,200mAhの大容量バッテリーという構成を踏まえると、スペック対価格では競争力のある部類に入ります。
Nothingはこれまで独特な半透明デザインや光る通知ライン「Glyphインターフェース」で個性を打ち出してきたブランドですが、今回のPhone (4b)でもカメラ周辺のシースルー仕上げと、光で通知を知らせる「Glyphバー」は健在です。
実用性重視のミドルレンジ機であっても、見た目の個性を削らない姿勢は保たれているようです。

FeliCa対応の格安・ミドルスマホは今も探されています

「FeliCa対応 格安スマホ」のような組み合わせは、スマートフォンを買い替えるたびに繰り返し検索される言葉のひとつでしょう。
おサイフケータイに対応した端末は国内メーカー中心になりがちで、海外発ブランドの選択肢は限られています。
Nothing Phone (4b)はこの「尖ったデザインは好きだが、おサイフケータイが無いと困る」という声に応える格好になっており、今回のFeliCa搭載は一度きりの話題で終わらず、今後の機種選びの比較対象としても検索され続けそうです。

Shiritomo GADGET編集部の考察

Nothingはこれまで、独自デザインと光るGlyphインターフェースを武器に、価格より個性で選ばれるブランドという立ち位置を築いてきました。
今回のPhone (4b)は、その個性を保ったまま「実用面で惜しい」と言われがちだったFeliCa非対応という弱点を、日本市場向けにピンポイントで埋めてきた点が興味深い設計判断に見えます。

海外ブランドが日本参入時につまずきやすいのは、グローバル仕様をそのまま持ち込み、FeliCaやおサイフケータイの壁に跳ね返される場面でしょう。
Nothingは上位モデルではなく、あえてミドルレンジのPhone (4b)でこの壁を越えてきました。
価格に敏感な層ほどFeliCaの有無を重視する傾向があることを踏まえると、通信キャリアを問わず「デザインも実用性も妥協したくない」という中間層の需要を狙い撃ちした製品と言えるのではないでしょうか。
楽天モバイルとの限定カラー連携も、キャリア経由での販路確保という意味で理にかなった動きと見ることができます。

まとめ

Nothing「Phone (4b)」は、5万9800円という価格でFeliCaとeSIMを備えた、海外ブランドらしからぬ”日本向けの作り込み”が光るミドルレンジ機として10月27日に発売されます。
デザイン重視のブランドが実用面の弱点を埋めてきた今回の動きに、今後の海外スマホの日本戦略を見るヒントがありそうです。

この記事で取り上げた製品

Nothing Phone (4b)

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