Nintendo Switch 読了 6 分

最初は「掃除ゲーム」だった――協力ホラー『R.E.P.O.』がSwitch 2に、同時接続27万人超の人気作

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月29日 更新
最初は「掃除ゲーム」だった――協力ホラー『R.E.P.O.』がSwitch 2に、同時接続27万人超の人気作
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協力ホラーゲーム『R.E.P.O.』を手がけた開発チームsemiworkは、本作が企画段階では「掃除ゲーム」として考えられていたことを、のちに明らかにしています。
2025年2月に早期アクセス(開発中のゲームを正式リリース前に有料で先行配信する販売形態)が始まったこの作品は、配信開始からわずか1カ月足らずで同時接続プレイヤー数27万人超を記録し、Steamのレビューは現在14万件超のうち96%が「好評」という人気作に育ちました。
そのR.E.P.O.が、2027年にNintendo Switch 2へやってくることが決まりました。
ゲーム機を買うか悩んでいる人や、友達と一緒に遊べるタイトルを探している人にも、知っておきたい話です。

先に結論をまとめると:
– 物理演算でお宝を運ぶ協力ホラー『R.E.P.O.』のNintendo Switch 2版が、2027年に配信されることが決まりました
– PC版は早期アクセス開始から1カ月足らずで同時接続27万人超を記録、レビューは現在14万件超のうち96%が好評という人気作です
– 同じ発表の場では、タヌキがBMXで郵便配達をする『TANUKI: Pon’s Summer』も11月10日の発売が決まっています

何が起きたのか

10月28日夜に放送された任天堂の番組「Indie World」で、インディーゲームの新情報が続々と発表されました。
その中で紹介されたのが、海外のスタジオsemiworkが手がける協力ホラーゲーム『R.E.P.O.』です。
番組を運営する公式アカウントが、放送中にこの発表を伝えています。

投稿にある「キズが付いたら価値が下落するので、運び出すときは慎重に」という一文が、このゲームの核心を表しています。
『R.E.P.O.』は、最大6人のオンライン協力プレイで、怪物が潜む廃墟から「お宝」を運び出すゲームです。
アイテムの一つひとつに物理演算(現実世界と同じような重さ・衝突・落下の動きをコンピューター上で再現する技術)が働いており、雑に扱うと破損して価値が下がってしまいます。
プレイヤー同士は近接ボイスチャット(近くにいる仲間の声だけが聞こえる仕組み)で会話しながら、怪物に見つからないよう息を潜めて作業を進めます。

ただ、今回分かっているのはNintendo Switch 2版が2027年に配信されるということだけです。
発売日や価格はまだ発表されていません。
それでも、このニュースが注目される理由は、PC版がすでに築いてきた実績にあります。

調べて分かったこと

なぜ「掃除ゲーム」が人気のホラーになったのか?

開発元のsemiworkは、制作秘話を語る動画で、本作が企画段階では「掃除ゲーム」だったことを明かしており、ゲーム専門メディアAUTOMATONなどがこれを報じています。
部屋を綺麗にしていくゲームとして構想されていたものの、開発が進むなかで「現実世界での楽しさ」を基準に路線を変更。
物を運ぶという行為そのものに怪物との緊張感を組み合わせることで、今の協力ホラーの形にたどり着いたといいます。

結果として生まれたのは、「物を壊さないように慎重に運ぶ」という静かな緊張と、「怪物に追われて全部放り出して逃げる」という笑えるパニックが交互に訪れるゲーム体験です。
物理演算によって毎回ちがうハプニングが起きるため、同じ場面になりにくいのも特徴です。

実際の人気はどれくらいなのか?

PC版(Steam)は2025年2月26日に早期アクセスで配信が始まりました。
配信直後から多くのプレイヤーが集まり、同時接続プレイヤー数は急拡大し、配信25日後の3月下旬には最大27万1571人を記録。
その後も人気を保ち、Steamのユーザーレビューは14万件を超え(2026年10月時点)、そのうち96%が好評というステータスを得ています。

一方で、現時点のPC版は日本語には対応していません。
Switch 2版で日本語表示が追加されるかどうかは、今回の発表では明らかにされていません。
ここは分かっていないこととして、はっきり書いておきます。

もう1つの注目作、タヌキの郵便配達ゲームとは

同じ「Indie World」では、タヌキが主人公の『TANUKI: Pon’s Summer(タヌキ:ポンの夏)』も新情報が公開されました。
開発元Denkiworksによるこの作品は、荒れてしまった神社を立て直すため、主人公のタヌキ「ポン」がBMXで小包や手紙を届けて回るというもの。
舞台となる4つの街は、京都・青森・札幌・別府といった日本各地の風景をイメージして作られており、BMXトリックのチャレンジは100種類を超えるそうです。

Nintendo SwitchとNintendo Switch 2向けに、2026年11月10日に配信されることが発表されました。
ホラーで緊張感のある『R.E.P.O.』とは対照的に、のんびりとした雰囲気の一作です。

Shiritomo GAME編集部の考察

今回の発表で興味深いのは、任天堂がSwitch 2のラインナップ拡充に「すでにPCで結果を出した人気作」を積極的に取り込んでいる点です。
『R.E.P.O.』は自社開発の新作ではなく、海外の小規模スタジオが生んだ早期アクセス作品。
実績のある作品を後から取り込むことで、未知のタイトルよりリスクを抑えつつ話題性を確保できます。

もう一つ注目したいのは、物理演算を使った「壊れ物を慎重に運ぶ」という遊びが、家族や友人と顔を合わせて遊ぶ携帯機・据置機のハイブリッドであるSwitch系ハードと相性が良いという点です。
1人のミスがみんなの笑いになる仕組みは、ソファに並んで座る遊び方にこそ映えます。
今後も、こうした「物理演算×協力プレイ」のジャンルがSwitch 2で増えていくかもしれません。

まとめ

掃除ゲームから生まれた協力ホラー『R.E.P.O.』が、2027年にNintendo Switch 2へ登場することが決まりました。
PC版ですでに高い評価を得ている作品が、新しいハードでどんな形で届くのか、続報を待ちたいところです。

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