「リマスター版のリマスター」――『エンド オブ エタニティ』に8年越しのDLC、10月30日配信
2010年1月に発売された銃撃RPG『エンド オブ エタニティ』。
tri-Aceが手がけたこの作品は、2018年に一度「4K/HD EDITION」としてリマスターされています。
それから8年が経った今、そのリマスター版にさらに追加のDLCが登場することになりました。
10月は25年前のPS1用RPG『テイルズ オブ エターニア』のリマスター版も6機種で発売されたばかりで、2000年代・2010年代のRPGが相次いで”もう一段”手を入れられる月になっています。
先に結論をまとめると:
– 2018年発売のリマスター版『エンド オブ エタニティ 4K/HD EDITION』に、追加DLC「ENHANCED REMASTER」が10月30日配信
– ネイティブ4K出力・120fps対応・2倍速機能・中国語・韓国語対応などを追加する内容
– 価格はSteam版1,000円、PS5版は既存所有者990円・新規購入者4,070円
何が起きたのか
発表したのはパブリッシャー自身のアカウントではなく、まずゲームメディアのAUTOMATONJapanでした。
人気根強い銃撃RPG『エンド オブ エタニティ』突然“リマスター版のリマスター”発表。ネイティブ4K出力・フレームレート120fps対応、倍速モードまで実装でまた蘇るhttps://t.co/uhzkvEKsc7 pic.twitter.com/X5Dc9Zk6vv
— AUTOMATON(オートマトン) (@AUTOMATONJapan) 2026年10月29日
投稿にあるとおり、今回のDLCは「リマスター版のリマスター」と呼べる内容です。
2010年発売のオリジナルから数えると16年、2018年のリマスター版からでも8年が経ったタイトルに、ネイティブ4K出力とフレームレート120fps対応、2倍速モードという現行機基準の機能が追加されます。
10月15日には『テイルズ オブ エターニア』のリマスター版もSwitch 2など6機種で発売されていて、同じ10月に往年のRPGの”手直し”が重なった形です。
ただ、なぜ8年前のリマスターにさらに手を入れる判断になったのか、価格や対象機種を含めて調べてみました。
調べて分かったこと
価格や対象機種はどうなっているのか?
famitsu.comの報道によると、DLC「ENHANCED REMASTER」はSteam版が1,000円(税込)、PS5版は『4K/HD EDITION』の既存所有者が990円(税込)の追加コンテンツとして購入でき、まだ本体を持っていない新規購入者は4,070円(税込)でまとめて購入できる形になっています。
【!?】『エンド オブ エタニティ』約8年前に発売されたリマスター版に突如DLCが登場。10月30日にリリース予定https://t.co/gKqWm3NUg2
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) 2026年10月29日
ネイティブ4K出力・HDR・120fpsに対応しスタイリッシュな戦場がパワーアップして令和に帰ってくる。またゲーム速度が2倍になるイマドキな機能も追加 pic.twitter.com/VygLH1CeIt
グラフィック強化の内訳には、映像やテクスチャの高画質化にAIを活用したという報道もあります。
8年前のリマスター作業では手が回らなかった部分を、今の技術でもう一度やり直した、という位置づけに見えます。
なぜ今、8年前のリマスターに手を入れたのか?
明確な理由は公式から詳しく説明されていませんが、今回のDLCがPS5版・Steam版どちらにも用意されている点は見逃せません。
すでに『4K/HD EDITION』を持っているプレイヤーに向けては比較的低価格(990円・1,000円)の追加コンテンツとして提供し、未購入者には本体込みの価格で間口を広げる構成になっています。
新規に全部作り直すフルリメイクではなく、既存の資産に現行機世代の表示性能を足す形を選んだことで、開発コストを抑えながら『エンド オブ エタニティ』というIPの存在感を今のハードの上で保つ狙いがあるとみられます。
Shiritomo GAME編集部の考察
今回の『エンド オブ エタニティ』DLCと、同じ10月に発売された『テイルズ オブ エターニア』リマスター版を並べると、tri-Aceゆかりの2000年代後半〜2010年代前半のRPGに現行機基準の表示性能を後付けする動きが重なっていることが分かります。
フルリメイクほどの開発コストをかけずに「今の画面で遊べる」状態へ引き上げる手法は、Switch 2のような新ハード移行期に積みタイトルを掘り起こす導線として機能しやすいはずです。
パブリッシャーにとっては、過去作の再販促進という意味でも、既存ファンの低価格課金と新規ファンの本体込み購入という2段構えの価格設計は、他の旧作IPを再提案する際の型として参考になる部分だと感じます。
まとめ
『エンド オブ エタニティ』は2018年のリマスター版にさらに手を加えた追加DLC「ENHANCED REMASTER」を10月30日に配信し、ネイティブ4K・120fps対応という現行機基準の表示性能を獲得しました。
同じ10月に『テイルズ オブ エターニア』のリマスター版も登場しており、tri-Ace作品を中心に過去のRPGが今のハードへ合わせて手直しされる動きが続いています。
さらに深掘りしたい方へ
DLCの価格や対象機種の詳細については、『エンド オブ エタニティ』リマスター版に発売から8年越しのDLCが登場(ファミ通.com)でも報じられています。


