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「投げる・打つ・走る」野球格闘リーグマン、33年越しのHDリメイクで海外タイトルの正体が判明

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年8月19日 更新
「投げる・打つ・走る」野球格闘リーグマン、33年越しのHDリメイクで海外タイトルの正体が判明
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「投げる・打つ・走る! 野球格闘でかっ飛ばせ!」。
予約開始を告げるポストに並んだこの一文は、野球中継のフレーズというより格闘ゲームのコマンド説明のように見えました。
1993年にアイレムが稼働させたアーケードゲーム『野球格闘リーグマン』が、33年の時を経てフルHDでよみがえります。
発表したのはシティコネクションで、対応機種はNintendo Switch 2、PS5、Xbox Series X|S、Steam(PC)の4プラットフォームです。
レトロゲームの発掘やベルトスクロールアクション(横方向に画面が流れながら敵と殴り合うジャンル。
『ファイナルファイト』などが代表例)が好きな読者にとっては、「なぜ今このタイトルなのか」「原作は実際どんなゲームだったのか」が気になるところだと思います。
今回は発表内容を一次情報で確認しながら、原作の背景と新要素を整理しました。

先に結論をまとめると:
– 1993年のアーケード版『野球格闘リーグマン』が2026年12月10日にHDリメイク発売。
対応機種はSwitch 2/PS5/Xbox Series X|S/Steamで、価格はダウンロード版4,180円〜(Xbox版のみ4,200円)、パッケージ版5,500円です
– 原作では「お助けキャラ」だった「ピンク」が今回プレイアブルに昇格し、最大4人までのローカル協力プレイに対応します
– 日本のタイトルは戦隊ヒーロー風ですが、海外版アーケードは「Ninja Baseball Bat Man」という全く別の名前で稼働していました

予約開始の告知に1500件近いいいねが並んだ

発表があったのは8月19日正午ごろ。
シティコネクションの公式アカウントが「本日より予約開始」と投稿し、1500件近いいいねと900件超のリツイートを集めました。
ゲームメディアのAUTOMATONも「33年ぶりにHDリメイク」という見出しで速報し、こちらも1000件超のいいねが付いています。

内容を要約すると、シティコネクションはアイレムが手がけたベルトスクロールアクション『野球格闘リーグマン』のHDリメイク版『野球格闘リーグマン Bases Loaded』を発表。
新モード「クライマックスシーズン」や、作編曲家・安井洋介氏によるアレンジBGM、オリジナル曲との切り替え機能などが追加され、パッケージ版にはサウンドトラック付きファンブックが初回特典として付属します。
ダウンロード版は4,180円から、パッケージ版は5,500円で予約受付中で、発表当日の21時からは新要素を紹介する生配信も予定されているとのことです。
ただ、ここまではあくまで公式発表の要約です。
「33年ぶり」という言葉の重みや、原作がどんなゲームだったのかは、発表文だけでは伝わってきません。
そこで一次情報にあたって確かめてみました。

調べて分かったこと

そもそも『野球格闘リーグマン』とはどんなゲームだったのか?

原作は1993年10月27日に稼働を開始したアーケードゲームです。
野球記念館から盗まれた黄金の野球像を奪還するというストーリーで、プレイヤーは「レッド」「グリーン」「イエロー」「ブルー」という4人の「リーグマン」から1人を選び、バットを武器にした殴り合いや投げ技、必殺の「ダイナマイツ技」を駆使して敵をなぎ倒していきます。
敵キャラクターには動く野球ボールやバットまで登場するそうで、野球のモチーフを格闘アクションに落とし込んだ、かなり癖の強い作品だったようです。
ジャンルとしては『ファイナルファイト』や『忍者龍剣伝』などと同じベルトスクロールアクションに分類されますが、テーマが野球というのは同ジャンルの中でもかなり異色だといえるでしょう。

AUTOMATONのポストが添付していたゲーム画面には、赤いユニフォーム姿のキャラクターがバットを構え、緑色のロボットのような敵と対峙している様子が写っていました。
画面上部のHUD(体力やスコアを表示する枠)には「1P Red」の表示があり、プレイヤーキャラクター「レッド」を操作している場面だとわかります。
背景には「GAN HOKI」というネオン看板やゴミ箱が並んでおり、倉庫街のようなステージ構成のようです。

なぜ海外では全く違うタイトルだったのか?

調べていて意外だったのが、この作品の海外版タイトルです。
国内のアーケード版は戦隊ヒーローものを思わせる『野球格闘リーグマン』という名前でしたが、海外版は「Ninja Baseball Bat Man(忍者ベースボール・バットマン)」という、日本語タイトルとはまったく違う名前で稼働していました。
海外の資料によると、英語タイトルと世界観の原案はアイレム・アメリカに企画を持ち込んだ人物によるもので、当時ヒットしていた『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』と『バットマン』の映画から着想を得たとされています。
一方で日本側の担当者は、特撮の戦隊シリーズを意識して和名を付けたようです。
同じゲームでも、企画の入口が「アメコミ映画」と「特撮ヒーロー」で分かれていたというのは、なかなか面白い符合ではないでしょうか。
同じゲームが国によってまったく別のキャラクター解釈で売られていたという点は、今回のリメイク発表を機に初めて知った読者も多いはずです。

新キャラ「ピンク」とは何者か?

今回の目玉として発表内容で強調されているのが、新プレイアブルキャラクター「ピンク」です。
公式サイトによると、ピンクは原作アーケード版では「お助けキャラ」という立ち位置だったキャラクターで、今回のリメイクで初めて自分で操作できるようになりました。
1〜4人のプレイヤーで選べるキャラクターが実質的に増える形になるため、協力プレイの組み合わせの幅も広がりそうです。
プレイ人数は最大4人で、対応形態はローカルマルチプレイのみとなっています。

シティコネクションの予約開始告知にも、告知用の画像・動画が添付されていました。

新モード「クライマックスシーズン」と安井洋介氏のBGMは何が変わるのか?

新モード「クライマックスシーズン」は、敵の出現パターンや配置が変化し、新ステージも登場する高難度アレンジモードとして収録されるとのことです。
原作をクリアした経験のあるプレイヤー向けの「もう一段上」の遊び方として用意された印象を受けます。

音楽面では、作編曲家の安井洋介氏が新たにアレンジを手がけています。
安井氏は2000年にゲーム音楽制作会社スーパースィープに入社し、同年の『Prodigy Racing』で作曲家デビュー。
その後は株式会社flaggsを経てグレフに所属しており、『まもるクンは呪われてしまった!』や『エスカトス』などのキャッチーで爽やかなメロディーで知られる作曲家です。
本作ではアレンジ版BGMとオリジナル版BGMを切り替えて聴き比べられる仕様になっているとのことで、懐かしさと新しさの両方を楽しめる作りを意識しているようです

本日21時からの生配信では何が見られるのか?

発表と同日の21時からは、シティコネクションの公式生放送番組「はしとま」がYouTubeチャンネルで配信予定とのことです。
番組内ではゲームプレイ画面のお披露目のほか、開発ディレクターによる解説、スタッフによるミニゲーム対戦、新アレンジBGMの試聴コーナーが予定されていると各メディアが報じています。
この記事の執筆時点では配信前のため、実際にどんな新要素が公開されたかまでは確認できていません。
気になる方は公式チャンネルを直接チェックしてみるのがよさそうです。

Shiritomo GAME編集部の考察:33年前のIPを掘り起こすとき、SNSで何を見せるべきか

今回の発表で興味深いのは、シティコネクションが1件のツイートに詰め込んだ情報量です。
「本日より予約開始」という即時性のある一文に加え、「投げる・打つ・走る!」という原作のノリを踏襲したキャッチコピー、発売日、そして公式サイトへの導線までを1投稿にまとめていました。
復刻タイトルのSNS運用では、往々にして「懐かしさ」と「初見の人への説明」のバランスが難しくなります。
今回のケースでは、原作を知らない層にも刺さるよう「野球×格闘」というシンプルな図式を前面に出しつつ、原作を知る層には「33年ぶり」という時間軸の長さで驚きを作る、という2段構えの見せ方になっていたのが特徴的でした。
復刻・リマスター系のタイトルを運用担当者としてSNSで告知する際は、初見の人が1つの投稿だけで「どんなゲームか」をイメージできるかを一度チェックしてみるとよいかもしれません。

まとめ

『野球格闘リーグマン Bases Loaded』は、1993年のアーケード原作を土台に、新キャラクター「ピンク」の参戦や高難度モードの追加、作編曲家・安井洋介氏によるBGMアレンジなど、既存ファンにも初見のプレイヤーにも訴求できる要素を盛り込んだHDリメイクとして発表されました。
発売は2026年12月10日で、現在予約受付中です。

この記事で取り上げた製品

野球格闘リーグマン Bases Loaded Switch2

野球格闘リーグマン Bases Loaded PS5

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