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「これが最後の作品になってもいい」——個人開発者が10年温めた推理ゲーム、Steamレビュー96%の理由

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年8月20日 更新
「これが最後の作品になってもいい」——個人開発者が10年温めた推理ゲーム、Steamレビュー96%の理由
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12年前、公園で1人の少女が姿を消した。
事件は迷宮入りし、関係者は誰もが少しずつ嘘をついていた——。
韓国の個人開発者Somi氏が手がけた推理アドベンチャー『未解決事件は終わらせないといけないから』が、2026年8月19日にPS5版として配信されました。
Steamでは9,959件のレビューのうち96%が好評という「圧倒的に好評」ステータスを獲得している一方、開発者本人は「最後の作品になる覚悟」で本作に取り組んだと明かしています。
ミステリー好きでなくても、たった1人でここまでの評価を集めたゲームがどう作られたのかは気になるところです。

先に結論をまとめると:
– PS5版は990円(税込)で8月19日に配信開始、Steamでは96%が好評という高評価を維持している
– ゲームの核は「証言をジグソーパズルのようにつなぎ合わせる」独自の推理システムで、全54の会話から真相を組み立てる
– 韓国の個人開発者Somi氏が「最後の作品になってもいい」という覚悟で作り上げた一作

何が起きたのか

パブリッシャーのPLAYISMは8月19日、公式Xアカウントで次のように投稿しました。

『未解決事件は終わらせないといけないから』 PS5版の発売日が8月19日に決定しました。
さらに同日、初のオリジナルグッズを販売いたします。
ファンの皆さんがコレクションしたくなるグッズを鋭意制作中です。
楽しみにお待ちください。

本作はもともとSteam版として先行配信されていた作品で、今回のPS5版配信にあわせて初の公式グッズ展開も同時にスタートしました。
既存のSteam版ユーザーの間で高い評価を集め続けてきた作品が、コンソール版でどこまで新しいプレイヤーに届くかが注目されています。
実際、発売から時間が経った今でもプレイを終えたばかりのファンの投稿が絶えません。

調べて分かったこと

どんなゲームなのか?

本作の主人公は、12年前に公園で行方不明になった少女「犀華」の事件を再検証する元警部と、その捜査を手伝う若い女性警官です。
4Gamerの紹介によれば、プレイヤーは「バラバラに散らばった証言や記憶のかけら」をジグソーパズルのようにつなぎ合わせて真相を解明していきます。
会話の中に登場する「#」マーク付きの用語を選ぶと新しい証言が展開され、それらを「誰が」「いつ」語ったのかという軸で並べ替えることでストーリーが進みます。
AUTOMATONの報道では全54の会話と、事件の核心に関わる「鍵」を集める仕組みが紹介されており、単純な選択式ではなく、プレイヤー自身が情報を整理して組み立てる作業そのものがゲーム性になっているのが特徴です。
⚠️ ネタバレを含みます——事件の真相や結末については本記事では触れません。
関係者全員が何らかの形で嘘をついているという構造だけが公表されており、その先はプレイして確かめる設計になっています。

なぜここまで評価が高いのか?

AUTOMATONによると、Steamでは9,959件のレビューのうち96%が好評で、「圧倒的に好評」というスコアを獲得しています。
個人開発の推理ゲームがここまでの支持率を維持するのは珍しく、実際にプレイしたファンの声からもその熱量がうかがえます。

最高の神ゲーです とてつもなく素晴らしいゲームでした 点と点が線で繋がっていくのが、本当に気持ちが良かった

証言の断片をパズルのように組み立てていく過程そのものが「気持ちよさ」として評価されている点は、単なるストーリーの出来だけでは説明がつきません。
情報を集める手間と、それが1本の線につながる瞬間の快感を設計段階から意識して作られたゲームだからこその反応だと言えそうです。

開発者Somi氏とはどんな人物か?

AUTOMATONの記事によれば、Somi氏は韓国の個人ゲーム開発者で、代表作に『Replica』があります。
今回の作品は「最後の作品になる覚悟」で開発に臨んだと語っており、個人開発ならではの重みのある発言です。
大手スタジオが多くのリソースを投じて作るミステリーゲームが多い中、たった1人の開発者が自身のキャリアを賭けるような気持ちで作り上げた作品が、これだけの支持を集めているという構図そのものが、この作品を語る上で欠かせない背景になっています。

Shiritomo GAME編集部の考察:情報を「集める快感」をどう設計するか

推理ゲームというジャンルは、突飛なトリックや衝撃の結末で語られがちですが、本作が支持されている理由はそこだけではなさそうです。
証言を「誰が」「いつ」語ったかで並べ替えるという操作は、プレイヤーに単なる「正解探し」ではなく「情報の整理そのもの」を体験させる設計になっています。
これは謎解きの難易度設計というより、情報整理という行為自体をゲームの快感に変換する試みに近いといえるでしょう。
個人開発者が長期間かけて磨き上げたシステムだからこそ、細部の手触りにまでこだわりが行き届いているのかもしれません。
またSomi氏の「最後の作品になってもいい」という言葉は、単なる宣伝文句ではなく、作品のテーマである「誰かが真実を明らかにしようとする執念」と重なって見えます。
開発者自身の姿勢が作品のトーンと一致しているとき、プレイヤーはそれを言葉にできなくても感じ取るものです。
この一致こそが、口コミだけで評価を積み上げてきた本作の強さの正体ではないでしょうか。

まとめ

『未解決事件は終わらせないといけないから』は、個人開発者が長い時間をかけて磨き上げた推理システムと、その覚悟が作品のテーマと重なる稀有な一作です。
PS5版の配信で、これまで触れていなかった層にもその評価が届くか注目されます。

この記事で取り上げた製品

未解決事件は終わらせないといけないから PS5

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