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JO1公式が仕掛けた「推しポイントの秒数」投稿、TikTokとXをつなぐファン参加企画

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年7月27日 更新
JO1公式が仕掛けた「推しポイントの秒数」投稿、TikTokとXをつなぐファン参加企画

「Drop your fave move’s timestamp! ⏱️💬」(お気に入りの振り付けの秒数を教えて!)。
2026年7月27日、JO1の公式Xアカウント(@official_jo1)が投稿した一文です。
新曲『WHATCHA DOIN』のTikTok動画を告知するこの投稿は、いいね3969件、インプレッション(投稿が表示された延べ回数)7万8689回、リポスト1148件、引用ツイート163件を集めました。
SNS運用担当者にとっては、Xで告知してTikTokへ送客する導線設計と、コメント欄を使ったファン参加型企画の両方が学べる事例です。

先に結論をまとめると:
– JO1公式は新曲『WHATCHA DOIN』のTikTok動画をXで告知し、「お気に入りの振り付けの秒数」をコメントで募る参加型施策を実施
– 引用ツイートやリポストでファンの熱量ある反応が多数集まり、拡散の起点として機能した
– JO1は過去にもTikTokでのハッシュタグ企画を展開しており、今回は新曲プロモーションの一環と考えられる

何が起きたのか

投稿の内容はシンプルです。
JO1公式Xが「[📱]TikTok UP!!!」という見出しとともに、メンバー木全翔也(SYOYA)のパート動画へのリンクを添えて投稿。
本文には「#JO1 | ‘WHATCHA DOIN’」「#SYOYA」というハッシュタグが並び、最後に「Drop your fave move’s timestamp!」と、視聴者へ好きな振り付けの瞬間(タイムスタンプ)をコメントで教えてほしいと呼びかけています。

この投稿は下記のものです。

単なる新曲告知にとどまらず、「コメント欄に書き込みたくなる質問」を添えている点がポイントです。
ファンにとっては「見るだけ」で終わらず、自分の推しポイントを言語化して投稿するという能動的な行動が生まれる仕組みになっています。
実際、投稿から数時間のうちに163件の引用ツイートが集まり、ファンそれぞれが「ここが好き」「この瞬間が刺さった」といった反応を思い思いに投稿していました。
ただ、この数字だけでは「なぜこの投稿がこれほど反応を集めたのか」までは分かりません。
そこで新曲のリリース背景やメンバー情報、JO1のこれまでのTikTok運用を確認してみました。

調べて分かったこと(調査・深掘り)

『WHATCHA DOIN』はどんな曲なのか?

WWSチャンネルなどの報道によると、『WHATCHA DOIN』はJO1が2026年10月2日にリリース予定の全米デビューEP『ANIMAL』の先行配信曲として、2026年7月24日に配信開始されました(WWSチャンネル)。
EP全6曲を手がけたのは、グラミー賞受賞歴を持つプロデューサーのDem Jointz氏とされ、軽快なアッパーチューンに仕上がっているようです。
ミュージックビデオは7月31日に公開予定とされており、今回のTikTok投稿とファン参加募集は、MV公開前にファンの熱量を最大化させるための布石だったと考えられます。
つまり、単発の投稿ではなく、リリースからMV公開までの一連のプロモーション設計の中に組み込まれた施策だと見るのが自然です。

なぜ木全翔也(SYOYA)のパートが選ばれたのか?

今回フィーチャーされた木全翔也さんは、2000年4月5日生まれ、愛知県名古屋市出身で、『PRODUCE 101 JAPAN』のオーディションを経て2020年3月4日にJO1メンバーとしてデビューしています(Wikipedia)。
今回のようにメンバー個人にフォーカスしたダンス動画を順番に展開する手法は、9人組グループならではの運用と言えるでしょう。
1曲のプロモーションの中で複数のメンバー単位の投稿を用意すれば、それぞれの推しに合わせた話題を作れるため、ファン層全体をより広くカバーできます。
実際、ファンからの反応にもその効果がうかがえました。

このように「かっこよすぎて涙出る」といった強い感情表現の反応が、木全さんのパートに向けて寄せられていました。
個々のいいね数(8件など)は多くありませんが、短時間で複数の個人アカウントが感情を伴った引用ツイートを投稿している点は、施策として狙い通りの反応が出ている証拠とも言えます。

JO1のTikTok運用は今回が初めてなのか?

いいえ、そうではないようです。
JO1公式サイトの発表によると、以前にもベストアルバム『BE CLASSIC』にあわせて「#JO1_BECLASSIC」というTikTokハッシュタグチャレンジを実施しており、メンバーのアイコンを使ったリズムゲーム風エフェクトや、参加者へのオリジナル写真プレゼントといった企画を展開していました(JO1 OFFICIAL SITE)。
今回の「タイムスタンプ募集」も、この延長線上にある施策と考えられます。
TikTokの短尺動画とXの拡散力を組み合わせ、ファンのコメント・引用ツイートといったUGC(ユーザー生成コンテンツ)を継続的に生み出す運用が、JO1のSNS戦略の型になりつつあるようです。
仕事の疲れを忘れさせてくれたという声も見られました。

Shiritomo編集部の考察:明日からやることは2つ

この投稿から企業・ブランドのSNS運用担当者が持ち帰れる示唆は2つあります。
1つ目は、「見るだけで終わる投稿」から「書き込みたくなる投稿」への転換です。
単に「TikTok動画をアップしました、見てください」で終わらず、「あなたの好きな瞬間の秒数を教えて」という具体的で答えやすい問いを添えることで、コメント・引用ツイートという能動的なアクションを誘発しています。
2つ目は、複数のプラットフォームを役割分担させる設計です。
TikTokで動画本体を見せ、Xで告知と会話を生む。
それぞれの得意分野を活かした導線は、単体プラットフォーム運用よりも拡散効率が高くなりやすい傾向があります。
特にメンバー単位で話題を小分けにする手法は、ファンダムの多様な推し方に応える点で、他のグループアカウント運用にも応用できるのではないでしょうか。

まとめ

JO1公式の今回の投稿は、新曲『WHATCHA DOIN』のTikTok動画告知に「推しポイントのタイムスタンプを教えて」という参加型の呼びかけを組み合わせたものでした。
ファンの熱量ある反応が示す通り、答えやすい問いかけとプラットフォーム間の役割分担が、拡散とエンゲージメント(反応・関与の度合い)の両方を生み出す好例だと言えます。

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