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TikTokフォロワー560万人、地上波出演のたびに数字を語る5人組の運用術

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年8月1日 更新
TikTokフォロワー560万人、地上波出演のたびに数字を語る5人組の運用術

TikTokフォロワー560万人。
5人組ダンス&ボーカルグループが、自己紹介の冒頭にわざわざこの数字を置いています。
フジテレビ「MUSIC FAIR」出演直後に投稿されたお礼ツイートでも、真っ先に語られたのはグループ名や楽曲ではなく、このフォロワー数でした。
SNS運用担当者にとっては、TV出演という「一過性の露出」をSNSのフォロワー基盤とどう結びつけているかを知る手がかりになる事例です。

先に結論をまとめると:
– ONE N’ ONLYはTikTok起点で知名度を広げ、TV出演時にも改めてSNSのフォロワー数を前面に押し出す運用を続けている
– 海外での拡散は狙って仕込んだ施策ではなく、ある1本のダンス動画が偶発的に広がったことがきっかけだった
– メンバー自身が「数字を狙いすぎない」姿勢を語っており、それが結果的に長期的なフォロワー増加を支えている

何が起きたのか

投稿したのは、スターダストプロモーション所属の5人組ダンス&ボーカルグループ「ONE N’ ONLY(ワンエンオンリー)」の公式アカウントです。
2025年にユニバーサルミュージックからメジャーデビューしており、公式プロフィール欄には「TikTokフォロワー数560万人」の一文が常設されています。

投稿は「『MUSIC FAIR』をご覧いただいた皆さま」という視聴者への挨拶から始まり、グループ紹介と合わせて改めてTikTokのフォロワー数を打ち出す構成でした。
地上波の音楽番組という、SNSを普段見ない層にもリーチできる場で、あえてTikTokの数字を紹介する——この組み合わせには、TVとSNSをどうつなげているかという運用上の意図がうかがえます。
「MUSIC FAIR」への出演自体も今回が初めてではなく、公式サイトによれば2025年7月にもメジャー1stシングル表題曲を披露する形で出演しており、番組側との関係も一度きりのものではないようです。
ただ、560万人という規模がどのように築かれたのかは、この投稿だけでは分かりません。
そこで実際の経緯を確認しました。

なぜTikTokでここまでフォロワーを伸ばせたのか

ONE N’ ONLYがTikTokに力を入れ始めたのは、新型コロナ禍で対面でのライブ活動が難しくなった時期からだと報じられています。
2020年7月には、NiziUの楽曲「Make you happy」を踊ったダンス動画が100万再生を突破し、これが最初の大きな反響だったとされています。
メンバーの日常や踊ってみた動画といった、ファンでなくても見て楽しめる短尺コンテンツを継続して発信したことが、フォロワー以外への拡散、つまり非フォロワーへのリーチにつながったとみられます。
現在のTikTokフォロワー数は560万人に達しており、国内の男性アーティストの中でも上位の規模です。

海外進出のきっかけは、狙った施策ではなかった

さらに興味深いのは、海外での人気拡大が意図した戦略の結果ではなかったという点です。
メディアの報道によれば、きっかけはブラジルの楽曲に合わせて踊った1本のダンス動画でした。
メンバーのHAYATOさんは「地球の反対側なので、夜中にたくさん通知が来た」という趣旨のコメントを残しており、投稿した本人たちも予想していなかった規模の拡散だったことがうかがえます。

その後グループは、J-POPともK-POPとも異なる独自ジャンルとして「JK-POP」を掲げ、ポルトガル語やスペイン語のコメントには翻訳機能を使って応じるなど、多言語のファンを意識した対応を続けているとされています。
メンバーのNAOYAさんは「みんなで楽しんでやっている方が数字がついてくる」という趣旨の考えを語っており、数字ありきでコンテンツを作るのではなく、楽しむ姿勢を優先するという方針が、結果的に長期的なフォロワー増加を支えているようです。

Shiritomo編集部の考察:TV出演のたびにSNSの数字を語る意味

音楽番組に出演したアーティストが、演奏後にあらためてSNSのフォロワー数を発信するのは、TVとSNSという異なる媒体の視聴者を橋渡しする狙いがあると考えられます。
TVで初めてグループを知った視聴者に対して「TikTokで560万人が支持している」という実績を提示することで、なんとなく気になった程度の関心を、実際のフォロー行動へ後押しする効果が期待できます。
企業やタレントのSNS運用においても、露出の大きい場に出演した直後こそ、普段のSNS上の実績値を数字で提示するタイミングとして有効かもしれません。
ただし今回のグループの成長の土台にあるのは、狙いすぎない自然体の発信だったという点も見逃せないポイントです。

まとめ

ONE N’ ONLYのTikTokフォロワー560万人という数字は、一朝一夕に作られたものではなく、パンデミック期からの継続的な発信と、狙わずして広がった海外拡散の積み重ねの上に成り立っています。
TV出演という一過性の露出でも、改めてSNSの実績を語ることで、両方の視聴者層をつなげる運用が続けられています。

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