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ひと手間かかる応募口にも1,319件、コトダマン×サンリオ「Wキャンペーン」が2段構えで伸びた理由

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月17日 更新
ひと手間かかる応募口にも1,319件、コトダマン×サンリオ「Wキャンペーン」が2段構えで伸びた理由

リポストは1万538件、ハッシュタグを付けた投稿は24時間で1,319件。
スマホゲーム「コトダマン」が9月15日の正午に始めたプレゼント企画は、応募口を2つに分けたうえで、その両方に参加が集まりました。

片方はフォローとリポストだけで応募でき、もう片方は自分で投稿を作る必要があります。
手間の違う2つの入り口が、ほぼ同じ時間帯に伸びていたのが今回の特徴です。
X でプレゼント企画を担当している方には、応募条件と賞品の組み合わせ方を見直す材料になるはずです。

先に結論をまとめると:

  • 手軽なリポストの口には当選50名の「えらべるPay」、ひと手間の投稿の口にはサンリオピューロランドのチケットと、賞品の性格を分けていた
  • 投稿の口は件数でリポストのおよそ7分の1で、2つの口の伸び方はほぼ同じカーブだった
  • 告知はコラボ開催の3日前で、締切はコラボが始まる日の夜に置かれていた

1万リポストと1,319件の投稿はどう積み上がったのか

告知は「【公式】コトダマン運営会議」のアカウントから、9月15日(火)の12時2分に投稿されました。
取得時点の数字で、リポストは1万538件、引用リポストは599件に達しています。
表示回数(インプレッション)は12万8,838回、いいねは2,752件でした。

いいねよりリポストのほうが約4倍多いのは、応募条件がリポストだからでしょう。
見て共感するより先に、参加の行動が選ばれています。
応募条件に含まれないリプライも807件寄せられていて、告知そのものへの関心の高さもうかがえます。

投稿から24時間に絞ると、リポストと引用を合わせて9,339件が動きました。
最初の1時間で全体の約20%、6時間で約55%です。
同じ24時間に、指定のハッシュタグを付けた投稿も1,319件生まれています。
こちらも最初の1時間で約20%、6時間で約54%と、リポストとほぼ同じ形で伸びていました

時間ごとの詳しい推移や、拡散した人の傾向の分析は、SocialReport のキャンペーンレポートで公開されています。

では、なぜ手間の違う2つの口が同じように動いたのか。
先に企画の中身を確かめました。

コラボと賞品の中身を確かめる

どんなコラボの記念だったのか?

「共闘ことばRPG コトダマン」は、株式会社MIXIが運営するスマートフォンゲームです。
MIXIの発表によると、2025年10月時点で累計利用者数は600万人を超えています。

今回の企画は、9月18日(金)16時から10月9日(金)まで開催される「サンリオキャラクターズ」コラボの記念です。
ポムポムプリンやクロミ、けろけろけろっぴ、バッドばつ丸と、コトダマンのキャラクターが組んだ特別なキャラクターが登場します。
コトダマンは2023年にも「サンリオキャラクター大賞」とのコラボを実施しており、サンリオとのつながりはこれが初めてではありません。

2つの応募口には何が当たるのか?

公式サイトの案内では、応募口は次の2つです。

1つ目は、公式アカウントのフォローと告知投稿のリポストです。
抽選で50名に「えらべるPay」1,000円分が当たります。
2つ目は、公式アカウントをフォローしたうえで「#コトダマンサンリオキャラクターズコラボ」を付けて投稿するものです。
こちらは抽選で5名に「サンリオピューロランド デイパスポートチケット 2枚セット」が当たります。

応募期間は9月18日(金)23時59分までです。
発表から3日後にコラボが始まり、その日の夜に応募が締め切られる並びになっています。

X懸賞の当選DMが本物か、どこで確かめればいい?

プレゼント企画に応募すると、当選の連絡を装ったなりすましのDMが気になる方も多いはずです。
今回の企画では、公式サイトに連絡方法が具体的に書かれていました。

当選者には2026年10月上旬ごろ、公式アカウント(@kotodaman_pr)から X のDMでギフトコードまたはチケットが送られます。
公式サイトは、DMを開く前に送信者が @kotodaman_pr であることを確認するよう呼びかけ、なりすましアカウントについての案内ページも用意しています。

あわせて、非公開アカウントからは応募できないこと、当選の連絡と賞品のお届けが終わる前に投稿を消したり、アカウントのIDを変えたりすると当選の対象外になることも明記されています。
当選DMを受け取ったら、まず企画の公式ページで「誰から・いつごろ・何が届くか」を照らし合わせるのが確実です。

なぜ2段構えの応募口が効いたのか

1つ目の理由は、参加の深さに合わせて賞品の性格を分けていたことです。
リポストの口の賞品は、使い道を選ばない電子マネーで、当選人数も50名と多めです。
とりあえず応募しておきたい人にとって、迷う理由がありません。

いっぽう投稿の口の賞品は、コラボ相手の世界観とそのままつながるピューロランドのチケットでした。
当選は5名と少ないものの、サンリオが好きな人ほど、手間をかける動機が生まれやすいでしょう。
実際に投稿の中には、コトダマンのキャラクターとポムポムプリンが並ぶ姿のかわいさに触れ、ピューロランドにまた行きたいと書くものもありました。

2つ目は、告知のタイミングです。
告知は正午に出され、MIXIのプレスリリースの発表時刻と重なっています。
コラボ本番の3日前に始めて、本番の初日の夜に締め切る。
発表から本番までの待ち時間を、参加を集める期間として使える並びでした。

2つの口は、告知直後の山から夜まで同じカーブを描いています。
夜の18時台から23時台にかけても、リポストと引用は1時間あたり400件台、投稿も50〜70件台で安定して続きました。
告知を見たタイミングで、どちらの口も同じように選ばれていたことがうかがえます。

Shiritomo編集部の考察:投稿の数を2つ目の成果指標にする

フォロー&リポスト型の企画は、成果をリポスト数だけで測りがちです。
今回のコトダマンは、そこに投稿の口を足したことで、もう1つの数字を手に入れています。

リポストは、ボタンを押せば終わる参加です。
いっぽうハッシュタグ投稿は、コラボについて自分の言葉を書く参加で、企画への関心の深さがそのまま件数に出ます。
今回はリポストのおよそ7分の1の規模で、1,300件を超える投稿が24時間で集まりました。

持ち帰れることは2つあります。
ひとつは、応募口を分けるなら賞品の性格も分けることです。
手軽な口には当選人数の多い汎用的な賞品、手間のかかる口にはコラボ相手や自社の世界観と結びつく賞品を置くと、それぞれの口に来る理由がはっきりします。

もうひとつは、2つの口の比率を次の企画の基準として残しておくことです。
リポストに対して投稿がどのくらいの割合で集まったかは、賞品の魅力や告知文の分かりやすさを比べる物差しになります。

さらに、投稿の中身はそのままファンの声の記録にもなります。
どのキャラクターの組み合わせに反応が集まったかを読み返せば、コラボ期間中の告知で何を前に出すかの判断にも使えるでしょう。

まとめ

コトダマン×サンリオの「Wキャンペーン」は、手軽なリポストの口とひと手間の投稿の口に別々の賞品を置き、1万件を超えるリポストと1,319件の投稿を同時に集めました。
応募口を分けるときは、賞品の性格まで分けることが、2つの参加をそろって伸ばす鍵になりそうです。

さらに深掘りしたい方へ

出典:拡散データは SocialReport のキャンペーンレポート に基づく