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「受注業務担当おすすめ」を公式が投稿——ヒガシマル醤油、うどんスープキャンペーンが伸びた理由

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月18日 更新
「受注業務担当おすすめ」を公式が投稿——ヒガシマル醤油、うどんスープキャンペーンが伸びた理由

うどんスープの粉末を、生の鶏手羽先にそのままもみ込む。
特別な調味料は足しません。
ヒガシマル醤油の公式Xアカウントが投稿したこのレシピに、2,800件を超えるいいねがつきました。

きっかけになったのは、100万回以上表示された一つの告知投稿です。
「#うどんスープの使い道選手権」と題したキャンペーンで、賞品は抽選30名にうどんスープ20箱とクリアポーチという、決して派手ではない内容でした。
それでも引用リポストは2,700件を超え、SNS運用の現場で「なぜここまで伸びたのか」を考えるヒントになりそうな事例です。
この記事では、キャンペーンの仕組みと、実際にどんな投稿が集まっているのかを見ていきます。

先に結論をまとめると:
– フォロー+引用リポスト+ハッシュタグを条件にした告知投稿1本で、表示100万回・引用2,700件超を記録
– 賞品規模は控えめでも、公式が「受注業務担当おすすめ」という個人的な語り口でアレンジ例を追加投稿し、参加のハードルを下げている
– 集まった投稿は焼きうどんから唐揚げの下味まで幅広く、ロングセラー調味料の新しい使い方を発掘する場になっている

引用リポスト2,700件超、告知投稿が伸びた中身

ヒガシマル醤油は9月17日、「#うどんスープの使い道選手権」の開催を告知しました。
応募方法は、公式アカウント(@higashimaru_ss)をフォローしたうえで、この投稿を引用リポストし、指定のハッシュタグをつけて自分のうどんスープの使い道を投稿するというものです。
締切は9月30日で、抽選30名にうどんスープ20箱(160食分)とクリアポーチが贈られます。

この投稿は表示回数が100万回を超え、引用リポストは2,700件以上に達しました。
企業アカウントの通常投稿としては大きな数字です。
ただ、この数字だけを見ても「なぜ参加したくなったのか」までは分かりません。
そこで、実際にどんな投稿が集まっているのかを確かめてみました。

調べて分かったこと

賞品は控えめなのに、なぜ参加者が増えたのか?

キャンペーンの賞品は「うどんスープ20箱とクリアポーチ」で、当選人数も30名と、いわゆる高額懸賞ではありません。
それでも参加が伸びた背景には、公式アカウント自身が「お手本」を投稿している点があります。

この投稿では、「受注業務担当おすすめ」として、手羽先にうどんスープの粉末をもみ込んで焼く「うどんスープ手羽焼」のレシピが写真付きで紹介されています。
ブランドとしての公式見解ではなく、社内の特定の担当者のおすすめという形で出されているのが特徴です。
企業アカウントが「中の人」の個人的な好みを前面に出すことで、参加者も気負わずに自分のアレンジを投稿しやすくなったと考えられます。

どんな使い道が集まっているのか?

ヒガシマル醤油のうどんスープは、北海道産昆布とかつお節をきかせた粉末だしで、1964年の発売から60年以上使われ続けているロングセラー商品です(公式サイトによると年間販売数は2億食以上)。
今回のキャンペーンでは、焼きうどんや鍋焼きうどんといった定番の使い方に加え、茶碗蒸しやだし巻き卵の出汁、唐揚げの下味、キュウリの浅漬け、たこ焼きやお好み焼きの生地への活用など、うどん以外のレシピが数多く投稿されています。
粉末だしを「うどん専用」から「万能調味料」として使い直す提案が、参加のモチベーションになっているようです。

この「うどんスープを普段の料理にちょい足しする」という関心は、キャンペーン期間に限った一過性のものではなさそうです。
検索データを見ると、「うどんスープアレンジ」という言葉は月間260件前後で推移しているとみられ、季節や話題性に左右されにくい定番の関心事である可能性があります。
キャンペーンが終わった後も、こうした使い道の情報を探す人は一定数残り続けると考えられます。

Shiritomo編集部の考察:条件を重くしても引用が伸びた理由

引用リポスト条件のキャンペーンは、SNS上で頻繁に見かける手法です。
過去には「コトダマン×サンリオ」の2段構え企画や、ゆず庵のフォロー&リポスト企画も伸びていますが、これらはリポストのみ、あるいはリポスト中心の条件でした。
今回のヒガシマル醤油は「フォロー+引用リポスト+ハッシュタグ」と応募のハードルが一段高いにもかかわらず、2,700件超の引用が集まっています。
条件を重くするほど参加率は下がるのが定石ですが、公式自身が最初の実例を示すことで、参加者が「何を投稿すればいいか」で迷う時間を減らせた可能性があります。
ブランドアカウントの担当者が個人として振る舞う投稿は、企業公式らしさと親しみやすさのバランスを取る一つの型として、今後も参考になりそうです。

まとめ

賞品規模の小さいキャンペーンでも、応募のお手本を公式が自ら示すことで、参加のハードルを下げられることがヒガシマル醤油の事例から見えてきました。
うどんスープという1964年発売のロングセラー商品が、SNSをきっかけに新しい使い道を獲得し続けている点も印象的です。

さらに深掘りしたい方へ

ひと手間かかる応募口にも1,319件、コトダマン×サンリオ「Wキャンペーン」が2段構えで伸びた理由ひと手間かかる応募口にも1,319件、コトダマン×サンリオ「Wキャンペーン」が2段構えで伸びた理由リポストは1万538件、ハッシュタグを付けた投稿は24時間で1,319件。 応募口を2つに分けた企画の中身
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キャンペーンの詳細や過去のアレンジ例は、ヒガシマル醤油「うどんスープ」ブランドサイトで確認できます。
参加者が投稿した具体的なアレンジレシピは、Togetterまとめ「うどんスープの使い道選手権」にも多数集められています。