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Xでフォロワー急減の報告相次ぐ——「新しい順」に変えたら戻った?表示バグの正体を追う

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年5月17日 更新
Xでフォロワー急減の報告相次ぐ——「新しい順」に変えたら戻った?表示バグの正体を追う

朝スマホを開いたら、フォロワーが昨日より数十人減っていた。
そんな経験、最近ありませんでしたか?

5月15日(木)を中心に、Xのユーザーの間で「今日だけで10人増えて20人減った」「フォロワーが急に消えた」という困惑の声が一気に広がった。
芸能人・クリエイター・一般ユーザーを問わず幅広い層が同様の現象を報告しており、SNSマーケターの間でも「これはバグなのか、それともスパム整理なのか」と話題になっている。

Xで何が起きていたのか

今回の騒動の発端は、5月15日ごろから急増した「フォロワーが減った」「フォロー解除された覚えがないのに数字が落ちている」という投稿だ。

クリエイターのIzuさんや、アイドルのMomoka_UniTiaさんをはじめ、フォロワー数をこまめに確認している人ほど異変に気づいた。
一日のうちに増えたり減ったりを繰り返すケースもあり、「自分が何かやらかしたのか」と不安になるユーザーも少なくなかったという。

注目されたのが、フォロワーの「並び順」を「新しい順」に変えると表示が元に戻るというケースが複数報告された点だ。
フォロワー一覧の表示バグが、数字の誤表示を引き起こしていた可能性が高い。

「バグか凍結祭りか」という形でXのトレンド入りするほど、この日の騒ぎは大きかった。
SNS運用に関わるアカウントは2025年3月31日、「最近フォロワーが急に減ったという方へ——数日前に大規模なボット削除が行われた可能性があり、減ったのはボットかもしれない」と発信しており、この投稿がボット削除説の根拠としてたびたび引用されてきた。

障害情報サイトのDowndetectorには目立った報告の増加はなく、Xの公式アカウントからも障害アナウンスは出ていない。
公式の沈黙がかえってユーザーの憶測を呼んだ格好だ。

原因として挙がった3つの仮説

今回の現象を巡っては、SNS上でいくつかの説が飛び交った。

① 表示バグ説

最も有力視されているのが「フォロワー一覧の表示ロジックに不具合が生じた」という説だ。
フォロワー一覧の並び順を「新しい順」に変更すると数字が正常に戻ったという報告が複数あり、バックエンドのデータは正しくても、フロントエンドの集計・表示部分でズレが生じていた可能性がある。

② スパムアカウントのクリーンアップ説

Xは2024年4月にスパムアカウント排除の強化を正式発表しており、現在も定期的にボット・スパムアカウントを削除している。
その影響でフォロワー数が減ることがあり、「スパムアカウントがフォロワーにいた場合、削除と同時に数字が落ちる」というのは以前から知られた現象だ。
今回もこの定期クリーンアップが重なった可能性は否定できない。

③ 誤フォロー解除説

Xのアプリアップデートや操作ミスにより、意図せずフォロー解除が発生したケースも一部報告されている。
「勝手にフォローが外れるバグが多発している。
相手にフォローを外されたと思っても、しばらく様子を見てほしい」という呼びかけも広まった。

https://x.com/nuncexstat/status/1769205610011378115

ただしこれは個別事象であり、大規模な集団的現象の説明にはなりにくい。
なお、5月15日のXは、東海岸時間の深夜帯に障害報告のスパイクがあったことが一部のモニタリングサービスで記録されており、同時刻帯の挙動に何らかの処理が走っていた可能性がある。

「新しい順」への切り替えが回避策として広まる

実際に試して効果があったという声を受け、SNS上では以下の手順が拡散した。

  1. Xのフォロワー一覧を開く
  2. 右上の並び替えアイコン(▼)をタップ
  3. 「新しい順」を選択
  4. 数字が正しく表示されるか確認する

もっとも、これは表示のリフレッシュに近い操作であり、数字がそもそも正しいのかどうかを確認するための手段だ。
根本的な解決策ではなく、あくまで「表示がおかしいときのリセット手順」として覚えておくのが正確だろう。

フォロワー数表示は以前から”不安定”だった

実はXのフォロワー数表示は、以前から厳密な数字をリアルタイムで追うには向いていないとも言われてきた。

Xはスパムアカウントの大規模排除を定期的に実施しており、2024年4月のアナウンス時点で「フォロワー数が変化する場合もある」と明言している。
また、2025年11月以降、Xアプリの「フォロー中」タイムラインの表示順を「新しい順」「人気」から選べる仕様変更が段階的に導入され、2026年1月にはブラウザ版にも展開された。
この時期に投稿の表示ロジックがたびたび変更されていたこと自体が、他の一覧表示にも不具合が波及しやすい土壌になっていた可能性はある。

スパムクリーンアップ・アルゴリズム更新・表示ロジック変更——これらが重なったタイミングで「フォロワーが減った」という体感が生まれやすくなっていると考えると、今回の現象はある種の「必然的な混乱」だったとも読める。

さらに深掘りしたい方へ

まとめ

5月15日前後のXフォロワー急減騒動は、表示バグ・スパムクリーンアップ・仕様変更が重なったタイミングで起きた「一時的な混乱」である可能性が高い。
フォロワー一覧を「新しい順」に切り替えて数字が戻るならバグ起因の可能性が高く、戻らない場合はスパムアカウント削除の影響と考えるのが現実的だ。

【訂正】(2026年8月21日)
公開当初の記述に誤りがありました(2025年3月31日付のロコテック氏の投稿を、5月15日を中心に起きたとされる今回のフォロワー急減騒動の裏付け情報として提示)。
一次情報を確認したところ投稿ID(1906653425619837182)をSnowflake形式でデコードすると投稿日時は2025-03-31 10:22:55 UTCであり、記事が主題とする5月15日の約1ヶ月半前。
ツイート本文自体(数日前に大規模なボット削除が行われた/減ったのはボットの可能性)は実在し記事の要約とも概ね一致するが、記事はこれを『今回の騒動』の文脈で直後に置き、日付を示さないまま『情報を発信し、多くのリポストを集めた』と現在進行形寄りに紹介しており、5月15日時点の反応であるかのように読める。
実際は約1.5ヶ月前の投稿であり、5月の騒動時に改めて拡散されたという裏付けは見つからない。
該当箇所を修正しています。
読者のみなさまにお詫びして訂正いたします。