「俺はゲイじゃないです」——PS5独占『Marvel’s Wolverine』発売、剛毛キャラの”脇ツルツル”にファンがざわついた理由
「俺はゲイじゃないです」。
そんな一文を含む投稿が、発売直後のPS5独占タイトルをめぐって1,000件超のいいねを集めました。
話題の中心は、ストーリーでも戦闘の派手さでもなく、主人公の体毛の量です。
Insomniac Games開発の『Marvel’s Wolverine』が2026年9月15日に発売されました。
この記事では、発売初日にXで交わされた2つの反応をきっかけに、キャラクターデザインへのこだわりと、意外なところで盛り上がっている環境デザインの作り込みを深掘りします。
先に結論をまとめると:
– PS5独占『Marvel’s Wolverine』が9月15日に発売、開発はInsomniac Games
– 主人公ウルヴァリンの体毛表現をめぐり、ファンの間で賛否が分かれている
– ゲーム内で再現された新宿の街並みには、架空の看板ネタまで作り込まれている
Xで何が話題になっているのか
発売日当日、あるファンが自身のXに「両津勘吉みたいに剛毛なウルヴァリンが脇ツルツルの毛無しなの有り得ない」と投稿しました。
原作コミックや過去の映像作品では、ウルヴァリンは全身が毛深いキャラクターとして描かれることが多く、今作のモデリングではその体毛表現が控えめになっている点に違和感を覚えたようです。
投稿には戦闘中とみられるスクリーンショットが添えられており、腕や首元など肌が露出した部分があるウルヴァリンの姿が写っています。
たしかに露出している腕に目立った体毛は見当たらず、投稿者の指摘は的外れとは言い切れません。
両津勘吉みたいに剛毛なウルヴァリンが脇ツルツルの毛無しなの有り得ない。
— バーバオ (@babao_fan) 2026年9月16日
俺はゲイじゃないです。
令和に雄の軟弱化が顕著な中で、漢としての尊厳を取り戻す毛深い野獣キャラなのに、ここをオミットするのは理解ってない。
俺はゲイじゃないです。… pic.twitter.com/Y2n12V0gX1
冗談交じりの投稿ながら、7件の引用が付き、キャラクターデザインの解釈をめぐる小さな論争になりました。
ただ、体毛の有無だけがこのゲームの話題ではありません。
もう一つ、意外な場所でファンの目を引いているポイントがあります。
調べて分かったこと
なぜ体毛表現が変わったのか?
Insomniac Gamesへのインタビューでは、今作について「Insomniacならではのウルヴァリン」を描くことを重視したと語られています(4Gamerのインタビュー記事より)。
過去のコミックや映画とは異なる解釈でキャラクターを作り込む方針が明言されており、体毛表現の簡略化もその解釈の一部と考えられます。
ゲームエンジン上での質感表現や、モーションキャプチャーとの兼ね合いで簡略化されるケースは珍しくなく、公式が体毛量そのものについて言及した情報は確認できていません。
新宿の再現はどこまで本気なのか?
もう一つ、発売日にXで注目を集めたのが、ゲーム内に再現された新宿の街並みです。
あるプレイヤーは、屋上から見下ろす新宿の看板群を写した一枚とともに、ゲーム内の架空広告をネタにした投稿をしています。
ウルヴァリンは糖味噌らてらてガールズ、
— キリオ (@you05x) 2026年9月16日
「等々力とまとてんぷら」を応援しています#WolverinePS5 pic.twitter.com/ITDSj1aVDB
写真を見ると、ウルヴァリンが見上げる巨大なデジタルサイネージに「糠味噌らてらてガールズの等々力とまとてんぷら」という架空のご当地アイドル×飲食店コラボ広告が描き込まれています。
実在の新宿にありそうでない、ゲームオリジナルのジョークです。
Insomniac Gamesは本作の制作にあたり、日本でロケハンを実施し、新宿の街並みをどう解釈してゲーム世界に落とし込むか検討を重ねたと明かしています(PlayStation公式ブログの制作裏側記事より)。
看板の1枚1枚まで架空のネタを仕込む作り込みは、単なる背景美術を超えて「探す楽しみ」を用意している証拠といえそうです。
Shiritomo GAME編集部の考察
体毛表現への違和感と、架空看板への感心は一見すると別の話題ですが、根っこは同じです。
プレイヤーは「見た目のディテール」を非常に細かく観察しており、それが好意的な発見であれ違和感であれ、SNSで即座に言語化されます。
海外スタジオが日本を舞台にしたゲームを作る際、街並みの精度は「ロケハンをしたかどうか」がプレイヤーに伝わるかどうかの分水嶺になりやすく、今回の看板ネタはその成功例といえるでしょう。
一方でキャラクターの身体表現は、原作ファンの記憶にある「らしさ」との照合作業がSNS上で行われるため、些細な差分でも話題化しやすい構造があります。
今後、海外制作の日本ローカライズ作品が増えるほど、こうした「意図した改変」と「単なる技術的都合」の見分けがつきにくい議論は繰り返されそうです。
まとめ
『Marvel’s Wolverine』は発売初日から、ストーリーや戦闘だけでなく、キャラクターデザインや環境の作り込みという細部でもXの話題を集めています。
遊びながら看板の隅々まで見てみると、思わぬ発見があるかもしれません。
この記事で取り上げた製品
Marvel’s Wolverine PS5
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