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「本を買ったことがなかった」投稿者が、Gemini Notebookのためだけに買う気になった理由

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年8月30日 更新
「本を買ったことがなかった」投稿者が、Gemini Notebookのためだけに買う気になった理由

これまでGoogle Play Booksで本を買ったことがなかった人が、AIツールのためだけに”初めての電子書籍購入”を検討しています。
そんな小さな行動の変化が、いま起きています。
きっかけはGemini Notebookに追加された新機能でした。

結論から言うと
– Googleは8月27日、AIリサーチツール「Gemini Notebook」に「Expert Intelligence」を追加し、Google Play Booksの対象電子書籍10万冊以上をノートブックに直接取り込めるようにした
– Penguin Random HouseやO’Reilly Mediaなど大手出版社の書籍が対象で、内容をもとに質問・インフォグラフィック生成・音声解説・クイズ作成までこなせる
– 日本語書籍は現時点では対象外で、英語書籍中心のラインナップが今後どこまで広がるかが焦点になっている

Xでの盛り上がり

この新機能を実際に試した投稿者の反応が、機能の本質を端的に表していました。

「Google Play書籍を直接、Gemini Notebookに追加できる新機能。
まだ洋書だけでラインナップは少ないけど、これはなかなか強いのでは?と思う。
Google Playで書籍なんて買ったことなかったけど、Gemini Notebookのために買ってみようかな」——ラインナップが洋書中心という制約を認めつつも、「このためなら書籍を買ってもいい」と思わせる手応えがあったことがうかがえる投稿です。
この機能はITmedia NEWSも記事として取り上げました。
単なる一部ユーザーの盛り上がりにとどまらない注目度の高さがわかります。

調べて分かったこと

何ができるようになったのか

Expert Intelligenceを使うと、Google Play Booksで購入済みの対象書籍を追加できます。
ジャンルを問わず、そのままGemini Notebookのソースにできる点が特徴です。
追加した書籍の内容をもとに、質問への回答生成やインフォグラフィック作成が可能です。
音声解説や理解度チェック用のクイズも作らせられます。
自分のメモや画像といった手持ちの資料と組み合わせて、分析させることもできます。
専門書の内容を”読む”だけでなく”対話しながら理解する”という体験に近づいています。
信頼できる情報源をAIの回答に反映させる取り組みの一環として位置づけられている点も特徴です。

日本語ユーザーにとっての限界と、それでも続く関心

現時点では対応書籍が英語書籍中心で、日本語書籍は現時点では対象外です。
ここは実際に試した投稿者も指摘しているとおり、今のところ弱点として残っています。
ただし、この手のツールへの関心自体は一時的なブームではありません。
Gemini Notebookの前身にあたる「NotebookLM」は、「notebooklm使い方」という検索キーワードだけで月間2万件超の検索が続いているとされています。
跳ねているわけではなく、安定して調べられ続けているテーマです。
つまり「ノートブック型AIをどう使いこなすか」という困りごとは、常に一定数存在しているということです。
Expert Intelligenceのような新機能が追加されるたびに、その使い方を知りたい人が繰り返し検索する土壌が、すでにできています。
日本語書籍対応が進めば、この継続需要の上に一気に利用が広がる可能性があります。

Shiritomo編集部の考察

読書とAIの組み合わせというと「要約してもらう」程度のイメージを持たれがちです。
ですが出版社の書籍を直接ソースにできるという点は、単なる要約ツールとは一線を画します。
信頼できる情報源に基づいて回答させる、という設計思想が透けて見えるからです。
洋書中心という制約はありますが、「このために本を買う」という行動変化が実際に起きているのは、機能そのものの説得力が伴っている証拠だと感じます。
日本語書籍の対応が進むかどうかが、今後この機能が一部の熱心なユーザーの間で終わるか、より広い読書体験の変化につながるかの分かれ目になりそうです。

まとめ

Gemini NotebookのExpert Intelligenceは、Google Play Booksの対象書籍を扱えます。
書籍をそのままAIの分析対象にできる機能です。
洋書中心という制約はあるものの、実際に試したユーザーからは「このために書籍を買いたくなる」という声が上がっています。
ノートブック型AIの使い方そのものへの関心は、すでに継続的な検索需要として存在しています。
日本語書籍対応の広がり次第で、読書体験そのものを変える機能に育つ可能性がありそうです。

さらに深掘りしたい方へ

Gemini Notebook(NotebookLM)を使ったことがない方は、まずは手持ちのPDFやメモを取り込んでみてください。
要約や音声解説を作らせるところから試すと、Expert Intelligenceの便利さがより実感しやすくなります。