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「押すだけ」で終わらせない——Gemini Notebookのマインドマップが「神プロンプト」で仕事の地図に変わる理由

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年7月25日 更新
「押すだけ」で終わらせない——Gemini Notebookのマインドマップが「神プロンプト」で仕事の地図に変わる理由

第1階層は「何で分けるか」、第2階層は「どう整理するか」、第3階層は「何を置くか」。
たった3行、この順番を先に決めるだけで、押すだけで作った図が「きれいだけど使いにくい」から「仕事で使える地図」に変わる——そんな話が、7月23日ごろからXで急速に広がっています。
資料の要約や整理にAIツールを使っている人なら、この工夫は今日から試せる内容です。

先に結論をまとめると:
– Gemini Notebook(旧NotebookLM)のマインドマップ機能は、資料をアップロードしてボタンを押すだけで自動生成できるが、そのままだと「きれいだが実用性に欠ける」図になりがち
– AIインフルエンサーの@ai_jitan氏が公開した「階層ごとに指示を与えるプロンプト」で、論点分解や意思決定ツリーなど実務用途に最適化できると話題に
– 一部ではGeminiの性能低下や幻覚(事実と異なる情報を生成すること)を指摘する声もあり、ソースに基づく回答という前提を理解した上で使う必要がある

300いいね超えのスレッドが火をつけた「マインドマップ改造」ブーム

7月23日夜、AI活用の発信で知られる@ai_jitan氏が投稿したスレッドが、Xで300を超えるいいねを集めました。

投稿の中身は、GoogleのAIリサーチツール「Gemini Notebook」(今年7月にNotebookLMから改称)が持つマインドマップ機能を、10パターンのカスタムプロンプトで使い倒す方法です。
資料をアップロードしてボタンを押すだけで図は自動生成されますが、それだけでは「なんとなくきれいな図」で終わってしまう——そう感じていたユーザーは多かったようで、投稿には「本当に神」「渾身のプロンプトを大公開」といった反応が相次ぎました。
ただ、なぜ「ボタンを押すだけ」だとうまくいかないのか、実際の仕組みを追ってみると、その理由が見えてきます。

調べて分かったこと

なぜ「ただ押すだけ」だと使いにくいのか?

Gemini Notebookのマインドマップは、Google公式のヘルプページでも「カスタマイズアイコンを選択して、言語を選ぶかプロンプトボックスを使ってカスタマイズできる」機能として案内されています。
つまり、指示を与えずに生成すると、AIが独自の基準で階層を決めてしまうということです。
この点について、Xではこんな整理が共有されていました。

第1階層で「何を軸に分けるか」、第2階層で「どう整理するか」、第3階層で「何を置くか」を先に決めてから生成する
この3層構造を先出しするだけで、図の意味合いがまったく変わってくるといいます。
会議資料の論点分解や、意思決定に必要な選択肢の整理など、目的に応じて軸を変えられるのがポイントです。
@ai_jitan氏のスレッドが評価されていたのも、この「先に軸を決める」発想を、具体的な10パターンのテンプレートとして誰でもコピペで使えるようにした点にありました。

実務ではどう使われているのか?

実際の活用例も、Xには次々と投稿されています。
小学生向けの読書感想文指導をしているという教育系アカウントは、こんな使い方を紹介していました。

読書感想文をAIに丸ごと書かせると一発でバレてしまいますが、マインドマップで話の全体像だけをつかんでから、自分の言葉で書き進めるという使い方なら、AIは「地図係」に徹してくれます。
ビジネス用途でも、タスクログを読み込ませて「イマイチ全体が見えないもの」と「概要を把握できたもの」を比較した投稿があり、マインドマップは複数ある出力形式の中でも実用性が高いと評価されていました。

一方で、注意点を挙げる声もあります。
Geminiは以前から性能低下や幻覚(事実と異なる内容を生成すること)を指摘されることがあり、マインドマップも万能ではありません。
Gemini Notebookはアップロードした資料そのものを根拠に回答する設計になっているため、この「ソース依存」の仕組みを理解した上で使うことが、誤情報を防ぐ鍵になりそうです。

Shiritomo編集部の考察:明日からやることは2つ

この「先に軸を決めてから生成する」という発想は、SNS運用やコンテンツ企画にもそのまま応用できます。
ひとつは、投稿企画やキャンペーンの構成案を作る際に、いきなりAIに丸投げするのではなく「第1階層=ターゲット層」「第2階層=訴求軸」「第3階層=具体施策」のように軸を先出しして依頼すること。
もうひとつは、複数の競合アカウントや過去投稿のログを読み込ませて可視化する用途です。
エンゲージメント分析や過去キャンペーンの振り返りは、テキストの羅列よりも図にした方が全体像をつかみやすく、チーム内での共有もスムーズになります。
Instagramの分析ツールでも似た「階層指定型」の可視化機能が徐々に広がっており、資料を「読ませる」から「地図として見せる」への移行は、AI活用全般のトレンドと言えそうです。

まとめ

Gemini Notebookのマインドマップは、押すだけの機能から「軸を指定して使う」機能へと使い方が進化しつつあります。
ただし幻覚のリスクも踏まえ、ソースに基づく出力であることを理解した上で活用するのが安心です。

さらに深掘りしたい方へ

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マインドマップ機能のカスタマイズ方法は、Google公式のGemini Notebookヘルプページでも案内されています。
プロンプトを工夫する前に、まず公式の操作方法を確認しておくのもおすすめです。