「ザシアンより使われてた」ゴリランダーが、9月9日のZメガシンカ解禁で再び刺さる理由
くさタイプ単体のゴリランダーが、かつて『ポケモン ソード・シールド』のダイマックス期に、伝説のポケモンであるザシアンや黒バドレックス、サンダーより高い使用率で首位に立っていたシーズンがある——。
そんな投稿が1,700件を超える「いいね」を集めています。
投稿されたのは8月31日。
同じ日に、アメリカ・サンフランシスコで開催されていた「ポケモンワールドチャンピオンシップス2026」(WCS2026)のゲーム部門が幕を閉じ、対戦特化タイトル『ポケモンチャンピオンズ』の初代世界王者が決まったばかりのタイミングでした。
配信者たちは大会の余韻そのままに視聴者参加型のランクバトルを次々に開き、Xのタイムラインはポケモン談義で埋まっています。
対戦経験がなくても、9月9日から何が変わるのかを押さえておくと、これから始める人にも、今のランクマッチを眺めている人にも話が早くなるはずです。
先に結論をまとめると:
– WCS2026マスターカテゴリはヤマザキタクマ選手が制し、『ポケモンチャンピオンズ』の初代世界王者に輝いた
– 9月9日から新レギュレーション「M-C」(12月2日まで)が始まり、メガアブソルZ・メガルカリオZ・メガガブリアスZの3体が新たに使用可能になる
– 同じレギュレーションでゴリランダーやセグレイブも新規解禁され、剣盾時代に猛威を振るったポケモンが現行環境に戻ってくる
ヤマザキタクマ選手が初代世界王者に、配信も一斉に盛り上がった
『ポケモンチャンピオンズ』は2026年4月にNintendo Switch版が、6月にはスマートフォン版が基本プレイ無料で配信された、スカウトしたポケモンですぐに対戦へ挑めるバトル特化タイトルです。
8月28日から30日(現地時間)にサンフランシスコで開かれたWCS2026のゲーム部門マスターカテゴリでは、国内王者のオオニヒロシ選手とヤマザキタクマ選手による日本人対決がフルセットまでもつれ込み、ヤマザキタクマ選手が制しました。
Poke_Champ_jpの公式アカウントも、決勝の様子を振り返る投稿を出しています。
「ポケモンWCS2026」ゲーム部門、マスターカテゴリのチャンピオンは【TAKUMA YAMAZAKI選手】!
— ポケモンチャンピオンズ【公式】 (@Poke_Champ_jp) 2026年8月31日
白熱の決勝戦はこちらから見返せるぞ!https://t.co/dU6xvGTzve#ポケモンチャンピオンズ #PokemonWorlds pic.twitter.com/WBQJsl2noN
ジュニアカテゴリはKAZUKI KAGE選手、シニアカテゴリはVIKRAM THIAGARAJAN選手が優勝しており、3部門すべてのチャンピオンが出そろったこの日、配信者やプレイヤーの投稿が一気に増えました。
「特性が発表されたメガZ3組」を紹介する投稿には5,000件近い「いいね」がつき、大会の熱気がそのままゲーム内の新要素への関心に流れ込んでいる様子がうかがえます。
ただ、この盛り上がりの中身をよく見ると、単なる大会結果の余韻だけでは説明がつきません。
9月9日に控える環境の変化そのものが、話題の中心にあるからです。
9月9日から何が変わるのか
なぜこのタイミングでレギュレーションが変わるのか?
9月9日から12月2日10時59分まで、新しい対戦ルール「レギュレーションM-C」が適用されます。
これまでのM-A・M-Bで使えたポケモンに加え、メガアブソルZ・メガルカリオZ・メガガブリアスZという「Z」の名を冠したメガシンカ(対戦中に姿を変え能力が大きく上がる仕組み)ポケモンが新たに使用可能になることが、開発元から公式に発表されました。
あわせて、ゴリランダーやセグレイブといったポケモンの新規解禁も告知されています。
メガシンカ3体の特性も判明しており、メガルカリオZは本作初登場となる「はどうのぼうご」(接触攻撃で受けるダメージが半減)、メガガブリアスZは「ふゆう」(じめんタイプの技を無効化)、メガアブソルZは「きれあじ」(相手を切る技の威力が1.5倍)を持ちます。
ファンアートを交えてこの3体を紹介した投稿には、4,800件超の「いいね」がつきました。
特性が発表されたメガZ3組 #ポケモンチャンピオンズ pic.twitter.com/0KmVxDqezN
— 真鍋 陽 (@manabe822) 2026年8月31日
一部のメディアは、公開映像に伝説級ポケモンのヒードランが映っていたことから準伝説ポケモンの追加解禁も予想していますが、これは記者の推測であり、9月1日時点で公式が明言した情報ではありません。
断定は避けたいところです。
ゴリランダーはなぜ「剣盾最強」と言われていたのか?
Xで大きな反響を呼んだのは、このゴリランダーの「過去」でした。
投稿者は剣盾のダイマックス対戦環境で、くさタイプ単体のゴリランダーが使用率ランキング1位に立っていたシーズンがあったと紹介し、当時の順位表と思われる画像を添付しています。
画像には、ゴリランダーを1位に、ウーラオス、ランドロス、ザシアン、サンダーが続く並びが写っていました。
剣盾時代のゴリランダーを知らないプレイヤーに言っておくと…
— キョウヘイ🫒 (@pokequiz_kyohei) 2026年8月31日
ダイジェット黄金時代。なんと。
くさ単タイプで使用率1位に輝いてます。
ザシアン、黒バド、サンダーより使われてたシーズンがありました。#ポケモンチャンピオンズ#ゴリランダー pic.twitter.com/Uj5hMigXdL
この使用率の数字自体は投稿者個人が示したものなので一次資料としての裏は取れていませんが、ゴリランダーが強力な打撃技「ウッドハンマー」と高い基礎ステータスを併せ持ち、伝説のポケモンに頼らず戦えるくさタイプとして長く支持されてきたのは対戦シーンでは知られた話です。
今回の新レギュレーションでその「剣盾世代の顔」が現行タイトルに合流することが、ベテランプレイヤーの記憶を刺激し、投稿の広がりにつながったと見られます。
剣盾時代を知る層と、チャンピオンズから対戦を始めた層の両方が反応したことが、拡散の幅を広げた形です。
Shiritomo GAME編集部の考察:季節ごとの「環境変化」が視聴と参加をつなぐ
今回の一連の動きを見ると、WCS2026という単発の大型大会と、9月9日のレギュレーション更新という定期的な仕組みが、意図せずうまく重なったことが分かります。
競技シーンで話題になったポケモンやチャンピオンの戦い方は、そのまま「次のシーズンで自分も使えるか」という関心に直結しやすく、大会直後にレギュレーション更新の話題が伸びたのは自然な流れです。
対戦系タイトルにおける定期的なルール改定は、他の競技ゲームでも新シーズン・新パッチのたびに同じ現象が起きます。
『ポケモンチャンピオンズ』が基本無料でスカウト制という参入障壁の低さを持つぶん、大会を見た人がそのままアプリを開いて自分でも試せる距離の近さが、今回のような配信ラッシュを後押ししたと考えられます。
今後も大型大会の直後にレギュレーション更新が重なるタイミングは、SNS上の関心が一気に集まりやすいポイントとして注目しておく価値がありそうです。
まとめ
WCS2026でヤマザキタクマ選手が初代世界王者に輝いたのを機に、『ポケモンチャンピオンズ』は9月9日からのレギュレーションM-Cでメガアブソルズ・メガルカリオZ・メガガブリアスZ、そして剣盾世代の顔だったゴリランダーやセグレイブを迎え入れます。
大会の熱気と環境変化のタイミングが重なったことが、今回のXでの盛り上がりを後押ししたと言えそうです。
