X-Twitter 読了 6 分

「フォローしてるのに全部見えない」Xプロフィールに不満続出、直し方はあるのか

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月2日 更新
「フォローしてるのに全部見えない」Xプロフィールに不満続出、直し方はあるのか

「フォローしてるかたのポストは全部表示されてほしい」。
8月末から9月にかけて、Xでこうした声が相次いでいます。
誰かのプロフィールを開いて「ポスト」タブを見ても、実際の投稿数より明らかに少ない件数しか並ばない——そんな報告が、企業アカウントも含めて広がっています。
SNSを運用している人にとっては、自分の投稿がフォロワーのタイムラインだけでなく、プロフィール上でも意図せず間引かれている可能性がある話です。
何が起きているのか、確認できる範囲で整理してみました。

先に結論をまとめると:
– Xのプロフィール「ポスト」タブで、投稿がデフォルトで一部しか表示されない不具合が8月末から報告されている
– タブを「すべて」に切り替えれば全投稿が表示される、という回避策が複数のユーザーから共有されている
– X側の公式なアナウンスはなく、エンジニアとみられる人物の返信から断片的に事情がうかがえる程度にとどまる

Xプロフィールで相次ぐ「投稿が消えた」報告

きっかけの一つになったのが、次の投稿です。

フォローしている相手のページを開いても、ポストボタンから「すべて」を選ばない限り全投稿が表示されない——という内容で、同じ症状を訴える投稿はここ数日で複数見つかりました。
中には「最近のX、最新ポストが表示されない事があるよね?何度かブラウザをリロードすると表示されるけれど」と、リロードで一時的に直るケースを報告する声もあります。
単なる一時的な表示崩れなのか、それとも仕様変更の一部なのか。
この点をもう少し掘り下げてみます。

調べて分かったこと

なぜポストが間引かれるのか?

Xは2026年7月中旬、プロフィール欄のUIを大きく変更し、投稿を種類ごとに「ポスト」「返信」「リポスト」などのタブへ再編しました。
この再編自体は好意的に受け止められていましたが、その後8月末にかけて、今度は「ポスト」タブそのものが投稿を選別して表示するようになった、という報告が増えています。
Xでは以前から「フォロー中」タイムラインで投稿を間引いて表示する仕様が指摘されており、同じ選別のロジックがホームだけでなく、個別のプロフィールページにも及んでいるのではないか、と見る向きがあります

技術的な手がかりも見つかりました。
プロフィール表示に関する投稿への返信の中で、Xのプロダクトエンジニアを名乗るMridul Singhai氏が、長年使われてきた社内の検索基盤「EarlyBird」を置き換えた影響で一部にバグが出ており、特定のデータセンターが影響を受けたと説明している場面がありました。

このやり取りによれば、投稿自体はフィードや投稿詳細ページでは引き続き表示されており、復旧作業もほぼ完了していたとのことです。
ただし、この説明はあくまで一つの返信の中で語られたものであり、X公式のヘルプページなどで正式に案内された内容ではない点には注意が必要です。
プロフィールの表示ロジック変更と、内部システムの置き換えに伴う一時的な不具合が、同時に絡み合って起きている可能性がありそうです。

今すぐ直す方法はあるのか?

実際に「直った」と報告している投稿もあります。

投稿者は「何がきっかけなのかは全くわかりませんが」と前置きしつつ、過去の投稿も含めて表示されるようになったと報告しています。
もう一つの手がかりが、halamidonさんの投稿にもあった「すべて」タブへの切り替えです。
プロフィールの「ポスト」ボタンを開き、選択肢を「すべて」に変更すると、選別前の全投稿が表示されるという報告が複数のユーザーから上がっており、現時点ではこれが最も再現性のある回避策といえそうです。
ただし、この操作を毎回手動でやらなければならないこと自体が、不満の種になっています。

この選別、企業アカウントにも影響するのか?

見過ごせないのが、フォロー中タブの間引きをめぐって以前から指摘されている「苦手なコンテンツを見せない仕組みと、フォローした人の投稿を漏れなく届ける仕組みは、そもそも相性が悪い」という視点です。
次の投稿は、この構造的な矛盾を的確に言い当てています。

「流石にTL間引きすごくてびっくりしてる」という書き出しから、「エコーチェンバー(自分と似た意見ばかりに囲まれる状態)を防ぐのと、苦手コンテンツを自衛するのって、相性が悪いね」と続く投稿で、選別の目的そのものに疑問を投げかける内容になっています。
企業やブランドの公式アカウントを運用している場合、フォロワーが「フォローしているのに投稿が流れてこない」状態は、リーチの目減りに直結しかねません。
プロフィールを見に来たユーザーにも投稿が届いていない可能性がある以上、更新頻度や通知だけに頼らない情報発信の設計が必要になりそうです。

Shiritomo編集部の考察:「見えている」を前提にしない運用へ

今回の一件から見えてくるのは、SNS運用において「投稿すれば見てもらえる」という前提が、以前よりも成り立ちにくくなっているという構造です。
ホームのタイムライン表示だけでなく、プロフィールという「その人の投稿を確認しに来た人」向けの画面ですら選別がかかるとなると、フォロワーが能動的にアカウントを訪れても情報が届かないケースが起こり得ます。
企業アカウントの運用担当者は、単一の投稿の反応数だけで効果を判断せず、固定ポストやハイライト機能、外部の告知手段(メルマガ・LINE公式アカウントなど)を組み合わせて、重要な情報が「見えない」状態を前提にした冗長化を検討する時期に来ているのかもしれません。

まとめ

Xのプロフィール「ポスト」タブで投稿が間引かれる不具合は8月末から報告が相次いでいますが、公式な説明はまだ出ていません。
タブを「すべて」に切り替える回避策と、内部システム移行に伴う一時的な不具合という手がかりはあるものの、根本的な仕様なのか障害なのかは、現時点では判断がつかない状況です。

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