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「そしてトレンドにも入りました」──即完売を重ねたニシキヤ、新作マトンビリヤニの勝算

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月3日 更新
「そしてトレンドにも入りました」──即完売を重ねたニシキヤ、新作マトンビリヤニの勝算

950円、300g、数量限定。
レトルト食品メーカー「ニシキヤキッチン」の公式Xアカウントが2026年9月3日、新商品「マトンビリヤニ」の発売とあわせて打ったのは、フォロー&リポストで応募するキャンペーンでした。
投稿には自ら「バズった💥ビリヤニ」と書き添えられています。
SNS運用やマーケティングに関わる方であれば、「新商品の発売告知に、なぜあえてキャンペーンを重ねるのか」が気になるところではないでしょうか。
今回はこの投稿の中身と、その背景にある実績を確かめてみました。

先に結論をまとめると:
– マトンビリヤニは先行商品「チキンビリヤニ」「野菜ビリヤニ」の大ヒットを受けた後継商品で、過去作は完売と再販を7回繰り返した実績を持つ
– キャンペーンは「フォロー&リポスト」という応募ハードルの低い設計で、実績のある人気シリーズの拡散力に乗せる形になっている
– 発売告知の投稿自体で「トレンド入り」に触れるなど、数字の実績を前面に出す伝え方が一貫している

発売初日に打たれたフォロー&リポストキャンペーン

ニシキヤキッチンの公式アカウント(@nishikiya)が投稿したのは、マトンビリヤニとカレー3種のセットを抽選で5名にプレゼントする企画です。
応募方法は「アカウントをフォローし、投稿をリポストする」というシンプルなもので、応募締切は9月9日(水)23時59分まで。
あわせて「#ニシキヤ新マトンビリヤニ」のハッシュタグで、ビリヤニを食べたことがあるかどうかを聞く問いかけも添えられていました。

「/バズった💥ビリヤニに新しい味わい!マトンビリヤニ新発売記念キャンペーン✨\」から始まるこの投稿は、記事執筆時点で764いいね・2,213リポスト・411件の引用・320件の返信を集めています。

引用リポストには発売を心待ちにしていた声が並びました。
「先日おうちで初めて作りました😊 何だか新しい食べ物ですがこれから定番になりそうな予感✨️」というコメントもあり、実際に手に取ったユーザーの反応も見て取れます。

ただ、キャンペーン単体を見ただけでは「よくある新商品プロモーション」に見えるかもしれません。
なぜこの会社が、発売のたびにここまで反応を集められるのか。
そこで、シリーズのこれまでの経緯を調べてみました。

なぜ「バズった」と自称できるのか?

調べてみると、ニシキヤキッチンのビリヤニシリーズには裏付けとなる実績がありました。
運営する株式会社にしき食品(宮城県岩沼市)のプレスリリースによれば、先行商品の「チキンビリヤニ」「野菜ビリヤニ」(発売時は各680円、現在は各890円)は2024年9月5日に発売され、開発期間およそ2年をかけたニシキヤキッチン初の米飯レトルト商品でした。

その人気はプレスリリースの表現を借りると、「予定数量が2週間で完売。
その後30分で完売するなど7回の再販を繰り返した」
というものです。
SNSでの話題化をきっかけにテレビでも紹介され、2024年12月にはフジテレビ系「めざましテレビ」でも取り上げられました。
今回のマトンビリヤニは、この人気シリーズに寄せられた「マトンビリヤニが食べたい」という声を受けて開発された商品だとされています。

つまり今回のキャンペーン投稿にあった「バズった💥ビリヤニ」という一言は、誇張ではなく、実際に繰り返し完売してきた過去の実績を踏まえた言葉だったことになります。
発売当日の朝には、同じアカウントから続報も投稿されていました。

「発売前から、たくさんの方が楽しみにしてくださり…!」に続けて「そしてトレンドにも入りました👏」と添えられており、発売直後の反応の大きさそのものを、次の告知材料として使っている様子がうかがえます。

マトンビリヤニ自体はどんな商品なのか?

マトンビリヤニは本場インドに倣ってバスマティライスを使用し、味付けはマトンのみとシンプルに仕込まれた一皿です。
爽やかなミントの香りが特徴とされ、レンジや湯せんで温めるだけで食べられる点はシリーズ共通の手軽さを引き継いでいます。
位置づけとしては、インドに限らず世界各地の料理を発掘していく新プロジェクト「旅する料理研究所」の始動を記念した商品とされており、単なる新フレーバー追加ではなく、ブランドの新しい方向性を示す商品として発売された形です。

売り切れたら、次はどう追えばいいのか?

先行するチキンビリヤニ・野菜ビリヤニは、完売後に公式オンラインショップで再販日時を告知し、その回もまた短時間で完売するというサイクルを繰り返してきました。
マトンビリヤニも「数量限定」との発表であるため、同じ流れをたどる可能性があります。
次回の入荷や再販の情報は、公式オンラインショップ(nishikiya-shop.com)の新着情報で随時発表される形が定着しているようです。
今回のキャンペーンをきっかけに気になった方は、公式サイトを定期的に確認しておくとよさそうです。

Shiritomo編集部の考察:実績を「見せる」設計

このキャンペーンで注目したいのは、賞品の豪華さよりも、過去の完売実績を告知文脈に組み込んでいる点です。
「バズった」と自ら書き、発売直後には「トレンド入り」に言及する。
これは単なる誇張表現ではなく、SNS上で目にした人に対して「他の人もすでに反応している商品だ」という社会的証明を、投稿の中で完結させる設計だと読めます。

フォロー&リポストという応募条件も、賞品の魅力だけに頼らず、既存シリーズの人気そのものを拡散力に変換する仕組みです。
新商品単体では実績がなくても、「シリーズとしての実績」を前面に出すことで、初めて見る読者にも参加する動機を作っている点は、単発の新商品プロモーションを考える担当者にとって参考になる設計ではないでしょうか。
過去の成功をどう「言葉」にして次の告知に載せるかは、賞品設計と同じくらい効果を左右しそうです。

まとめ

数量限定のマトンビリヤニは、繰り返し完売してきたチキンビリヤニ・野菜ビリヤニの実績を土台に、フォロー&リポストというシンプルな設計で拡散を狙ったキャンペーンでした。
実績の「見せ方」まで含めて告知に組み込む姿勢が、今回の反応の大きさにつながっているようです。

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