ドラクエもイオンも登壇——Google Cloud Next Tokyo ’26が東京ビッグサイトで開幕
7月30日午前10時、東京ビッグサイトの扉が開きました。
2日間で200を超えるセッションが用意され、生成AIの最新事例を求めるエンジニアやビジネスパーソンが会場に集まっています。
「Google Cloud Next Tokyo ’26」の開幕です。
基調講演のテーマは「AIがもたらすビジネスの進化へ 次世代ビジョンを描く」。
単なる新製品発表会ではなく、国内企業が実際にAIをどう業務へ組み込んでいるかを見せる場になっているのが特徴です。
自社でAI活用を検討している人にとっては、他社の実例を知る絶好の機会。
今回はどんな顔ぶれが登壇し、何が語られているのかを調べてみました。

先に結論をまとめると:
– Google Cloud Next Tokyo ’26は7月30〜31日、東京ビッグサイトで開催中。
200以上のセッションとExpoを展開
– Day1基調講演のテーマは「AIがもたらすビジネスの進化へ 次世代ビジョンを描く」で、Gemini関連の最新アップデートを紹介
– スクウェア・エニックス、イオンリテール、日本テレビなど国内大手企業が自社のAI活用事例を発表
前日から高まっていた期待、Xでも開幕を告知
開幕前日の7月29日、Google Cloud Japanの公式アカウントは会場入りする参加者へ向けてこう呼びかけていました。
「明日から東京ビッグサイトにて『Google Cloud Next Tokyo 26』を開催します。
厳しい暑さの中、会場へ足をお運びいただく皆様に感謝申し上げます」。
Google Cloud では、明日から東京ビッグサイトにて「Google Cloud Next Tokyo 26」を開催します。厳しい暑さの中、会場へ足をお運びいただく皆様に感謝申し上げます。お気をつけてお越しください。#GoogleCloudNext
— Google Cloud Japan (@googlecloud_jp) 2026年7月29日
・2026 年 7 月 30 日(木)、31 日(金)
・東京ビッグサイト 南展示棟 / 会議棟
真夏の開催ということもあり、現地参加への気遣いがにじむ投稿です。
ただ、参加者が本当に知りたいのは会場の暑さ対策よりも中身のはず。
基調講演やセッションで具体的に何が語られているのか、詳しく見ていきます。
調べて分かったこと
基調講演では何が語られているのか?
Day1の基調講演は10時から11時30分まで、「AIフルスタック環境」(AIの開発からデータ基盤、実行環境までを一括で提供する仕組み)と呼ばれるGoogle Cloudの最新の製品アップデートが紹介されています。
Geminiモデルの進化や、それを使ったAIエージェントの構築方法、Google Workspaceを軸にした新しい働き方などが軸となる内容です。
あわせて、国内企業のリーダーによるAI活用の実例や、今後の成長戦略に関する議論も予定されています。
基調講演はオンラインでもライブ配信されており、現地チケットが完売していても内容を追うことが可能です。
開催の1週間ほど前、Google Cloud Japanの公式アカウントは「来週はGoogle Cloud Next Tokyo開催✨」と、最新の生成AIとクラウド技術を体感できる場になると予告していました。
来週は Google Cloud Next Tokyo 開催✨
— Google Cloud Japan (@googlecloud_jp) 2026年7月21日
最新の生成 AI と Google Cloud のテクノロジーを一緒にキャッチアップしましょう。
🟦 7/30(木)、7/31(金)
⬜東京ビッグサイト 南展示棟
💁プログラムガイドはこちらhttps://t.co/1IVWWKQijf#GoogleCloudNext🗼 pic.twitter.com/iHc4vTs40R
国内企業はどんな事例を披露しているのか?
今回とくに目を引くのが、業界の異なる大手企業が同じ会場で自社のAI活用を語る点です。
- スクウェア・エニックスは「『ドラゴンクエストX オンライン』の世界観を守り抜くGemini実装の全貌」と題し、ゲーム運用でGeminiを”相棒”として使う技術を紹介(7月30日12:00〜)
- イオンリテールは「AIで『探す手間』を『選ぶ楽しさ』へ」というテーマで、実店舗とデジタルを組み合わせた1500万人規模の1to1パーソナライズ体験を解説(7月31日12:00〜)
- 日本テレビ放送網は「コンテンツど真ん中を人とAIで創る」として、生成AIを使ったクリエイティブ・マーケティング戦略を語る予定(7月31日17:00〜)
ゲーム運用、小売の接客、放送コンテンツ制作と、業種はばらばらでも「AIを現場の実務に組み込む」という共通点が見えてきます。
多くのセッションは当日のライブ配信がなく事前登録が必須のため、気になる回がある人は早めの申し込みが必要です。
Shiritomo編集部の考察:事例が”横並び”で見られる価値
SNS運用やマーケティングの現場にいると、こうしたカンファレンスの価値は「新機能を知ること」よりも「同じ課題を持つ他社がどう解決したか」を横並びで比較できる点にあると感じます。
ドラクエの世界観維持、イオンの膨大な顧客への個別対応、日テレのコンテンツ制作——それぞれ抱えている課題も規模も違いますが、共通するのは「人手だけでは追いつかない部分をAIに任せる」という発想です。
自社での導入を考える際も、業種の近い企業の事例をひとつ深掘りして真似るより、異なる業種の解決アプローチを組み合わせるほうがヒントになることが多いものです。
今回のように多業種の事例が同時に見られる機会は、そうした発想の幅を広げる好機といえるでしょう。
まとめ
Google Cloud Next Tokyo ’26が東京ビッグサイトで開幕し、Geminiの最新アップデートとあわせて、ゲーム・小売・放送といった多様な業種のAI活用事例が披露されています。
オンライン配信もあるため、現地に行けなくても内容を追うことができそうです。
