「新DLCがくるううううううう」と叫んだ実況者が、TGS特番でウィッチャー3を語る理由
9月18日、東京ゲームショウ2026のビジネスデイに、1時間だけの特別配信枠が用意されています。
タイトルは『ウィッチャー3 新作拡張パックを待ちながら』。
時間は12時30分から13時30分まで。
呼ばれたゲストは、格闘ゲームの世界王者・梅原大吾氏と、ゲーム実況者のおついち氏の2人です。
RPGの祭典に、なぜ格闘ゲームの選手が呼ばれるのか。
気になったので、リマスター版・新拡張パックの中身とあわせて調べてみました。
ゲームの続報を追っている方、TGSの見どころを探している方には、開催前に知っておくと得する情報だと思います。
先に結論をまとめると:
– 『ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター』は9月29日配信で、既存所有者は無料アップグレード対象です
– 完全新作の拡張パック『追憶の調べ』は発売2027年で、TGS特番はその前哨戦という位置づけです
– ゲストのおついち氏はCD PROJEKT RED公認の実況実績があり、梅原大吾氏の起用理由は公式発表では明かされていません
東京ゲームショウで届く「特別配信」、その中身
きっかけは、CD PROJEKT RED Japanの公式アカウント(@CDPRJP)が投稿した1本の告知でした。
東京ゲームショウ会場から『ウィッチャー3』特別配信番組が決定したこと、『ウィッチャー』ファンであるおついち氏・梅原大吾氏をゲストに迎え、リマスターと新作拡張パック『追憶の調べ』の最新情報を届けることが書かれています。
投稿には1,000件を超えるいいねが付き、インプレッションも14万を超えました。
添付された告知画像には、テキストには書かれていない情報も載っています。
ゲストは3人で、おついち氏・梅原大吾氏に加え、CD PROJEKT RED アソシエイトカントリーディレクター(日本担当)の本間覚氏が並んでいました。
放送タイトルは『ウィッチャー3 新作拡張パックを待ちながら』、日時は9月18日12時30分から13時30分までの1時間です。
東京ゲームショウ会場から『ウィッチャー3』特別配信番組が決定🎉🎉
— CD PROJEKT RED – Japan (@CDPRJP) 2026年9月9日
『ウィッチャー』ファンであるおついち氏・梅原大吾氏をゲストに迎え、『リマスター』と新作拡張パック『追憶の調べ』最新情報をお届けします!ぜひご覧ください🔥
🔻配信場所https://t.co/doJ4JtSJrFhttps://t.co/PSmute2HEa pic.twitter.com/6Jf9qcxLV2
これだけ見ると「発表イベントの告知」で終わってしまいます。
ただ、リマスター版と拡張パックは発売時期がまったく違うという点が気になり、そこから一次情報を確認していきました。
調べて分かったこと
リマスターと拡張パック、それぞれ何が新しいのか?
まず『ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター』です。
発売日はすでに確定していて、9月29日配信。
既存の『ウィッチャー3』所有者(Steam・GOG・Epic Games Store・PS5・Xbox Series X|S)には無料アップグレードとして提供されます。
戦闘やスキルツリーが刷新され、新しいフィニッシュムーブやフォトモード(撮影機能)も追加。
ふたつの既存拡張パック(「無情なる心」「血塗られた美酒」)も収録された、いわば決定版という位置づけです。
Nintendo Switch 2版も同日に登場し、30〜40fps(フレームレート:1秒間に描画される画面の枚数)で動作し、マウスやジャイロ操作にも対応するとされています。
一方、新拡張パック『追憶の調べ』は話が別です。
こちらは完全新作のボリュームを持つ拡張パックで、CD PROJEKT REDと、同社出身のベテラン開発者が集まったスタジオ「Fool’s Theory」の共同開発。
規模は過去の拡張パック「血塗られた美酒」相当とされ、発売は2027年です。
つまり、9月18日のTGS特番は「9月29日の発売直前イベント」ではなく、「2027年発売の拡張パックに向けた前哨戦」に近い企画ということになります。
なぜ格闘ゲームの梅原大吾氏が呼ばれたのか?
ここが最も気になった点でした。
CD PROJEKT RED Japanの発表では、おついち氏・梅原大吾氏の2人をまとめて「『ウィッチャー』ファン」と紹介しているだけで、選定理由の詳しい説明はありません。
おついち氏については裏付けが見つかります。
『ウィッチャー3』本編をエンディングまで実況し、CD PROJEKT RED公認の企画として拡張パック「血塗られた美酒」の実況生放送イベントにも参加した実績があります。
新拡張パックが発表された5月には、感嘆符を9個並べて叫ぶような投稿で喜びを表していました。
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
— おついち (@otsuichich) 2026年5月27日
新DLCがくるううううううう!!!!!
ありがとうございます😂#ウィッチャー3 https://t.co/651CJotp5X
一方、梅原大吾氏がどの程度『ウィッチャー3』をプレイしてきたのかは、今回の検索範囲では確認できませんでした。
格闘ゲームの世界的な実績で知られる選手が、なぜRPGの特番に呼ばれたのか。
公式には明かされていない部分なので、ここは断定せず「ファンとして紹介されている」という事実だけにとどめておきます。
自分の環境は無料アップグレードの対象になる?
継続して聞かれそうな疑問にも触れておきます。
PC(Steam・GOG・Epic Games Store)・PS5・Xbox Series X|S版の『ウィッチャー3』をすでに持っている場合は、追加費用なしで9月29日以降にリマスター版へアップグレードできる見込みです。
ただし、PS4版からPS5版へ、あるいはNintendo Switch版からSwitch 2版への切り替えには、別途費用(100円程度)がかかるとされています。
パッケージ版の予約開始日については、記事執筆時点では公式の発表が見当たりませんでした。
Shiritomo GAME編集部の考察:TGSは「待たせている間」の設計そのもの
発売から11年が経つ『ウィッチャー3』を、拡張パック発売の1年以上前からTGSの目玉企画に据える。
これは単なる懐古商法ではなく、長期間ファンを離さないための「待たせ方」の設計と見るのが自然です。
無料リマスターで既存ユーザーを一度呼び戻し、新拡張の情報を小出しにしながら次回作『ウィッチャー4』への期待も温める。
ゲームプレイヤーの体験として見ても、追加費用なしで戦闘やビジュアルが刷新されるのは、久しぶりに手を伸ばす良いきっかけになりそうです。
ゲスト起用の観点では、ゲーム実況者だけでなく格闘ゲーム界のトップ選手を巻き込んだことにも意味があります。
RPGファン層だけに閉じず、eスポーツ層の目にも触れる導線を作る狙いがあるのではないでしょうか。
理由が公式に説明されていない以上は推測の域を出ませんが、TGSという「普段ゲームをそこまで追っていない層も来場するイベント」を選んだこと自体が、露出範囲を広げる設計として筋が通っています。
まとめ
『ウィッチャー3』は9月29日に無料リマスターへ生まれ変わり、2027年には完全新作の拡張パック『追憶の調べ』が控えています。
9月18日のTGS特番は、その間をつなぐ布石です。
おついち氏の実績は確認できた一方、梅原大吾氏の起用理由は公式発表からは読み取れませんでした。
配信本編で語られる内容に注目です。
さらに深掘りしたい方へ
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