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「これは本当にサッカーなのか!?」――『キャプテン翼2 WORLD FIGHTERS』、レビューが分かれた理由

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年8月29日 更新
「これは本当にサッカーなのか!?」――『キャプテン翼2 WORLD FIGHTERS』、レビューが分かれた理由
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「世界よ。
これがサッカーだ。」――バンダイナムコの公式アカウントが発売当日となる8月27日午前0時過ぎ、この一文を投稿しました。
予告動画に映るのは、選手同士がぶつかり合った瞬間に炎の狼が浮かび上がる、明らかに現実のサッカーとは違う光景です。

同日8月27日、『キャプテン翼2 WORLD FIGHTERS』はPS5・Switch・Xbox Series X|Sで発売されました。
前作『キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS』から約6年ぶりとなる家庭用ゲームの完全新作です。
発売直後からXでは実況者やファンの投稿が相次ぎ、公式のキャンペーンも巻き込んで話題が広がりました。
ただ、盛り上がりの一方でレビューには賛否も出ています。
ゲームを買おうか迷っている人にとっては、「どこがすごくて、どこが引っかかるのか」が一番知りたいところではないでしょうか。
この記事では、Xの反応と一次情報を突き合わせて、その中身を見ていきます。

先に結論をまとめると:
– PS5・Switch・Xbox Series X|Sは8月27日、Steam版は翌28日に発売。
22カ国110人以上の選手、150種類以上の新規ムーブを収録し、高橋陽一氏監修の「ワールドユース編」オリジナルストーリーも遊べる大型作品です
– 批評家レビューはOpenCritic集計で平均78点(23媒体中61%が推奨)と好評寄り。
一方でSteamのユーザーレビューは「賛否両論」(128件中52%が好評)と評価が割れています
– 不満の中心は操作面とテンポで、CPU戦での防御挙動や、試合が進むにつれて単調に感じるという声がSteamコミュニティに上がっています

Xで広がった発売直後の熱気

発売を告げる公式ツイートは25万回以上表示され、780件以上のいいねを集めました。
文面は短く、「世界よ。
これがサッカーだ。」というキャッチコピーと、YouTubeで公開された予告動画への案内だけです。
それでも「予測不能な試合展開を生み出すネオサッカーアクションをその手で体感せよ」という一文には、このゲームが目指す方向性がはっきり表れています。

同じタイミングで、公式は発売記念のフォロー&リポストキャンペーンも展開していました。
抽選で124名にキャストの直筆サイン色紙が当たる企画で、8万9千回以上の表示、2,900件を超えるリポストを集めています。
ゲーム本編そのものより先に、キャンペーン投稿の拡散力が目立った格好です。
ただ、こうした数字はあくまで「発売を知った人がどれだけ多かったか」を示すもので、ゲームの中身がどう評価されているかとは別の話です。
そこで、実際に遊んだ人たちの声と一次情報を調べてみました。

調べて分かったこと

何がどれくらい進化したのか

今作の目玉は、ボリュームの大幅な増加です。
参戦する国は22カ国、プレイアブルキャラクターは110人以上、新たに追加されたムーブ(必殺技や演出パターン)は150種類を超えるとされています。
ストーリーモードには、原作の「ワールドユース編」を舞台に、原作者・高橋陽一氏が監修したオリジナル展開を描く専用モードが用意されました。
過去のゲーム化作品では描かれなかった試合や選手同士のやり取りを、シリーズファンが新鮮な気持ちで追える構成になっているようです。

PlayStation公式のこのツイートでも「フィールド上のアクションやボリュームが前作から大幅にパワーアップ」と紹介されており、増量そのものは公式・プレイヤー双方が認めるポイントといえそうです。
声優の佐藤拓也さん(日向小次郎役)をはじめとするキャスト陣も、発売にあわせて作品への思いを寄せたコメントを公開しているようですが、具体的な発言内容までは一次情報で確認できていません。
ここは断定を避けておきます。

評価は本当に割れているのか

レビュー集計サイトOpenCritic(23媒体の批評家レビューを集計)を見ると、平均スコアは78点で、61%の批評家が「おすすめ」と評価しています。
数字だけ見れば十分に高評価です。

一方で、Steamのユーザーレビューは「賛否両論」の判定になっており、記事執筆時点で128件のレビューのうち好評は52%にとどまります。
批評家評価とユーザー評価のあいだに開きがあることになります。

「これは本当にサッカーなのか!?!?!?」というこの投稿は、ちょうどこのギャップを言い当てているように見えます。
炎や光のエフェクトが飛び交う演出は、サッカーゲームというよりバトルアクションに近いと受け止める人がいるのも無理はありません。
実際、Steamのコミュニティ掲示板では、CPUレベル5に設定しても加速やクロス(横パス方向への守備対応)がうまく機能しないという操作面の指摘や、試合を重ねるうちに展開が「単調になってきた」というテンポへの不満が投稿されています。
これらはあくまで発売直後のプレイヤーの声であり、公式が正式に認めた不具合ではない点には注意が必要です。

こうした声を踏まえると、このゲームの評価が割れる理由は「サッカーとしての精度」と「原作の名場面を再現する演出」のどちらを求めて買ったかで変わってくるようです。
原作ファンが期待する必殺技の応酬や高橋作品らしい過剰な演出を求める人には刺さりやすく、対戦ゲームとしての手触りや駆け引きの精度を求める人には物足りなさが残る、という構図が浮かび上がります。

Shiritomo GAME編集部の考察

キャプテン翼シリーズのゲーム化が繰り返し支持されてきたのは、そもそも「リアルなサッカー」を目指していないからだと考えられます。
原作漫画自体が、選手の体が浮き上がるほどのシュートや、必殺技同士のぶつかり合いを魅力にしてきた作品です。
ゲーム版がその文法を踏襲する以上、CPUの防御挙動や試合のテンポに不満が出ても、それは「サッカーとしての完成度」への不満であって、「キャプテン翼らしさ」への不満とは必ずしも一致しません。
実際、批評家評価(78点・61%推奨)とユーザー評価(52%好評)のあいだに開きが出たのも、評価軸がずれていることの表れではないでしょうか。

シリーズものの新作を追いかけるうえで参考になるのは、こうした「軸のずれ」が起きたときにどちらの評価を重く見るかです。
原作ファン向けの演出とゲームとしての手触りは、どうしても両立が難しい部分があります。
今作を検討している人は、批評家評価の高さだけでなく、Steamコミュニティに投稿されている実プレイの声にも一度目を通してから判断すると、購入後のギャップを減らせそうです。

まとめ

『キャプテン翼2 WORLD FIGHTERS』は、選手数・新規ムーブ・オリジナルストーリーのすべてで前作から大きく増量した完全新作として発売されました。
批評家からの評価は高い一方、Steamのユーザーレビューでは操作性やテンポへの不満も出ており、評価が一枚岩ではないのが実情です。
派手な必殺技演出を求めるファンにとっては満足度の高い一本になりそうですが、対戦の精度を重視する人は、購入前にプレイヤーの生の声も確認しておくとよさそうです。

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ゲームの詳しい仕様やキャラクター情報は『キャプテン翼2 WORLD FIGHTERS』公式サイトにまとまっています。
批評家レビューの詳細はOpenCriticの集計ページ、Steam版の価格やユーザーレビューはSteamストアページで確認できます。