Xの投稿「いいね」一覧がタップで見えなくなった仕様変更、長押しでの確認方法
2026年7月19日、自分の投稿についたハートマークをタップしても、いいねしたアカウントの一覧が直接表示されなくなったという声がXで相次いでいます。
これまで当たり前にできていた「誰がいいねしてくれたか」の確認が、ある朝を境に急にできなくなった格好です。
SNSを運用している方や日常的にエンゲージメントを目視でチェックしている方にとっては、地味に業務フローへ影響する変更ではないでしょうか。
この記事では、何が起きたのか、代わりにどう確認すればいいのか、そして運用面でどう向き合うべきかを整理します。
先に結論をまとめると:
– 自分の投稿のハートマークをタップしても、いいねしたアカウント一覧はもう出てきません
– ハートマークまたはリポストボタンを長押しし、「いいねしたアカウント」を選ぶと従来通り確認できます
– 通知一覧には残らない古いいいねも、この長押し経由なら遡って確認可能です
タップでは消えた「いいねしたアカウント」一覧
これまでは、自分の投稿のハートマークをタップするだけで、いいねしたアカウントの一覧がその場で開きました。
フォロワーの反応をこまめにチェックしている運用担当者にとっては、ごく日常的な操作だったはずです。
それが今回のUI更新で、タップしても一覧が開かない仕様に変わりました。
対処法自体はシンプルです。
ハートマークを長押しするか、リポストボタンを長押しして表示されるメニューから「いいねしたアカウント」を選べば、これまで通りアカウント一覧が確認できます。
しかも、通知欄には残らない古いいいねまで遡って見られるという点は、地味ながら見逃せないポイントです。
通知だけを頼りにしていると、通知期間を過ぎた古いいいねの反応は追えなくなっていた可能性があります。

反応は割れています。
「いつも通りタップしたのに何も起きない」と戸惑う声が多く上がる一方で、長押しという代替手段にたどり着いたユーザーからは「操作が変わっただけで一覧自体は消えていなかった」と安堵する声も見られました。
突然仕様が変わったように見えて、実際には情報そのものは残っているというのが実態のようです。
ただ、なぜこのタイミングでタップから長押しへと操作が変更されたのか、そこが気になるところです。
調べて分かったこと
なぜ今回、こうした変更が入ったのか?
X上での断定的な公式発表は今のところ確認できていませんが、ここ数年のXの「いいね」まわりの仕様変更を振り返ると、ひとつの流れが見えてきます。
X Corp Japanの公式アカウントは2024年6月、プライバシー保護を理由に「他の人が誰の投稿にいいねをしたかを見ることはできなくなった」と発表しました。
これにより、自分以外のユーザーのいいね履歴は非公開になっています。
さらに2026年5月には、iOS版のアップデートでプロフィール画面にあった「いいね」タブが廃止され、左上のアイコンから開く「履歴」メニューへ移動したことが複数のメディアで報じられました(Android版・PC版は当時変更なしとされています)。
今回の「タップでは見えず長押しが必要」という変更も、こうした一連の流れの延長線上にあると考えられます。
単純なタップで反応を確認できる導線を減らし、長押しやメニュー経由の操作へ誘導する方向性が続いているようです。

長押しは実務上の代替手段として十分なのか?
機能そのものが失われたわけではない、という点は運用上重要です。
長押しで開く「いいねしたアカウント」一覧は、これまでタップで見ていたものと同じ情報を含んでいると見られ、しかも通知に残らない古いいいねまで遡れるとされています。
つまり情報の網羅性という意味では、むしろ従来より確認できる範囲が広がった可能性があります。
一方で、操作の手数が一段階増えたことは無視できません。
投稿を見るたびに反応を目視確認する運用フローを組んでいる場合、タップ一発から長押しへの変更は、地味に確認作業のテンポを崩します。
日々多くの投稿をチェックする立場ほど、この変更の影響を体感しやすいはずです。
Shiritomo編集部の考察:手動チェックからの脱却を検討するタイミング
今回の変更で改めて浮き彫りになったのは、いいねしたアカウントの目視確認という運用フローが、Xの仕様変更ひとつで簡単に崩れる脆いプロセスだったという点です。
過去にもXは「いいね数」「リポスト数」の表示方法や、他人のいいね履歴の非公開化など、エンゲージメントの見え方を段階的に変えてきました。
今回の長押し化もその延長にあり、今後さらに操作導線が変わる可能性は十分あります。
明日からできることは2つです。
ひとつは、ポスト右上のメニューから開ける「ポストの反応を表示」機能や、Xの公式アナリティクスダッシュボードなど、タップ操作に依存しない確認経路を併用しておくこと。
もうひとつは、キャンペーン投稿やインフルエンサー施策のように「誰がいいねしたか」の把握が成果測定に直結する運用については、手動確認だけに頼らず記録を残す運用ルールをチームで共有しておくことです。
UIの変更は今後も起こり得る前提で、確認手段を1つに絞らない設計にしておくのが得策ではないでしょうか。
まとめ
自分の投稿の「いいねしたアカウント」一覧は、タップだけでは開けなくなりましたが、ハートマークかリポストボタンの長押しで従来通り確認できます。
情報自体は失われていないとはいえ、日々の運用フローに組み込んでいた人ほど、操作の変化には早めに慣れておく必要がありそうです。