「またツヨツヨを呼んでほしい」——佐久間大介×堂本剛の自撮り動画、”SNS限定”に11,000いいねが集まった理由
「またぜひツヨツヨを呼んでもらえたら嬉しいな」。
日本テレビ系トーク番組『サクサクヒムヒム』の公式Xアカウントが投稿した1本の自撮り動画に、こんな声が次々と寄せられました。
写っているのは番組MCの佐久間大介さん(Snow Man)と、この回のゲストである堂本剛さん。
投稿から半日足らずで1万1,000件を超えるいいねを集め、表示回数は31万を超えています。
投稿の見出しには「SNS限定 サクサクカメラ」の文字。
動画の続きはXの中で完結せず、動画配信サービス「TVer」に誘導する構成になっています。
番組公式アカウントを日常的に運用している方であれば、「なぜXだけで完結させず、わざわざ別サービスに送客するのか」が気になるところではないでしょうか。
この投稿の作りには、単発のバズを狙うのではなく、プラットフォームをまたいで視聴を積み上げる運用の工夫が見えてきます。
先に結論をまとめると:
– 「SNS限定」ラベル付きの自撮り動画をXで公開し、本編をTVerに誘導する構成で、Xの拡散力とTVerの視聴数の両方を伸ばす狙いが見える
– 佐久間大介さん(Snow Man)と堂本剛さんという、ファン層が重なりきらない2人の組み合わせが「またツヨツヨを呼んでほしい」という熱量の高いリプライを引き出した
– 番組公式アカウントは「TVer限定」「SNS限定」というラベルを日常的に使い分けており、今回が単発の施策ではなく継続運用のルールとして機能していることが過去投稿から確認できる
自撮り動画1本に集まった1万いいねの中身
投稿されたのは、佐久間さんが自分でカメラを構えて撮った縦型の自撮り動画です。
青い星型の装飾が並ぶセット内で、この回のテーマだった「ドン・キホーテ」の商品や見どころについて、2人でトークしながら深掘りする内容でした。
動画では、緊張した様子の佐久間さんに対して堂本さんが「いやいや緊張しないでよ」と柔らかく声をかける場面もあったと報じられています(THE FIRST TIMES)。
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— サクサクヒムヒム【日本テレビ】 (@sakusakuhimhim) 2026年8月18日
✨SNS限定 サクサクカメラ✨
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今回は!
『ドン・キホーテ』を深掘り!
サクサクが大先輩に大緊張!🫨
緊張しながらも
商品や情報をしっかり深堀りました!
ぜひTVerでご覧ください!✨
🌸『#サクサクヒムヒム』🍄
佐久間大介(Snow Man)
日村勇紀(バナナマン) https://t.co/lnRylfyV3x pic.twitter.com/IPB7Jjq56R
引用リポストには「大好きな2人が仲良く話してて幸せ」「剛くん優しいお人柄が滲み出ております」といった感想が並び、なかにはこんな声もありました。
自撮りでコメントまで…!色々と充実していて、放送前から放送後も楽しませていただいてます💜
— 𖡿ゆん𖡿٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ (@ABCHERI_yun24) 2026年8月19日
佐久間くんとのやりとりのリズムが心地よかったので、また堂本剛さんをゲストで呼んでいただけると嬉しいです🥰 https://t.co/2GE1MKNF7K
「またツヨツヨを呼んでほしい」というリクエストが複数のアカウントから独立して上がっているのが今回の特徴です。
単に「かわいい」で終わらず、次の展開を望む声が集まったことが、11,000超のいいねという数字の内訳を物語っています。
ただ、この投稿だけを見ていると「たまたま人気タレント同士の動画が伸びた」という印象で終わってしまいます。
そこで、番組アカウントが普段どんな投稿の作り方をしているのかを確認してみました。
なぜ「SNS限定」というラベルが効くのか?
『サクサクヒムヒム』の公式Xを遡ると、「TVer限定の配信完全版は固定ポストから見て欲しいんだメェ〜」という同じ言い回しの投稿が、これまでも繰り返し使われていることが分かります。
つまり今回の「SNS限定 サクサクカメラ」は思いつきの企画ではなく、Xでは短い予告・ハイライトだけを見せ、本編はTVerに誘導するという構成を毎回同じフォーマットで続けている運用です。
この構成が機能する理由はシンプルです。
Xの投稿だけで満足してしまうと、視聴者はTVerに移動する理由を失います。
逆に「ここから先はSNS限定」「TVerでしか見られない」と明示することで、続きが気になる人だけがTVerに移動する導線ができます。
番組側にとっては、Xの拡散力でリーチ(投稿が届いた人数の広がり)を稼ぎながら、実際の視聴数はTVer側でカウントできる、という役割分担になっているわけです。
なぜこの組み合わせに反応が集まったのか?
もう一つの要因は、佐久間大介さんと堂本剛さんという組み合わせそのものです。
佐久間さんはSnow Manのメンバーとして幅広い世代のファンを抱え、堂本剛さんはソロアーティストとして長いキャリアを持つ、いわば別々のファンダムに属する2人です。
今回のようにジャンルの異なるファン層が交差する組み合わせは、片方のファンだけでは生まれない量の引用リポストやリプライを呼び込みやすい傾向があります。
実際、引用リポストには佐久間さんのファンとみられるアカウントだけでなく、「#堂本剛」のハッシュタグを添えた投稿も混在していました。
Shiritomo編集部の考察:告知投稿の”型”を固定する効果
今回の投稿を見て興味深いのは、番組アカウントが「TVer限定」「SNS限定」という言い回しをほぼ定型文として使い続けている点です。
SNS運用では「毎回違う文言で新鮮さを出すべきだ」という考え方もありますが、逆に同じフォーマットを繰り返すことで、フォロワー側に「このアカウントの投稿には毎回”別の続き”がある」という期待値を学習させる効果が生まれます。
今回のようにゲストの組み合わせ自体が話題性を持つ回では、その期待値の積み重ねが一気に開花し、通常投稿の何倍もの反応につながったと考えられます。
SNS運用担当者が明日から取り入れられるとすれば、単発の話題性に頼るのではなく、「続きは別の場所にある」という導線の型を先に固定しておくことです。
話題性のある回が来たときに、その型がそのまま拡散のブースターとして働きます。
まとめ
「SNS限定」「TVer限定」という定番フォーマットに、佐久間大介さんと堂本剛さんという異なるファン層をまたぐ組み合わせが重なったことで、1本の自撮り動画が1万いいね超まで伸びました。
話題性そのものよりも、それを受け止める導線が普段からできていたことが、今回の広がり方の背景にありそうです。