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Bose有線イヤホン「ついに復活」、バッテリー不要で16,500円

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月26日 更新
Bose有線イヤホン「ついに復活」、バッテリー不要で16,500円

16,500円。
そこにバッテリーは入っていません。
10月23日に発売されたBoseの新型イヤホンは、充電という発想そのものを手放した一台でした。
予約開始の10月8日にe☆イヤホン、発売日の10月23日にヨドバシAkiba、その翌日にはヨドバシカメラの公式アカウントが相次いでXで取り上げ、ヨドバシカメラは「ついに復活」と紹介しています。
ワイヤレスイヤホンの紛失や電池切れに心当たりがある人には、無関係な話ではないかもしれません。

先に結論をまとめると:
– Boseが10月23日、USB-C接続で充電不要の有線イヤホン「Noise Cancelling Wired Earbuds」を16,500円で発売した
– バッテリーを搭載せず接続した端末から給電される設計で、電池切れや紛失による使えなくなるリスクが構造的に減る
– 価格.comのレビューでは音質とノイズキャンセリング性能が高評価だが、Lightning端子のiPhoneではOTGアダプターが必要になるという指摘もある

何が起きたのか

Boseの発売を最初にXで取り上げたのは、イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」でした。
予約が始まった10月8日、公式アカウントが充電不要で使える点を紹介しています。

「出た!?」という見出しの付け方からも、予約開始の時点で販売店側が驚きを持って受け止めていたことがうかがえます。
発売日の10月23日には、ヨドバシAkibaの売場アカウントが店頭での取り扱いを告知しました。

Type-C接続でスマホ・PC・ゲーム機に幅広く対応するという紹介文からも分かるとおり、Bluetoothでのペアリングを前提にしない設計が強調されています。
翌日にはヨドバシカメラの公式アカウントも「ついに復活」の文言で改めて紹介し、好評販売中だと伝えました。
ただ、ここまではあくまで販売側からの発信です。
実際どういう製品なのか、もう少し踏み込んで確認してみました。

調べて分かったこと

なぜ「有線」を選んだのか

Bose公式のプレスリリースによると、「Noise Cancelling Wired Earbuds」は左右に2基ずつ、合計4基のマイクを使っています。
これで「Bose QuietControl」ノイズキャンセリングを実現する仕組みです。
最大の特徴は、USB-C接続によって端末から直接給電されるため内蔵バッテリーを持たないことです。
充電の手間がない代わりに、電源はケーブルをつないでいる間だけという仕組みになります。

防水規格はIPX4相当(飛沫程度の水濡れに耐える防水性能)、ケーブル長は約1.3mです。
イヤーピースはS/M/Lの3サイズが付属し、アプリやペアリングなしでそのまま使える設計です。
カラーはブラック・ホワイトスモークに加え、数量限定のデュードロップミントも用意されました。
Bose自身、プレスリリースで「有線イヤホンがカルチャーとして再び注目を集める中」での投入だと説明しています。
ワイヤレスの便利さと引き換えに手放していた「つなげば必ず鳴る」という安心感を、あえて売りにした製品だと分かります。

実際の使い勝手はどうか

購入者のレビューが集まる価格.comを見ると、評価は上々です。
「BOSEらしい音作り」でボーカルや低音の充実感を評価する声があり、デフォルトのMサイズのイヤーピースで安定した装着感が得られるという指摘も見られました。
オフィスのような環境では周囲の雑音がほとんど聞こえなくなるほどノイズキャンセリングが効くとの評価もあります。

一方で、Lightning端子のiPhoneではそのままでは使えず、OTGアダプターを介する一手間が必要になるという指摘もありました。
Androidではマナーモード中に着信音が鳴らず、着信に気付きにくいという注意点も挙げられており、万能ではないようです。
それでも、バッテリー劣化を心配せずに長く使えることは、ワイヤレスイヤホンからの乗り換えを考える人にとって分かりやすい利点として挙げられています。

USB-C対応の有線イヤホンを選ぶなら

Google広告のキーワードプランナーによると、2026年9月時点で「有線イヤホンタイプc」は月間3万3,100件検索されています。
スマートフォンのイヤホンジャック廃止が進む中で、USB-C接続のイヤホン探し自体が定番の悩みになっているようです。
価格帯は数百円の格安モデルから今回のBoseのような1万円台まで幅広く、違いが出やすいのはノイズキャンセリングの有無とマイクの質です。
音楽や通話をどこまで重視するかで選ぶ基準は変わってきます。

Shiritomo GADGET編集部の考察

今回の発売で興味深いのは、Boseが有線イヤホンを「懐かしさ」ではなく「安心感」として売っていることです。
ワイヤレスイヤホンが主流になったことで、紛失・片耳故障・電池切れという新しい種類の不満が生まれ、その受け皿として有線が見直されています。
以前Shiritomo GADGETで取り上げた、有線イヤホンを使っているだけで「田舎者っぽい」と言われたという投稿に共感が集まり、ミュージシャンのピエール中野が後押しした一件も、同じ空気を映していました。

価格設計も示唆的です。
16,500円という値付けは、数百円の格安モデルとは明確に一線を引いています。
Boseは「安いから有線」ではなく、「音とノイズキャンセリングの質で選んでも有線は成立する」という主張をしているように見えます。
有線か無線かという対立ではなく、用途によって持ち替える選択肢が増えたと捉えるのが実情に近いのではないでしょうか。

まとめ

Boseが10月23日に発売した「Noise Cancelling Wired Earbuds」は、バッテリーを持たないUSB-C有線接続のイヤホンです。
ワイヤレスイヤホンの電池切れや紛失といった不満の受け皿になりそうな一台だと分かりました。
価格.comでの評価は高く、ノイズキャンセリングと音質は好評ですが、Lightning端子のiPhoneではOTGアダプターが必要になるなど使い勝手の細部も見えてきました。
有線イヤホン自体への関心が高まる中、Boseの次の一手にも注目したいところです。

さらに深掘りしたい方へ

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製品の詳細はBose公式プレスリリースで確認できます。
スペックの詳細はAV Watchの記事にまとめられています。