Nintendo Switch 読了 7 分

60fpsは出ているのに画質は妥協——Switch2版『CoD:MW4』ベータが突きつけたトレードオフ

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年8月27日 更新
60fpsは出ているのに画質は妥協——Switch2版『CoD:MW4』ベータが突きつけたトレードオフ
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「MW4のスナはMWシリーズっぽい感じがして、普段スナやらない人も楽しめるかもしれない」。
狙撃(スナイパー)未経験者にまでそう言わしめた投稿に、8,942件の「いいね」が集まっています。

舞台は『Call of Duty: Modern Warfare 4』のオープンベータ。
13年ぶりにNintendo Switch 2でシリーズ最新作を遊べるとあって、プレイヤーたちの投稿が相次いでいます。
ただし「快適に遊べている」という声の裏で、携帯機ならではの妥協点も見えてきました。
Switch 2でMW4を検討している人にとっては、見た目の代償を知っておいて損はありません。

先に結論をまとめると:
– Switch 2版はドック接続・携帯モードともに60fps付近を維持できているが、描画距離やテクスチャ、スコープ表示は他機種版より簡略化されている
– プレイヤーからは画質・銃声・武器カスタムの豊富さへの高評価が多い一方、TTK(Time To Kill:撃ち合いの決着までの速さ)の速さを指摘する声もある
– 8月29日から予約なしで誰でも参加できるウィークエンド2が開催され、ベータ史上初めてキャンペーンミッションも体験できる

Switch2版に集まった好意的な声

8月22日から26日にかけて、予約購入者向けの早期アクセス「ウィークエンド1」が実施されました。
この期間中、Switch 2でMW4を触ったプレイヤーからは動きのキビキビさや銃声の作り込みを評価する投稿が続出しています。

先ほどのスナイパー評のように、シリーズ経験者ではない層からも好反応が出ているのは象徴的です。

ただ、「動きが良い」「音が良い」という感触だけでは、携帯機であるSwitch 2がどうやってその快適さを実現しているのかは見えてきません。
実際の挙動を調べてみました。

調べて分かったこと

なぜ60fpsを維持できているのか?

ゲームメディアgazlogの検証記事によると、Switch 2版はドック接続時・携帯モード時のいずれも60fps付近での動作を維持できているとのことです。
ただし、その代償として画質面はPS5やXbox Series X|S版と比べて明確に落ちています。
描画距離は他機種より短く設定され、テクスチャは読み込みが遅れることがあり、敵モデルも簡略化されているそうです。
スコープを覗いた際の表示も不鮮明になりやすいといいます。

クロスプレイでPS5・Xbox勢と同じ試合に入る以上、この描画距離やスコープの見えにくさは索敵面で不利に働く可能性があると指摘されています。
もっとも携帯モードでは画面自体が小さくなるぶん、この不鮮明さが目立ちにくいという声もあり、遊ぶ環境次第で印象が変わりそうです。

ベータ史上初、キャンペーンが遊べる理由

今回のベータが過去作と一線を画すのは、マルチプレイヤーだけでなくキャンペーンミッションも体験できる点です。
Call of Duty Japan公式は「6つの新しいマルチプレイヤーマップで戦い、Call of Duty ベータ史上初めてキャンペーンミッションを体験せよ」と告知しています。

シリーズのベータといえばマルチプレイのみが定番でしたが、今回は発売前から作品のストーリー面の手応えまで確認できる設計です。
ベータの時点でキャンペーンに触れられるのは、Call of Duty Japan公式が明言する通りシリーズ初の試みです。

「TTKが速い」という指摘は何を意味するのか

やり込んだ上での評価をまとめた投稿も見られます。
画質の綺麗さ、足音や銃声の作り込み、武器カスタムのボリューム、エイムアシストの効き、反動の控えめさ、そして最初からひるみ耐性がある点は好意的に受け止められています。
一方で弱点として挙げられているのがTTKの速さです。

TTKが速いということは、撃ち合いで先に発見・命中させた側がそのまま瞬時に勝ちやすいということです。
索敵で不利になりやすいSwitch 2版にとっては、この仕様がなおさら影響しやすい組み合わせだと言えそうです。

参加条件は8月29日から誰でも無料に

早期アクセス「ウィークエンド1」は予約購入者限定でしたが、8月29日から9月2日(日本時間)に開催される「ウィークエンド2」は、予約の有無を問わず誰でも無料で参加できます。
Switch 2ユーザーもコードなしでそのままダウンロードして遊べる予定です。
10月23日にPS5・Xbox Series X|S・Nintendo Switch 2・PCで正式発売されます。

Shiritomo GAME編集部の考察

携帯機での60fps維持を優先し、描画距離やテクスチャを削るという判断は、Switch 2版に限った話ではなく、今後クロスプレイ前提のFPSが携帯ハードへ移植される際のひな形になりそうです。
フレームレートは体感に直結しますが、索敵に関わる情報量を削るとゲームバランス自体に影響します。
携帯機ユーザーが「快適に遊べる」ことと「対等に戦える」ことは、必ずしも一致しない点に注意が必要でしょう。
開発側が今後のアップデートで描画距離だけでも引き上げてくるか、正式発売までの調整を追う価値がありそうです。

まとめ

Switch 2版『CoD: MW4』はフレームレートの快適さで高評価を得つつ、画質面の簡略化というトレードオフを抱えています。
8月29日開始の無料ベータで、実際の見え方や操作感を自分の目で確かめてみるのがよさそうです。

この記事で取り上げた製品

Call of Duty Modern Warfare 4 Switch2

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