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Xで「読み込めない」と「リポストが消えた」が同時多発、企業アカウントが備えるべきこと

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年7月24日 更新
Xで「読み込めない」と「リポストが消えた」が同時多発、企業アカウントが備えるべきこと

「なぜ投稿とリポストが分かれているの」。
23日、Xのタイムラインにはそんな戸惑いの声が並びました。
同じ日、ポストが読み込めない、他人の投稿が表示されないという報告も重なっています。
原因は別々に見えて、実は最近続いているXのUI(ユーザーインターフェース:画面の見た目や操作の仕組み)変更が背景にあります。
SNSを仕事で使っている人にとっては、単なる「不具合の話」では済まない部分もあるので、何が起きているのか整理してみます。

先に結論をまとめると:
– Xでは23日前後、タイムラインの読み込みエラーの報告と、プロフィールの「Posts」「Reposts」タブ分離が重なり、ユーザーの間で混乱が広がっています
– Repostsタブの分離は公式アナウンスのないまま段階的に展開中の仕様変更で、リポストが従来のPostsタブ内では見えなくなります
– 企業・ブランドアカウントにとっては、リポストキャンペーンの見え方や第三者から見た拡散の可視性に影響する可能性があり、施策設計を見直す価値があります

Xで同時に起きた「読み込めない」と「見当たらない」

23日、日本国内のXユーザーからタイムラインや投稿の読み込みエラーが頻発しているという声が相次ぎました。
他人のポストが表示されない、フィードが途中で止まるといった報告です。
それと並行して話題になっていたのが、プロフィール画面の仕様変更でした。
これまで「Posts」タブに一緒に表示されていたリポスト(他人の投稿を自分のフォロワーに再共有する機能)が、「Reposts」という別タブに切り出されたのです。

この変更自体は、海外のX動向を追っているアカウント・Iorel氏が事前に予告していました。

X上では「プロフィールページの再設計は見た目だけの刷新ではない」として、サブスクライブ・DMボタンの位置変更や、Repostsタブの新設を挙げています。

「リポストしたのに見当たらない」という戸惑いの声が広がる一方、「分けられて神」という肯定的な意見も一部にあります
同じ変更でも、受け止め方が真っ二つに割れているのが今回の特徴です。
では、この分離は実際にどこまで広がっているのか、そして読み込みエラーとは本当に関係があるのか。
ここから一次情報を確かめてみました。

調べて分かったこと

Repostsタブ分離は本当に実装されているのか?

調べてみると、この変更はXから正式なプレスリリースやヘルプページの更新という形では発表されていないようです。
Iorel氏の投稿によれば、プロフィール再設計は一部ユーザーから段階的に展開されており、ヘッダーのボタンデザイン変更やフォロワー数下へのアクション移動と合わせて、Repostsタブが見えるようになったアカウントが出てきているとのことでした。

Xはこれまでも「Media」タブが「Videos」タブに置き換わるなど、事前告知なしにテスト的な表示変更を一部ユーザー向けに展開することがある企業として知られています。
今回のPosts/Reposts分離も、そうした段階的ロールアウト(一斉ではなく対象を絞って少しずつ機能を展開する手法)の一環と見るのが妥当そうです。
つまり、自分のアカウントでは見えていなくても、フォロワーの環境ではすでに切り替わっている可能性がある、ということになります。

実際に変更後のプロフィールを目にしたユーザーからは、戸惑いの声が上がっています。

投稿とリポストが分かれた理由が分からず、「サイトというよりアプリみたいに感じる」と違和感を表明する内容です。
エンゲージメント数(いいね数など)はこの投稿からは確認できませんでしたが、同様の反応は他のユーザーからも複数見られました。

読み込みエラーは今回の変更と関係があるのか?

もう一つの「読み込めない」報告については、7月23日前後に限定した公式な障害情報や大規模なダウン記録は見つかりませんでした。
Xでは月に何度か軽微な表示不具合が起きること自体は珍しくなく、その多くは数十分から数時間で自然に解消しているようです。
今回の件が、プロフィール再設計のロールアウトに伴うサーバー側の負荷や表示ロジックの切り替えと関係しているのかどうかは、現時点で断定できる材料がありません。
ただ、同じタイミングで「表示がおかしい」という報告が複数の切り口から重なったことで、ユーザー側は両方をひとまとめに「Xの調子が悪い」と受け止めた可能性はありそうです。

企業アカウントの運用にどう影響するのか?

ここがSNS運用者にとって一番気になる部分ではないでしょうか。
フォロー&リポストキャンペーン(フォローと指定投稿のリポストを条件に応募できる企画)を実施している企業アカウントの場合、これまでは自社プロフィールのPostsタブを見れば、自社投稿とユーザーからのリポストが混在した形で表示され、拡散の「にぎわい」が一目で伝わりました。
ところがリポストが別タブに切り出されると、初めてプロフィールを訪れたユーザーの目にはPostsタブ(オリジナル投稿のみ)しか映らなくなります。

これは、キャンペーンの参加実績や話題性を「パッと見の印象」で伝えにくくなる変化とも言えます。
フォロワーが実際に何件リポストしてくれたかを確認するには、わざわざRepostsタブを開く一手間が必要になるためです。
既存フォロワーであれば気にしないかもしれませんが、キャンペーンをきっかけに初めてアカウントを訪れる潜在顧客にとっては、この一手間がハードルになる可能性があります。

Shiritomo編集部の考察:明日からやることは2つ

今回の変更で見落とされがちなのは、「リポストが見えにくい」ことそのものより、拡散の証拠を提示する手段が一段階増えたという点です。
これまでプロフィールのPostsタブが果たしていた「にぎわいの可視化」という役割は、今後はRepostsタブ単体のURLを案内するか、リポストしてくれたユーザーの投稿をスクリーンショットや引用リポストで自社が再共有するといった、能動的な導線設計に置き換わっていく可能性があります。

過去にもInstagramがフィードとリールを分離した際、企業アカウント側は「どちらの導線に力を入れるか」を再設計する必要に迫られました。
今回のXの変更も構造としては近く、プラットフォーム側の表示ロジック変更は、運用側の投稿設計・計測設計に必ず波及します。
明日からできることとして、まずはキャンペーン告知文にRepostsタブへの直接リンクを添えること、次に自社のリポスト実績を定期的に引用リポストでまとめて可視化することの2点は、すぐに着手できる対策と言えそうです。

まとめ

Xの「読み込めない」報告と「Posts/Repostsタブ分離」は、それぞれ独立した現象である可能性が高いものの、同じタイミングで重なったことでユーザーの混乱を増幅させました。
企業アカウントにとっては、リポストの見え方が変わったことを前提に、キャンペーンの見せ方を見直すタイミングと言えるでしょう。

さらに深掘りしたい方へ

Xの仕様変更は今後も予告なく段階展開されることが多く、継続的なウォッチが欠かせません。
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