「ついに本家松平健さんと」——SixTONES公式が仕掛ける放送前の“SNS限定公開”
「ついに本家松平健さんとマツケンナンバー🕺 テンション上がりすぎちゃいました」。
2026年8月2日夜、日本テレビの公式X(旧Twitter)アカウント「Golden SixTONES」がこの一文を投稿すると、わずか数時間で7500件を超えるいいねが集まりました。
投稿の中身は番組本編ではなく、放送直前に公開された「収録の裏側」の一コマです。
この投稿を見て、SNS運用に携わる方の中には「なぜ本編前に、ネタバレになりかねない裏側をわざわざ見せるのか」と疑問に思う方もいるかもしれません。
実はこの一手、番組の視聴とSNSでの話題化を両方伸ばすために練られた、計算された仕掛けでした。
先に結論をまとめると:
– SixTONES冠番組「Golden SixTONES」の公式Xは、放送直前に「#GOスト」タグ付きで収録の裏側だけをSNS限定公開している
– 今回は松平健さんが名物ゲーム「マツケンナンバー」に初参戦したことを予告し、7500件超のいいねを獲得した
– 「本編を見なければ全貌がわからない」情報の出し方が、SNSでの拡散とテレビ視聴の両方を後押ししている
日曜午後9時、放送前に走った「裏側だけ」の投稿
「Golden SixTONES」は日本テレビが毎週日曜午後9時に放送する、SixTONESの冠バラエティ番組です。
2026年4月からレギュラー化された、グループとして初めての単独冠番組でもあります。

今回投稿されたのは、ゲストに松平健さん・千葉雄大さん・中条あやみさんを迎えた回の告知でした。
実際の投稿を見てみましょう。
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— Golden SixTONES 【公式】 (@GoldenSixTONES) 2026年8月2日
#GOスト の裏側🤭💎
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SNS限定公開!
ついに本家松平健さんとマツケンナンバー🕺
テンション上がりすぎちゃいました💦#GoldenSixTONES は
今夜9時から放送です★´- pic.twitter.com/wOdLJ95LcA
投稿文には「SNS限定公開」と明記されており、この裏側カットは番組本編では流れない、X上だけで見られる特典映像だとわかります。
「本家」という言葉が指すのは、松平健さんが自身の代表曲「マツケンサンバ」をモチーフにしたリズムゲーム「マツケンナンバー」に、ご本人として初めて参戦したことです。
ただ、この一投稿だけでは「なぜここまで反響が大きいのか」「毎回やっている手法なのか」までは見えてきません。
そこで、番組アカウントの過去の投稿もあわせて確認してみました。
この「放送前SNS限定公開」は毎週の定番なのか?
過去の投稿を確認すると、「Golden SixTONES」の公式アカウントは放送のたびに「#GOスト」というハッシュタグを付けて、収録の裏側や舞台の一部を放送前に公開していることがわかりました。
過去には人気アニメ映画とのコラボカットや、ゲストとの収録トークの一部を先出しした投稿も確認できます。
つまり今回の松平健さんの回に限った特別対応ではなく、番組が毎週続けている運用パターンだと言えます。
なぜ「ネタバレ気味の裏側」をわざわざ見せるのか?
一見すると、放送前に内容の一部を明かすのは「視聴の楽しみを奪う」ようにも思えます。
しかし実際には逆で、「気になるけれど全部はわからない」情報の出し方が、視聴とSNS拡散の両方を押し上げる仕掛けになっていると考えられます。
今回の投稿では「マツケンナンバー」というゲーム名と松平健さんの参戦だけが明かされ、実際にどんな展開になったのか、周りの反応がどうだったのかは本編を見るまでわかりません。
この「一部だけ見せて核心は伏せる」構成が、コメント欄やリポストでの「気になる」「絶対見る」という反応を誘発し、放送前のタイムラインでの話題化につながったのではないでしょうか。
加えて、松平健さんという「マツケンサンバ」で世代を超えて知られるベテラン芸能人が、SixTONESという若い世代のグループの番組に初参戦するという組み合わせ自体、ファン層を超えた反応を呼びやすい要素になっていたようです。
まとめ
「Golden SixTONES」公式アカウントは、放送前の「裏側だけSNS限定公開」という手法を毎週使い続けており、今回は松平健さんの初参戦という話題性の高さも重なって7500件超のいいねを集めました。
番組そのものではなく「放送前の数時間」をSNS上の話題作りに使うという設計は、テレビとSNSを一体で運用する公式アカウントの好例と言えるでしょう。
Shiritomo編集部の考察:SNS単体で見ずに「番組全体の設計」を見る
企業や番組の公式SNSアカウントを分析する際、投稿単体のいいね数だけを見て「バズった/バズらなかった」と判断してしまうと、本当の狙いを見誤ります。
今回のケースは、SNS投稿そのものの拡散が目的なのではなく、放送開始までの数時間でタイムライン上の期待値を高め、実際のリアルタイム視聴につなげることこそが本当の狙いだったと考えられます。
SNS運用担当者がこの手法から学べるのは、「毎回同じフォーマット(ハッシュタグ+裏側の一部公開)を徹底することで、フォロワー側に“今日もまた来た”という条件反射的な注目を作れる」という点です。
単発の目立つ投稿よりも、同じ型を毎週繰り返して期待値を積み上げていく運用は、テレビ番組に限らず、定期配信コンテンツを持つ企業アカウントすべてに応用できる考え方ではないでしょうか。
さらに深掘りしたい方へ
「Golden SixTONES」は日本テレビ系列で毎週日曜午後9時に放送されています。
番組の詳細は日本テレビの番組情報サイトでも確認できます。